| 2007年02月11日(日) |
明日の今頃おれたちはどこにいるだろう |
最近Hubとかアイリッシュパブ系とかで、RedBullがふつうにソフトドリンクとしてメニューに加わっているようです。いちど飲んではみたいんですけど、そんな場所だとエネルギードリンク飲む気分にもならないし、あれって噂によると原価10円とかそんなもんらしいので、あんまり700円とかは払いたくないなぁ…
恵比寿で映画を観てまいりました。
>こいびとたちのうしなわれたかくめい
タイトルがちょっとアレな感じです。
どんな内容だとか監督が誰だとか事前にまったく知らなかったのですが、とにかく3時間以上ある静かで暗い映画をぼんやり見てリフレッシュしたかったのです。
モノクロ映像がひたすら美しく、ストーリーは甘酸っぱかったりしょっぱかったりする程度で淡々と続き、このまま続くのかなあとぼんやり思っていたらところがどっこいラストがものすごい恐怖!でした。それまでの甘酸っぱさとか全部ふっ飛びました。や、やるなぁ…!
失われた革命っていうからには革命映画かと思いきや、革命描写にはあんまり迫力がありません。せいぜい椅子投げたり車燃やしたりする程度で、何が起きてるのかよくわからない。だから悪いってわけではないんですが、その現実感のなさ?みたいのが、終わってから考えてみるとむしろ気味が悪かったです。とにかく終わってから考えるとすべてが気味が悪いです。
ちょっといろいろ確認したいのでもう1度みたいような気もしますが、3時間もう1度はなぁ…
http://youtube.com/watch?v=qabTa3M4D6I
ワンシーン。この曲がひたすらいいです。
そのあと「禁断の果実」とかいうベルギアンビールを飲んだのですが、ビンもコースターもグラスもおそろいの柄で感動。しかもその柄がアダムとイブが全裸で禁断の果実をもいだりしているところで、あまりにロマネチカだったために「ウワァァこのビールはルーファスだ…ルーファスだ…」などとうめいてました
あらためて思ったのですが恵比寿ってよいしっとりバーが多いですねえ
| 2007年02月10日(土) |
ひとが見てなきゃ異形たるもの |
六本木に行きました。「いまだ六本木ひるずとやらにいったことがない」と友人にメールしたら、
「六本木ヒルズはいいよ。格差社会ってものがどういうものか身をもって学べるよ」
と返事が来まして、連れて行ってくれました。いろいろビルが多すぎて位置感覚がつかめなかったのですが、キラキラしててきれいだったです。友人は六本木ヒルズのレジデンス棟を眺めながら、
「わたしはね、世界にはびこる憎悪や嫉妬、戦争のもとになっているような感情はすべてこういったところから発してるんじゃないかと思うんだよ、本当に真剣にそう思うんだよ」
と言っていました。
すげーいいやつだなあと思いました。
私は世にいうクラブ(アクセントは「ブ」につく)というのにも行ったことがないので、(あ、スペインとラトビアでならあるよ…!)クラブに行ってみよーという企画だったのですが、なんか外人が道ばたで客引きしてるし、暗いし、怖いし、映画館で買ったポップコーンが巨大すぎて食べきれず持ち歩いてるのがなんだか骨壺抱えた未亡人みたいだしで、結局どこのクラブにも入らず、ハードロックカフェに行きました。
六本木のハードロックカフェにいくのは初めてだったんですけど、ドアを開けるなりミックとキースのサインがあるわあるわで大興奮。PVにもいちいち大興奮。Museが流れて興奮、10年前のテイラー・ホーキンスが映ってるアラニスのビデオが流れて興奮。私が中学生時代を捧げたエアロスミスのジョーペリー様プロデュースのメニューを頼んでまた大興奮。もう何が何やらでした。しかし友人は精神はロックなのですが趣味はジャ○ーズオタクであるため、私が興奮しすぎて申し訳なかったです。あそこはロックファンと行くべきですね…!
あーあと「ディパーテッド」見たので以下感想。
言わずもがなですが、「インファナルアフェア」のリメイクです。「インファナルアフェア」が超好きで好きでたまらない…!ので観に行ってみました、が、なんだコレはお色気禁止法発令か…?ってくらいに「インファナルアフェア」のお色気部分が削られてました。いや、女医とのベッドシーンは無駄に加えられてたんですけど…。
かなしいことに、「インファナルアフェア」の空気を作り上げていた、捨てられた子犬のような目をしたトニーレオンの色気、キレキレメガネ刑事アンディラウの色気、男たちの悲しい運命がかもしだす色気、警部とのあたたかな心のふれあいがかもしだす色気、そーいうのがすべて、す・べ・て、消されてました。「はいはいそこのお嬢さん萌えないでください萌えは禁止です!」とか言われた気がしました。なんなんだ何がしたいんだハリウッド。腐女子対策としか思えねーよ…