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2007年09月24日(月) ルーファスウェインライト ハリウッド・ボウル ライブ雑感(1)




ルーファスライブ当日、昼間は「Release The Stars」の歌い出し、「Why do you keep all your stars in from your studio on Melrose Avenue?」でおなじみのメルローズ・アベニュー(なんというか渋谷と原宿を混ぜて平たくつぶしたような感じのとこでした)に出かけまして、フリマなんぞを眺めつつ「オールド・ハリウッド・イズ・オーバーだよウキウキ!」と過ごしておりました。
ちなみに私はその日、朝からやる気満々でルーファスのジュディTシャツ(マイクバージョン)を着ていたのですが、そしたら帰りのバスで、おじさんに「ちょっときみたち、今夜のルーファスのショウに行くの!?」と声をかけてもらえましたー!ワーイ!やったね!それと「ハリウッドボウルは寒いからジャケットが必要だよ!」ってアドバイスもいただいた。
しかもそのあと、ハリウッド通りがレッドカーペットで通行止めになったからバスが予定より手前で曲がるってこともおじさんが教えてくれました…。全然アナウンスなんて聞いてなかったから、あぶないとこでした!ありがとうおじさん…ルーファスファンはみんないい人だね…!

それからホテルでおめかしして、タクシーでハリウッドボウルへ出発ー。
ハリウッドボウルはちょっと山を登ったところにあるので、途中に続々と坂道を上っていく人の群れが見える。おしゃれしてたりラフだったり、様子はいろいろ。このへんからもういろいろとテンションがおかしい。急に奇声をあげたりする。

とりあえずこれに興奮。


Will Callで確保していたチケットを無事入手して、それから物販で大興奮。とりあえず超ステキなプログラム2部(ふっふっふ)に、煙草バージョンのTシャツ、ポスターを買う。Tシャツはオレンジの方がおしゃれっぽいけど黒Tシャツの背中にはいっている日付がどうしても好き!
あとは一応ジャケットは着ていたけどものすごい寒い予感がしたので、ハリウッドボウルの厚手肘掛けも購入。行く先々で金を使いまくる桐野さん。でもコンサート中は本気で寒かったので、これで命拾いしました…。

会場についてから、なんだかわたしは落ち着かなくって手が震えだしたりしてしまい、このままでは絶対パスポートか財布かチケットを落とすぜ!と思ったので、ヤニをしばいて一段落しようというNさんを急かし、とりあえず座席に行く。座席は、事前に調べた位置となんだか違って、下手側。しかもボックス席ってどんなんだろう〜と思っていたら、仕切られた柵のなかに4人用の椅子がぎゅうぎゅうに詰まってる。そこに備え付けの折りたたみ式テーブルがあって、早くきた人はみんな楽しく酒飲んだり食べたりしていました。その場で注文してボウイさんが料理を持ってきてくれるシステムもあれば、いかにもアメリカのピクニック!って感じのバスケットにワインやオードブルを詰めて持ってきている人もいて、すっごいすてきな雰囲気。
ちなみにNさんとはチケットを別々に買ったのにびっくりするほど近くて、斜め前のボックスでした!

しかしまあ周囲には余裕でわっはっはと飲み食いしてるひともいるのに、わたしといえばこれから生ルーファスかと思うと緊張してしまって席から動けませんでした。椅子がぎゅうぎゅうで物理的に動けなかったってのもあるけど。わたしのボックスの他の3人は家族らしくて、おじさんとおばさんとおばあさん。(自己紹介をしたけどどっちがシンディでどっちがナンシーかよくわからなかった。)家族でルーファスのコンサートだなんてステキだな。おばあさんは昔のジュディのショウに行ったことがあるようで、コンサートの途中で感激して涙を流したりしていました。



あとこの写真からもわかるように、けっこう年齢層が高いのよね〜。
カテゴリで分けるなら、年配のゲイか、若いゲイか、若いルーファスファンか、年配のジュディファンかって感じだった。ちなみに手前に見えるおっさんたちは、年配のゲイグループ。
コンサートの途中でいい雰囲気になって太ももをさすり合ったりしていた。
(それ以上もりあがらないでくれよー!と私は祈ってました)




会場はだんだん暗くなっていい雰囲気に。

19時前に「レディースアンドジェントルメーン」な放送があって、そのあと19時5分くらいに暗くなって、いよいよ始まり。
オーケストラのみに寄る前奏、「Overture」はとってもロマンチック。ああもうこれですぐルーファスなんだと思うと、なんだかわたしは気分が盛り上がってしまい、ここで唯一涙が出た。(そのあとは楽しくって涙どころではなかった)。

続く「 When You're Smiling」で、ルーファスが、下手から、小走りで登場!!!!小走り!「アビエイター」で見せたような小走りっぷりです!その走り方でなんだかわたしはもうクラクラしました! わたしはそれまでルーファスをPC画面越しの映像でしか見たことがなく、いわゆるバーチャルアイドル状態だったわけで、ほんとうに見られることが信じられなくて、前日も「あールーファスがじつは米国が作り出したこの世のかわいいものをぎゅっと集めた最終兵器のホログラムだったらどうしよう…」と無駄に悩んでいたのだけど、ある意味、ほんとうにルーファスはこの世のかわいいものをぎゅっと集めた最終兵器でした。ひとつひとつのしぐさがもうエンジェルなんだよね…!
厚みとか、普段あんまり見ない足の動きとか、じーっと見てるといろいろリアルで、ほんものなんだな〜!としみじみ思うと嬉しくてたまりませんでした。

続けて「 Almost Like Being in Love」を歌い、そのあとMC。第一声は「Not in Kansas anymore!」。(これは映画「オズの魔法使い」の名台詞で、どれくらい名台詞かというと「君の瞳に乾杯」くらいの名台詞なので、みなさんもどっか別の場所に行ったときには第一声に「ここはカンザスじゃないみたいね!」と使ってみましょう。)
ちなみにルーファスは紺のベルベットのジャケットに白のフリルブラウスに白のパンツで、胸にはお決まりのでっかいブローチ。かなり涼しかったけど歌って踊ってはやっぱり暑いようで、すぐ脱いで上下白の格好になってました。脱ぐときは「I'm gonna STRIP」とか宣言してました。
あと話のオチとか照れたりするたびにすぐ髪の毛を両手でバババッとかきむしっていたので、登場時はバッチリきめていたヘアスタイルが瞬時で崩れてました。あんまり見たことなかったけど、あれはクセなのかな〜。



それからロサンゼルスに挨拶して、小さい頃ママのレコーディングについてロスにきたときにプールで溺れかけたけど、ママは日焼けに忙しくて気づいてくれなくて、代わりにBetty Buckleyとゆー女優さんが助けてくれたそうで、「あのとき死んでたらここにはいませんありがとう〜」みたいな御礼を言ってました。Betty Buckleyさん自身はそのことをまったく覚えていなかったそうですが、今度ルーファスの「Cigarettes and Chocolate Milk」をカヴァーするそうです。


↑私が撮った写真はこのサイズが限界…!

前半戦の曲では個人的に「 Puttin On The Ritz」が好きなので、きれのよいヴォーカルを堪能できてよかった!フランスライブの音源が息切れしまくりだったのにくらべると、この日の喉の調子はわりと良かったようです。あと前半のシメの「 San Francisco」は最高でした。歌い出しの
「I never will forget, Mmmm...Jeanette MacDonald 」
のとこでものっっすごいためたり、サビはおもいっきりコミカルなふりをつけて歌ったり、とにかく遊び心たっぷりで、自由自在。ときどき男らしいドスのきいた声でこぶしのきいた歌い方をしたりもして、なんだかドキドキしてしまったわ!

前半後半のあいだは20分の休憩。ルーファスは「飲むなりタバコすうなりご自由にドーゾ」といってたんだけど、なんだか私は動けなくって(質量の多いおばさまに囲まれて相変わらず物理的に動けなかったってのもありで)、ぼけーっとしてました。

休憩が終わって、後半戦(サッカーみたいだなー)。一曲めは「 That's Entertainment」とゆーものすごく明るくってかわいい曲で、またもや小走りで(ていうかけっこう必死に走って)登場してきました。前半とは衣裳が変わってて、こんどは黒の正装に銀のでっかい花ブローチ(Wordで表紙のときにつけてたやつですね)。ジャケットは一曲で脱いでたけど、脱いでもやっぱりでっかいブローチがついてて、ちょっとおもしろかった。



その次の「 I Can't Give You Anything But Love」では、前置きに話がありました。どっからきたデータなのか私は知りませんけど、1961年のジュディのライブに来た男の85%がゲイだったそうとか(まさか出口調査じゃあるまいし…)。そのときはゲイであることが違法だったけど(今でも場所によっては違法だよね、とルーファスはおちゃめに追加)、それでも愛を貫き通した、同性愛という一種の『反逆の力』を持った人々の歌として彼らのために歌う、とか言ってました。
これが、また、すごかったです。歌はもちろんなんですが、間奏のあいだ、肩をすくめて腕を組み、じっとうつむいたまま動かないルーファスの姿が、さびしくってせつなくって、もう、往年の大女優のようでした。あれが愛しか武器を持たなかった、運命に逆らうすべを知らずただ耐えるしかなかった、か弱い人間の悲しみであり、強さなんだな…!!
普通のルーファスのライブと違い、ジュディシリーズではルーファスのこういうパフォーマーとしての一面が特に強く出ていて、ほんとうに生でみることが出来てよかったと思います…!

次の「Come Rain Or Come Shine」は、歌う前に指を組んで「Please Judy!」とお祈り。何かと思いきや、めっちゃむずかしそうでした、この曲。だってリズム隊がサンバ調なのに、上に流麗なオーケストラが乗るんですよ!この曲は原曲にけっこう大胆なアレンジをしたそうで、指揮者(イケメン)は見事にまとめてたけど、最後の方ちょっとルーファスは失敗してたなー。お祈りがきかなかった…。

「A Foggy Day」の前には「Do you like Foggy Day? , I like Foggy Day」という一人芝居を4回くらい繰り返してたんだけど、あれは何だったんだろう…
「Zing! Went The Strings Of My Heart」はものすごいかわいかったです!バラッドもよいけど、こーいうウキウキする曲が特にかわいかった!ルーファス自身がかわいかったしね!

続く「 Stormy Weather」ではマーサが登場。私今までマーサがあんまり好きじゃなかったんですが(理由1:ルーファスのコーラスで参加してもルーファスよりやたら目だつため)(理由2:「Bloody Mother Fucking Asshole」というアルバムタイトルがなんかショックだった)、反省しました。すごすぎた。マーサすごすぎた。正直5秒歌っただけで「ルーファスよりすごいんじゃないかオイ」と思ってしまった。しかも、けっしてすごい美人だとは言えない彼女ですが、この日は髪型やドレスがすっごくすてきで、ほんとうに大女優みたいに輝いて見えました!新婚だってのもあるかもしれないけど…! 
歌い終わったあと、この日はじめてのスタンディングオベーションが出ましたよ。
(ちなみに日本帰ってきてから母親にyoutube映像をいろいろ見せてたんですが、マーサ見せたら「お兄さんよりうまいじゃないの」って言ってた…ウゥ…)



「 Over The Rainbow 」では、ルーファスのお母様Kate McGarrigle登場。ケイトも普段はフォークシンガーっぽい格好だけど、この日はドレス姿で髪もアップにしてとってもきれいでした。しかも慣れないハイヒールでバランスとりながらよろよろ登場。おちゃめでかわゆい。
お母さんがいるからか、妙にリラックスした雰囲気のルーファスは花道(て呼んでいいのかな?)の真ん中に腰を下ろし、お姉さん座り。(途中であぐらになってましたけど)そのまま歌いました。
プログラムによるとこの曲を小さいころからお母さんと歌ってたそうなので、そう思うと、この晴れの舞台で、こういうくつろいだ雰囲気での親子競演というのはなかなか感動的ですなぁ。ほんとうに虹の向こうまで行けそうな感じでした。
そしてラストでは会場のライトも虹色に!



次の「Swanee」では一気におちゃめモード前回。
「 After You've Gone 」ではジュディの娘、ローナ・ラフト(どピンク衣裳ですごい迫力)が登場し、ルーファスは多少気圧されつつも、歌いながらふたりで押し合いへし合いのコントをやってておもしろかったです!
シメの「 Chicago」は、お決まりの「Where?」に対して「シカゴー!」って答えられてうれしかったなぁ〜!

それから一旦引っ込んで、アンコール待ち。
私はアンコールは全然何をやるのか想像もしてなかったんですけど、前にいたおじさんたちが「遅いねぇルーファス」「着替えに時間かかってるんじゃないの?」と話してたのが聞こえて、着替えって、まさか…?
と思っていたらほんとうにそのまさかで、普段のライブやグラストンベリーでも次々と痴態をみせている、あの、「Get Happy」。ルージュにヒールにタイツでミニスカート。わーいパンツ見えるぞー!普段まわりで踊ってるメンズが今日はいないためひとりでおどってたんですけど、かわいかったすなぁ。いやー1月の日本公演でもやってほしいなー!



それからルーファスが着替えで引っ込んでる間、ローナが一曲ソロを披露して、ふたたびルーファスがものすごい柄のバスローブで登場。一瞬からくさ模様か?と思うような柄。どこで売ってんのあれ。
先に舞台に出たルーファスが「カモンガールズ!」って言ったらマーサとケイトも出てきました。ママはやっぱり慣れないヒールでヨロヨロと。ママがピアノに座って、ウェインライト兄妹はピアノのまわりに座って、まずはマーサのソロ。始まる前にルーファスが結婚おめでとうってことと、「今日のマーサきれいでしょ!?」ってお客さんに自慢してました。そこでママが「あなたはマイスタージンガーよね、バスローブ姿の…」ってつっこんでた。なんかいいキャラしてるな、ママ。
マーサが歌う「 Someone To Watch Over Me」はやっぱりすばらしかったです!あんまり好きじゃなかったなんていう感情はどこへやら、もう一回ききたかったので嬉しかった。あのふるえるような声がたまらなくせつないですなぁ!



次は負けじとルーファスの出番。
ピアノだけの曲が続くので、ママが「オーケストラのみなさんを寒い中にずっとお待たせするのも悪いんだけど」と言ったら、ルーファスは「ママ、なんで僕はバスローブを着てるんだろうねハリウッドボウルの舞台で…!」と自嘲。こうした会話はウェインライト家の普段の立ち位置をかいま見たようでした…。
ルーファスは兄の意地もあって、マーサに張り合って思いっきりロマンチックに歌い出すも、しばらくしてから「ちょっとママ、もうちょっと速くして!」とやり直し命令!わー!やったよ、このひと、得意技のなかったこと宣言!ママは文句を言ってましたけど、ルーファスはわがままを通してました。
それからまた気を取り直して歌ってましたが、さっきまで完璧だったママがやり直しで調子が狂ったのか何度かピアノ間違えてしまい、そのたびにルーファスが「えーっ」って苦い顔をするので、せつなくなるどころか、おかしくてしょうがなかった!

そして最後におまけで、もう一回「 San Francisco」! 前半の終わりのがすっごい楽しかったから、もう一回見れて得した気分でした!そのころには声も枯れてきてたけど(ウェインライトさんはそろそろタバコをやめた方がいいと思います)、まあそのへんはお笑いでカバーということで、バスローブめくってパンツ見せたり(黒ビキニ!!!!)、舞台に倒れてもがきながら歌ったり、とにかくサービスたっぷりでした。



2007年09月23日(日) ルーファスウェインライト ハリウッド・ボウル ライブ雑感(2)


終わってからNさんと合流、うっとり気分でいながらも、もールーファス好き度が限界値を超してて「あーもー会いたい!あのエンジェルはどこなのー!」って感じになってしまい、レッツ出待ち。
人並みに流されてたらここぞとばかりに「Artist Entrance」っつー出入り口があって人だかりがあったので(オーケストラの人たちが出入りするところ)、そこで待ってみました。一回だけ、扉の小さな丸窓から一度ルーファスとマーサが見えて興奮。



しばらくしたらケイトママがすごく普通に出てきたんですけど、なんだかあまりに自然体だったので話しかけたりするタイミングは逃してしまいました。
それから、ヨルン(※ルーファスの彼氏)登場。
ちょ…!超男前………!!!!
ヨルンは今まで写真とか映像とかで見てても、なんか鼻が大きいイメージがあってそこまで男前とは思ってませんでした。しかし、あれは、100人の女子が見たらたぶん98人が男前と認めるような男前ですよ。背がすごく高くて逞しくて、ドイツ人でも黒髪で彫りが深くて、どことなくラテンっぽい雰囲気。そして超紳士的におばあちゃん(たぶんルーファスのおばあちゃん)を車までエスコートしてました。あれが…あの男前が…ゲイかよ!ここで血を絶やされたら人類は発展できないじゃないか!という心の悲鳴。
正直ヨルンのサインとか欲しかったけど、思えば彼は一応一般人ですもんね…。

それから小一時間、待てども待てどもルーファスは来ず。
というか出待ちっていっても、あんなに客のいたハリウッドボウルなのに、実質まじめに待っているのは私とNさん含めてたった7人くらいでしたよ。女の子と、ルーファスTシャツ着たおばさんふたり組と、妙に真剣な顔した青年と、おじいさん。7人なんて囲まれたってどうってことないではないですか。7人の相手なんてあっという間なんだから普通に出てこいよルーファス!そんなに焦らしたり身を隠したりして、ちょっときみは自意識過剰なところがあるね!
しばらくしてローナが娘(ジュディの孫ってことになるのね)をつれて登場。おじいさんがサインをもらいにいってて、私も暇なので他の人にまぎれて影から写真を撮ってみたら、「あらっ!」て感じで顔あげてスマイルしてくれて、ずいぶんフレンドリーだなぁ!と思いました。そこでおじいさんが「ルーファスはまだいるの?」と聞いたらローナがにこにこと愛想よく一言、

「He's gone!」

ローナ…!ちょ、おまえ…死刑宣告をそんな明るく!?
しだいに丸窓から見える楽屋の電気も消えはじめ、どうやらルーファスが行っちまったのはほんとうのようなので(大道具の搬入口から出たのかな…)、暗いあきらめムードになるArtist Entrance周辺。
なんだか納得いかないのでおじいさんに「ルーファス行っちゃったんですか?」って確認したら、そのおじいさんがルーファスのスケジュールに異様に詳しくて「彼はこのあとハリウッド通りの××××って店でゲイ・レズビアンパーティーに参加してるんだ」とか言ってたんですけど、まあ寒いし、詳しい場所もわかんないし、ゲイでもないので帰ることに。「ルーファスのことならなんでも聞いてくれ」って感じのおじいさんに、ずっと出待ちしてた女の子が「バカな質問だけど、タバコ持ってますか?」って聞いてたのがちょっと笑えた。
それにしてもおじいさんはどうしてあんなにくわしかったんだろう。サインのもらい方も手慣れた感じがあった…

そんなわけで結局失敗してしまった出待ちですが、
日本公演では頑張りたいと思います…!

それからたまたまいたタクシーでハリウッド通りまで戻って、深夜でなんだかすごい治安が悪くなってそうな中をうろうろと歩き回り、元ルーズベルトホテルにあるカフェ(入るの2回め)で戦利品を眺めながらごはん食べました。



<セットリスト>

■ACT 1
Garland Overture
When You're Smiling
Almost Like Being in Love
Do It Again
You Go To My Head
Alone Together
Who Cares?
Puttin On The Ritz
How Long Has This Been Going On?
Just You, Just Me
The Man That Got Away
San Francisco

■ACT 2
That's Entertainment
I Can't Give You Anything But Love
Come Rain Or Come Shine
You're Nearer
A Foggy Day
If Love Were All
Zing! Went The Strings Of My Heart
Stormy Weather (vocals by Martha Wainwright)
You Made Me Love You / For Me And My Gal / Trolley Song (Medley)
Rock-A-Bye Your Baby
Somewhere Over The Rainbow (with Kate McGarrigle)
Swanee
After You've Gone (with Lorna Luft)
Chicago

■ENCORE
Get Happy
Carolina In The Morning (vocals by Lorna Luft)
Someone To Watch Over Me (vocals by Martha Wainwright)
Every Time We Say Goodbye
San Francisco (Reprise)


2007年09月22日(土) 夢のカリフォルニア




ルーファス・ウェインライト王子の
ジュディなりきりコンサート遠征のためしばらく留守にします

ああついに今日出発だ!
今朝気がついたら犬がわたしの顔をばしばし叩いていたんだけど、一体なんだったんだろう。ときどきやるんだよね……寝てる間に顔パンチ……犬は犬らしく手を舐めたりして起こせばいいのに……

きのうは会社を定時で逃げ出して帰りにキャリーケース買いに行きました。
キャリーは2つもってたんだけど、どうもサイズが微妙で、詰まらなかったり、ものすごくスカスカだったり。まあいいやこの際買っちゃえーと思って、ハンズに行って売り場のお兄さんにいろいろ相談したんですけど、そのお兄さんがイケメンなのにものすごく暗い人で、わたしが買おうと悩んでいるものについて、あえて商品の脆弱性や空港で実際に起きた悲しいエピソードをくどくどと教えてくれました……そしてそれを聞いてるとなんだかどんどん買いたくなくなってきて別のやつを検討する……という悪循環を1時間半。けっきょく、耐久性と軽さもほどほど、というかんじのピンクのやつを購入。あのおにいさん、キャリーケースに対するこだわりと愛は感じたけど、あんまり販売に向いてないんじゃないかなぁ……

それからネイルアートやってきました。ネットで見たネイルサロン何店かに電話かけたらどこも予約で一杯だったのであせって、携帯のNAVITIMEから調べて見つけたテキトーなとこにかたっぱしから電話かけて予約OKだったとこにとりあえず行ってみたら、新宿裏通りのいかにも怪しげなビルの5階とかでびびりました。しかも店名が携帯で見たのと微妙に違って、まあいいや入ってみようとドアを開けたら、あきらかに怪しいお姉さんと怪しいお姉さんが殺風景な部屋でソファーに座ってだらだらしていた…。
気まずい空気が流れながらも、聞くとどうやらそこは同じ名前のタトゥー屋で、となりにちゃんとふつうのネイルサロンがありました。チラッと見たけどその他の部屋もなんか怪しげなことをしてたなー…こわいな新宿…

まあそれでピンクの髪のロックなお姉さん(好きなバンドはストーリーオブザイヤー)が、「蟻って食べるとすっぱいらしいんですよー 蟻は蟻の酸って書く蟻酸っていうのをもってるらしくてぇ」などとためになる話をしながら爪をやってくれました。ピンクのグラデーションに、ラインストーンに、ラメに、SDアートのバラが5輪!かっわいいです!
帰ったらうちの犬がとっても気に入って喜んでじーっと見てたので、本物のルーファスも気に入ってくれるだろうきっと!

そんなわけで旅の支度もできました!
がんばっていってきますねー!まってろルーファス!


2007年09月20日(木) お酒なんかでごまかさないで!


ぎゃー!もうあさって出発!
準備ができてないのだよ!あせるーあせるー
あとたぶん英語しゃべれない気がどんどんしてきたごめんなさいN様!


アンニュイ!

さいきんは「Jack's Mannequin」とゆー、サムシングコーポレイト(きいたことない)というバンドのヴォーカルのアンドリューさんのソロ活動の、超カリフォルニアのイメージを体現したような曲を聴いて意気を高めております!たのしい!
ジャックズマネキンことアンドリュー・マクマホンさんは、めずらしいピアノロックシンガーで、まあつまりピアノ男子なわけで、うわさによると病気がちだったりするらしく、ちょっと気弱そうな声もすてきだし、自信なさげな歌詞も親しみがわくし、どんなおいしいキャラだ!したなめずり!と思っていたのに、ちょっと写真を見てびっくりした。




…なんか、おもったより健康そうだよ。すごい柄のいれずみがはいっているよ。ものすごくもてそうだし社交的な感じもするし偏見だけどパーティーとかもすきそうだよ。
わたしのイメージするピアノ男子とちょっと違う…!!!!!
あまり萌えないピアノ男子もいるのだな、ということを今日学びました…

でも「La La Lie」という曲の「きみが銀行の仕事を辞めたら、もうお金を数えても楽しくない」という歌詞が妙にリアルですごくいいと思います。
ちょうど最近、わたしの友人も銀行の仕事を辞めました!ラ・ラ・ライ!



2007年09月19日(水) まるで物足りないんですよ


扇風機に指をつっこみたくなる衝動の系列かどうかはわかりませんが。

仕事で、私のことを管理しているひとがいます。
その人は自社の取引先の会社の部長で、要するに偉くて、私を動かす権限を持ってます。
そしてハゲてます。
見事なまでにハゲてます。

ときどき会って最近の仕事の様子などを伝える機会があるのですが、私はそのたびに「ほんとにハゲてるなぁ、ここまで毛がないのはふしぎだなぁ、毛根が死んでいるんだろうか?毛根はどうして死んでしまうんだろうか?毛根の寿命は短いのだろうか?」と心の中で思いめぐらせています。

なんつーか、これを口にだして言ったら私どうなっちゃうんだろうなぁー!と考えると、非常にドキドキするわけですよ!!

怒られるのか?始末書?異動?村八分?スルー?大人の対応?
どうなるんだろ!

会うたびに、「最近はリリースが近いから忙しいですね」とか言って平常心を装いながらそんなことをずっと妄想しているのでちょっとやばいです。あー、いつか言ってしまうのではないだろうか!




最近毎日夜10時まで働いてるんですが…
軟弱者なのでこんなのがちょっとつづくともう堪えられん。やってることも三歩あるいて二歩さがる的な内容なので全然すすまないし、管理スケジュールが明らかに失敗してて私のように期限の近い仕事をふたりぶん抱えているひともいれば、一日ヒマしているひともいるので、普段はお菓子をもらえば機嫌がよくなる脳天気野郎なわたしですが今はなんだかいらいらしております。明日あさっては何があろうと定時であがってやる…そしてそのままアメリカ飛んでやる…
続けて来週も働いていたら発狂したんじゃないかと思うので、来週休暇でちょうどよかった。まぁ全然終わってないから渦中のメンバーを見棄てることになるんですけどね…私微妙に仕切ってる立場だから支障ありまくりなんですけどね…

知 る か …

ほんとに今すぐアメリカいきたいよ…

そして準備が全然できていないわけです。やばい。どのキャリーで行くかも不明なんだが私。どうするんだ私。ルーファスの名古屋公演もまだ押さえてないんだが私。今日中に必要書類をまとめてキャリーをきめるぞ。うん。


2007年09月16日(日) ホリデイ・フロム・リアル


「ルーファスに興味をもちました」とコメントくださった方がいらっしゃったので、わたしがルーファスのいっちばんかわいいと思う画像を貼ります…!


だってほらこれ!無防備!値段見てる!値段気にしてるんだよ!!私が何でも買ったげるよって言いたい!!髪もこのくしゃくしゃ具合が大好きなんだよなぁ!かわいいなぁ天使じゃねえのかハァハァハァ


あとはこれも表情がすっごくすき!
男と女と人類の夜明け。


これも同じ場面だな〜いい顔してるなぁ!
あと今年は普通にこういう巻物系が流行ってるよね…
時代の先端をゆくファッションリーダー、ルーファス・ウェインライト。


あとこれも好き!プロモーション写真はかっこつけた耽美系とかアンニュイ系が多いけど、笑うと普通にかわいいんだ!


来週はもうハリウッドライブなんだけど、まだぜんぜん信じられない…生ルーファス生ルーファス。ルーファスってほんとにこの世に実在してるのか、この目で見ないと信じられない…!

しかし来週も絶対仕事が忙しい…。(ていうか先週一週間ずっとやってた仕事が金曜に無に帰した。最初からすべてやり直しになった…) 会社帰りに買い物とか絶対出来ないよ。旅行の用意ちゃんとできるかなー…心配だ。しかもサンディエゴ、気温が23度とかって意外と低いんだが…どんなかんじなんだろ!

今日はそれで新宿ショッピングの旅。いやー、買いました、買いました。ジャケットにバッグにシャツにファンデーションに化粧水に下地に日焼け止めにストッキングに漫画2冊。……もうちょっと桐野さんはおのれの薄給を意識しながら生きた方がいいよね。
高島屋にひさしぶりにいったらすっごいきれいになってて驚いた。ポールスミスなんて店ごと買い占めたかった。Fornarinaとかいうかわいい店も発見して満足。今度は靴を探したい…。

あと新宿駅で路上ライブを警察に止められている若者を発見して怖くなった。違反行為ならしょうがないけど、警察もせめて一曲終わってから声かけてあげればいいのにな…。
明日友達と公園で弾くんだけど警察に止められたらどうしよ。


>はくしゅ(ためてみました
・9/7怒って当然といっていただきありがとうございます!なんか逆ギレされて自分の感情に自信がなくなってきたところでした…。末っ子つらいですよね〜肩身が狭い!
・9/7ぎゃーごめんなさい!マイケルは全然やめてません!なんかぼーっとしてるときに過去形とか見たせいかうっかり書いちゃいました。メアドの交換をしたようなので今後なにか共演の機会があるかもしれませんよ!
・9/12毎度教えていただきありがとうございます〜 いやもうほんと教えていただかなかったら毎回見過ごしてるんじゃないかというていたらくで…。Qのマイケルとのインタビュー記事ですか?それでしたら2007年10月号です!
・9/15興味持っていただけましたかー!どんどん持ってください!!驚きとはコスプレ女装ミニスカなんでもこいのルーファスの生態でしょうか!?
・9/16わー!私自分からなかなか誘えないチキン根性なので誘っていただいて嬉しかったです!ほんと、生きる目標がひとつ増えたので長生きしないとッです!


2007年09月15日(土) どこにでもあるような家族の肖像


昨日は仕事が夜10時くらいまであり、疲れきったリーダーが「よし、飲んでくぞ!」と一言。私も疲れてキレ気味なのでついていきました。でも私以外みんな男だったせいか、なんか話題が次第にかなりエロスになってきて、途中で帰りたくなった…。そーいうとこ、ちょっとは配慮をしてほしいものだ。
でも結局終電まで飲んで、情けないことに電車で一駅ねすごして、さいごはタクシー。
タクシーは運転手が超無愛想だし、運転が乱暴すぎるし、深夜割増料金だし、怖かった。なんというかこんなおそろしい乗り物に乗らなければならないこと自体が飲んだくれていた自分への罰であるような気がしました…

そんなグダグダだったので家に着いたのが2時前で、寝たのが3時過ぎだというのに、今日は7時起き、朝から父方の家族総出で祖父母の33回忌&23回忌。酒の抜けない頭に朝日がまぶしかった…。

父とその姉4人、5人姉弟の夫婦と孫たち5人で、総勢15名が集合。そんだけそろったのは私が6歳のとき以来ですなぁ、たぶん…。
叔父叔母は、アル中の画家や、社長や、釣りと浮気に精を出して今や枯れきってる人や、定年退職して趣味の漢詩翻訳に全力を傾けてる人などいろいろいて、話がおもしろかったです。ひさしぶりの人が多かったため、私はビールとか飲んでるだけで成長をしきりに驚かれましたが、昔の私は「背が小さくてガリガリで、いつも怪我をしてどこかに必ずギプスをしていて、それなのに姉のすることについていこうと必死で、態度がシャープで気が強くて、なんか見ていて痛々しかった」そうです。痛々しいとかってちょっと悲しいな、おい…

祖母はわたしが産まれるずっと前に亡くなってるし、祖父もわたしが2歳くらいで亡くなったのでまったく記憶はないんですが、今日叔父叔母の話を聞いてたら、なんだかふたりともすごく立派なひとだったようでした。
私は見たこともない祖母がとっても気になるのだけど、それというのも自分の顔が祖母にものすごく似ているためです。他の場合は親戚に似ていると言われても自分じゃ「似てないだろー」と思うのに、こればかりは認めざるを得ないほど、写真でしか見たことがない祖母には似てる。うーんわたしもこうやって老けていくのだろうか…と思うとちょっと怖い。
私もぜんぜん美人ではないし、写真でみる祖母もとても美人とは言えないのだけど、今日叔父たちが「おかあさんはほんとうにきれいな人だった!」「4姉妹の誰より美人だった!」「俺なんか最初にかけてもらった一言をまだ覚えてるぞ!」と口々に言っていたので、おいおい、これは私もちょっと今後に期待してもよいのだろうか!?と思った……!
でも顔がというより、毅然としていて公平で真面目な雰囲気がある人だったそうだから、そういう内面の美しいとこが外側ににじみ出てたんだろうな…わたしはこのままではきっと無理だ……うぅ……


こればかりはネットで調べてもどうにもならないので、祖母マツエさんについてわかることをまとめてみました。

1906年、室蘭生まれ。北陸から北海道へ移住した家系。高校で単身、親族の家に身を寄せ、外国人の教師がいて当時はめずらしかった金沢のミッション系の女学院に通う。
その後のしばらくマツエさんが何をしていたのかはいまいち不明ですが、兄弟を頼って東京に働きに出てきたらしい。そしてどういう経緯があったのか、結婚前に子供がひとりいる。ちなみにその子は手元で育てなかったのか、その後のマツエさんの人生にはあまり現れない。大きくなってから書生として何年か父たちと暮らしたことはあるらしい。(親戚内でも存在が忘れられていたようですが、その何十年後かに高校生の私が、警察から「アパートで孤独死しているところが発見されたのですが、ご親族の方ですか」という電話を受け、それまで未知だった叔父の存在にショックを受けることになる。)
29歳で、祖父と結婚。経緯はやっぱり不明ですが、ふたりは神楽坂で出会ったらしい。ちなみに当時の神楽坂は花街なので、ますます謎。そして祖父は新潟から東京に出てきて本屋の店員や小学校の教師をしており、結婚当時23歳という、微妙な年の差。
その後マツエさんは30歳から42歳まで、12年かけて3年おきに5人の子供(女4人に男1人)を産む。生来病弱だった祖父が肺の病で倒れ、戦争には行かなくてよくなったものの、寝たきりで仕事も出来ない。そのためマツエさんは子供の面倒も見つつ、裁縫をして家計を支えることになる。戦中戦後の厳しさもあり、生活は貧困の極み。子供はみな栄養失調になり、娘ふたりは腎臓を悪くし、ひとりは一時的に目が見えなくなった。
戦後しばらくすると、病気の治った祖父が知人10人と始めた小さな会社が軌道に乗る。それからは暮らしも楽になり、娘も全員嫁にいき、息子も働きはじめ、平穏な日々を送る。特に健康に問題はなかったようだが、1974年2月のある日、こたつで眠ったまま脳卒中で逝去。68歳。

以上、明治生まれの女の一生。
うーん、わからないところが多すぎるのが悔しい。
孫なのになぁ。


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