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2007年03月24日(土) テンイヤーズ・トゥェンティーイヤーズ


今日は世界でパソコンを使わないようこころがける「シャットダウン・デー」だったそうです。
いやまあ普通に使ってましたけど。

友達との約束が夜八時半というスペイン人並の遅さでした。
早めに行ってそれまでどっかのサッカーバーで代表戦でも見るかな、と思い駅の近くにあったサッカーバーらしきところにぶらりと入ってみたところ、大スクリーンでちょうど試合直前の映像が流れていたんですが、
客がひとりもいなかった…
サッカーの試合を流すサッカーバーで代表戦の日に誰も客がいないってさぁ…どうよ!
店員さんがおもしろそうだったら入ってみようかなとも思ったのですが、見ると店員のお兄さんはレジのところで う つ む い て い た ので、申し訳ないのですが早々に逃げました。悲壮感が店全体にたちこめていた…

それから友達にソウルライブハウスであるこちらに連れて行ってもらいました。食べて、飲んで、ソウル聴いて踊って、そのへんのひとと仲良くなっておじさんにお酒おごってもらって、楽しかった!私は高校時代に「アリーMyラブ」にハマってからというもの、仕事帰りにアリーみたいに生演奏のバーに寄る生活に憧れていたのですが、あそこはまさにアリーのバーだった…moe!
これから通いたいなあと思ったのですけど、時すでに遅し、しかし諸事情から3月いっぱいで閉店してしまうそうです。ほんとうに素晴らしいお店なので悲しい…。

最近tenーshock系で悶々と悩んでるんですが踊ってるあいだはひさしぶりに頭空っぽになってよかったです。無でしたよ、無。あと自分の10年後ってさっぱり想像できないけどとりあえず今日思ったのは、ライブハウスにいたみたいな、Tシャツとジーンズとゴールドが似合うガリガリのひとみたいになれたらよいな…。わはー。


▼"I'm A-Runnin'" Rufus Wainwright

ルーファスウェインライト14歳。
途中から出てくる、歌っている子です。あっふぁああああ。14歳。14歳。これずっと観たかったのです、観たかったのです、神様ありがとう。眉毛濃いよかわゆいよハァハァ。
「Tommy Tricker and the Stamp Traveller」とゆーキッズ映画の一部分でして、曲は「I'm A-Runnin'」。これでカナダの映画祭のベストオリジナルソング賞と、音楽祭の将来有望賞みたいのもらってたそうです。曲は意外に王道ロックだなぁ。その後の青春次第ではロックの方向にいく可能性もあったのかなぁ。
14歳の平均歌唱力がよくわかりませんけど(あーでもハンソンの一番下なんてMMMBopのときに12歳くらいか?うまいよなぁ)、サビと艶がある歌いかただし、ちょっと流し目がちなあたりに才能の片鱗が見え隠れしてるのではないかと。ちなみにこの頃すでにみずからのセクシュアリティを自覚していたらしいですよ。

▼ちなみに前にも出しましたがマシューベラミー12歳



▼諸星大二郎「私家版魚類図譜」購入〜。
装丁がしっかりしてるので鳥類図譜とならべると貫禄があって興奮します。
深海についてかなり調査した様子が見られる「深海人魚姫」、人魚姫の暮らしの設定が妙に細かくて、なんだか本当に深海に人魚が住んでてもおかしくないような気がしてくる。あと「魚の夢を見る男」の気持ち悪さが最高。諸星節全開だよハァハァ。夜になると怖くて読めなくなりますけど。
ただ、ときどき写植がへんだ。子供の独白が無理矢理子供っぽい書体になったりしてる。他の漫画なら気にならないかもだけど、あの絵には合わないなぁ…。

▼Duke Special
うろついてたら発見。目つきが悪くて長いドレッド振り乱してて外見はメタルだというのに実際はせつないピアノ弾きがたり。PVはクマさんと森の仲間たちのブラックナイトメア。
>>"Last Night I Nearly Died"
>>"Freewheel"←ステキな曲


>はくしゅ
すっごい連打してくださった方ありがとうございます!えへ


2007年03月23日(金) わたくしもまったく同じ夢をみておりましたわ


ルーファスがカナダのフランス語映画「L'age des tenebres」(the age of dark=暗黒の時代?)に出演!というのをみつけまして、おぉぉと嬉しく思いながらも、「アビエイター」とか「Heights」とかみたいなちょい役かしらと思ってIMDB調べてみましたら、





えっ キャスト欄で名前が2番目にきてる

しかも私はフランス語がわからないけれどこれだけは瞬時に判断できた
それは つまり ルーファスが Prince 、王子の役 だってことだ。
Le Jeune Prince、若い王子の役だって。

王子って何、王子って、ちょっと待て、落ち着け、王子?確かにルーファスは王子様キャラなところがあるし(マシューベラミーと違って領土はちょっと狭そうだけど自然は豊かそうだな)、WantOneのジャケでは騎士のコスプレをしてWantTwoのジャケでは姫のコスプレをしてたし、インタビューでも「誰か馬に乗って甲冑きた人が迎えにきてくれたらステキなのに」とか普通に発言してましたけど、まあそれはルーファスのごく周辺と妄想の世界だけで完了することでありまして、敢えてそれ以上は望まないのが当然だと思っていた領域を実写で見られるとかいってほんとうに世間はどうなっているんだろう、夢と現実の境はどれだけ明確なんだろう、わたしもしもボックスとか使った覚えないんですけど、どうなっているんだろう。
というか、そもそもこの「the age of dark」だなんていうタイトルの不気味さと「若い王子」だなんて日常生活に存在し得ない身分の役柄がいることからして、変なマイナー映画なんじゃないのか?いや、べつにルーファスが王子だという時点でその映画はいくらB級でもC調であろうともそれはすべてが赦されるんですけど、ええ、何をしても赦されることになるんですよ、「すべてが赦される」ってあなたがそうおっしゃったんじゃないですかイワン・フョードロウィチ!

……神から与えられたギフトの中身がいまいち信用できずそんなことを悶々と考ていたところ、案外すっごくまともな映画だということが判明。
「L'age des tenebres」はカナダのドゥニ・アルカン監督の「アメリカ帝国の滅亡」「みなさん、さようなら」に続く、「現代における世界の衰退」を表現した三部作の最後の作品。ストーリーは「単調な生活から逃避するためにケベックの公務員が、自分がファンタジー界のヒーローだと空想しはじめる…」とかそーいうブラックコメディらしいです。何それふつうにおもしろそう………ウディアレンの「カイロの紫のバラ」みたいな感じかな。ということは、しがない公務員と王子ルーファスのロマンチックラブコメディという認識で相違ございませんでしょうか。
とりあえず公務員の性別が気になります。
フランス語がわからないのが痛い。

記事によってはもう今度の5月のカンヌで上映されるんじゃないかとか書いてありました。5月は新譜もあるしルーファス祭ですね。というか今年そのものがもうルーファス祭ですね。そしてこの知名度からいったら、この映画、ふつうに日本で上映されるのではないかしらん。銀座の単館扱いとかかもしれないけど。それにたぶん早くて2008年春上映って感じですけど。

あ、ちなみに「Meet the Robinsons」は日本では「ルイスと未来泥棒」とゆータイトルで12月公開だったらしいです…おせぇな!そしてロビンソン家の存在がおもいっきり薄れてるな…!



転職系サイトに登録したらあやしいオファーとかが来てビクビクしてます……ありがたいことではあるのですがメッセージのタイトルが「ぜひ一度お会いさせてください」とかいって出会い系かよ、みたいな……よのなかがこえぇ。
その衝動から本屋でこの「図解世界史」とやらを購入。世界史はなにからなにまでロマンだ。まだ最初のほうしか読めてないんですけど、アケメネス朝ペルシアがかなり燃える。ダレイオス1世がかっこよすぎる。大学受験のときも好きだった気がするけどやっぱすげえなダレイオス1世。あの情報伝達も移動手段もままならぬ時代に、イランとトルコを足したより広い領土で
・異民族の宗教の自由を認可
・領土を州に分割、州に総督を配置
・幹線道路「王の道」(すげぇ長い)作成。
この統治力、見事だよダレイオス。
地図が大きく載っていて民族移動や十字軍の空想がしやすいので、この本と一緒に歴史上の人物の劇的場面を妄想しまくる旅に出たいと思います。


>はくしゅ
18日・N様おかえりなさいませ〜不在中のパトロールは代わりに頑張っておきました!バレンシア体験談気になります!アイマールいましたかアイマール
21日・はじめまして!ミューズとルーファス兼務してらっしゃる方が意外に多くて驚きです。FRF来たらよいですね〜スケジュール的には来れないこともなさそうなのでいろいろ想像してしまいます…。マーサちゃんからFRFについていい噂を聞いたりしてるとよいんですけど!


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