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2007年08月24日(金) 唇の血痕とさまよう指先


夜中の二時半にゴミ捨てに行ったら、玄関で新聞配達の人に遭遇した…。
お互いものすごくビビった。朝刊っていっても二時半は早過ぎるだろ。
二時半にゴミ捨ても早過ぎるけどさ。

今日は会社をさぼりましたーっていうか別に何も用ないけど普通に有給とって休んだ。6月に大きい案件抱えて、それが終わってから休もう休もうと思ってたけどいまいちスケジュールがあわないまま、この暑い中ずっと真面目に働きすぎたんだよ私は…! 夏休み9月に取るからお盆も普通に会社行きましたしね…。まぁ電車がすきまくるし会社も人が少なくて仕事がまったりモードになるのでお盆の出社はわりと好きです。



ぎゃーーーーーTwo Gallants の新曲が出血大サービスされとるハァハァ
http://www.twogallants.com/audio.html
うわさによるとこの「DESPITE WHAT YOU'VE BEEN TOLD」が次のシングルらしいのですが、これ、新曲リストに見当たらない未発表曲「Damnatio Memoriae」に歌いだしとサビの最初がちょっと似てるな…「Damnatio Memoriae」を改造してこれになったのかな? でも歌詞は全然違う…。
彼らの曲はどれもこれもわりと似ているから(←たぶん禁句)違いがよくわからんな…


アメリカに向けて志気を高めるため、
ロードムービー大作戦実施中。

▼モーターサイクルダイアリーズ
なんとゆーか、もとが普通の旅日記なので、特にストーリーがおもしろいということはなく。勝手に「青春系ロードムービー決定版ッッ」みたいな印象があったため、見たらすぐ感化されて旅に出たくなるから危険な映画だ!と思っていたのですが、そうでもなかったな。でも荒涼とした南米の自然に遺跡の数々、虐げられた人びと、そのなかで静かな青年エルネスト・ゲバラ君の胸の内にだんだん正義の炎がめらめらと育っていくのがわかって、いい感じでした。
私最近「メキシコの施設に何ヶ月か行っちまおうかな…」とか悶々と考えてたのですが、やっぱりちゃんと医者みたいに技術と知識があるとどこに行っても役に立つもんだよな…。私がどこ行ってもただのあしでまといだもんなー…

▼リトルミスサンシャイン
これはモーターサイクルダイアリーとは逆に練りに練られた展開、次から次へとハプニング、普通に楽しかったです。(最後はちょっと「ハイフィディリティ」映画版みたいな投げやりさがありましたが。)いいすなぁアメリカ広いすなぁ。黄色いバスもかわいい。あんなので旅したい!
問題ありまくりの家族でしたが、どの登場人物も結局はステキで応援したくなりました。特にドウェーン兄ちゃんは最初はキモイと思っていたのに、だんだん、時折見せる笑顔が、細めた目が、なんだかまぶしくなってきて……不覚にもときめいてしまった。いい俳優さんだっ。
失意のゲイのフランクおじさんは、あのドウェーン兄ちゃんのはにかみ笑顔を目前にしながら、海岸で二人で人生について語り合ったりして、正気を保てるんでしょうか?私がもし失意のゲイだったら保てません。そんなわけで映画では語られなかった帰路で、失意のフランクおじさんが失意のドウェーン兄ちゃんと同室のモーテルで何か起こしたりしないかとっても心配です。


▼硫黄島からの手紙
さいきん堀江蟹子の軍人ネタ漫画を読んだら、栗林中将の絵手紙を真似た4コマが異様にツボで、この本を買ってしまった。いいなー、絵手紙。こんなのもらってみたい。「コレハ 御父サンガ オ寝ンネシテイル トコロデス」とかって萌えだよ、中将、おい!(あ、ふつうに親子の愛にも感動しましたよ。)
それなら栗林中将主人公のこの映画も見ておくか、ということで…監督はイーストウッド様だし…夏は反戦の季節だし!
戦争映画って基本的に苦手なので、私は爆音にはビビりまくり、残虐シーンはほとんど目隠し状態。もちろん戦争には行ったことないけど、薬莢が落ちる音とか、爆発で破壊されたあととか、すごいリアルだったな…。こわかった。
しかしさすがイーストウッド監督。くりひろげられる人間ドラマと、アメリカと日本どちらも正当化しない視点は素晴らしいと思いました!どっちも残酷で、どっちも追いつめられていて、でもやっぱりどっちも人間なのね。
映画では栗林中将よりもバロン西がかっこよかったです。馬萌え。あと二宮さんは演技とかはいいんですけど、とても妻子持ちには見えませんな…。ヒゲはやしても、高校生みたい。「うちの女房が…」とか「家内が‥」ってセリフが似合わないぞ!


>はくしゅ(ためててごめんなさい
・8/19 相手を威嚇する鳥類のような目www まさにそれです、わたしみつめられたいです!アジャラさんのあだ名はネズミだそうですが全然違いますよね、むしろ鷹とかネズミの捕獲者側ですよ… ネスタもよいですよね〜強くて男前でリーダーシップがあって…!最近若い選手にあーいうよいDFを発掘できてなくてさびしいかぎりです…

・8/20 そうです!あんまり明記すると引かれるかな〜と思ったんですが、うらやましがっていただいてうれしいです!たのしいですよ〜 かなり女 性 向 けなのでここではちょっと話せませんが、もし本出してる方のサイトとかお知りになりたいようでしたら、ほいっとメールくださればほいっとお教えいたしますので><


2007年08月22日(水) 階段降りたらこんにちは


きょうは朝からずっと頭の中で「ハッスル」が鳴り響いてとまらなかった…。
チャンチャンチャッチャラーチャーラ〜♪チャンチャンチャッチャラーチャーラ〜♪ドゥザハッソー!ってやつ。(これね
先週ライブハウスで聴いたせいかしら。さすがにこうノリノリな曲だと気が散って仕事に支障が。眠くならないのはいいですけどね。
この主旋律を担当してるフルート、お嬢さん楽器なイメージがあったフルートがこんなビッチなこともやるなんて意外でした。クラシック畑の人も余興でこれ吹いたりするのかな…。
フルートといえば「フルートの妖精☆」なんていうふざけたものをこないだ見かけたけど、あれはちっともわかってないのだな、あんなのは人間が妖精の真似ごとしてるだけではないか、ほんとうの妖精っていうのはこーゆーひとのことだ!

こちらこちらで夏のルーファス未発表音源大放出まつりが開催されているので、ぜひ行っていろいろお宝をゲットしませう。
宝を求めて大海原をさまよう音源海賊のわたしにとってはもう持ってるものも多かったんですが、ルーファスがGusterさんのライブに参加した「Come Downstairs & Say Hello」をはじめて入手することができ、とてもしあわせです。ルーファスのマイク音量が多少小さい気もしますが、とりあえず「 Voices calling from a yellow road〜♪」のくだりが神。そのあともけっこうノリノリで間奏のあいだも歌ったりして、もはやどっちが本来のヴォーカルかわかりません。
ルーファスはフルオーケストラ背負うのも似合うし、ピアノやギターだけっていうアナログなスタイルも最高なんだけど、若者らしくこういうエフェクターかけたギターとか激しいドラムとの組合せも絶対似合うと思ってたのだよ…!あたい、ずっと、信じてた…!
そのうちトムヨークと歌ったりしないかな…

あとこのへんのはすでに持ってる方も多いかとは思いますがとりあえずマストアイテムだと思われる↓
・Dog & Butterfly(デュエット相手の女性ヴォーカルよりルーファスの方が可憐な乙女ボイス。いつもより高めに無理しております)
・In Heaven(とにかくかわゆいな)
・Minuit Chretiens (神の域。伝説は身をもって体験しておくべし)


親が一週間ほど出かけて留守です。
そのため私は留守番を任されているわけですが、昼間働きながらひとりで一軒家の管理はできないことをしみじみと実感…。自分の身の回りのことはできても、庭に水まいたり金魚に餌やったり家中の雨戸開けて換気したりそれをまた戸締まりしたり、他の雑用がありすぎる。このままでは留守中に家中にカビが生えたり庭の木が全部枯れたりするかもしれない…。
ちなみに犬は面倒が見られないため、トリマーの方に預かっていただいてます。いくら私が定時帰りしても日中10時間以上は置き去りにしてしまうわけで、それでもし犬が熱中症とかになったら私が責任とって自決するしかないのだーうわーとか心配事が尽きないため…。しかし一週間は長い。会社から帰ったときに、玄関を転げ落ちるようにして迎えに出てくれるエンジェルがいないと、初日からさっそくさびしい。

でもまーせっかく珍しくひとり暮らし状態なので、この機にビリーズブートキャンプに再挑戦しつつ、家にテレビが一台しかないため普段あんまり見られない映画を観たいと思います。ツタヤでDVD5枚借りてきた。



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