TOHGA嬢の生活



懐古主義 もしくは マイナー趣向

2004年10月08日(金)

 台風の中、ディズニーランドに行く。

 意外に人が多い。

 今回の同行人は、「この人と行ったら面白そうだ」という予感に従って誘ってみたのだが、結構当たっていた。

 ユリカ嬢やイケタニ氏や70ちゃん達と行く時とは違うコースを辿り、多分彼女達と一緒だったらスルーしてしまいそうなスタンプラリーなんかもしてみた。

 こういう楽しみ方も、悪くない。


 園内はそこかしこにハロウィンの飾り付けがなされていた。

 ダストボックスまでハロウィン仕様になっている事に気づいた時には、正直感動すら覚えた。


 現在、私の大好きなアトラクション、ホーンテッドマンションが期間限定で模様替えをしている。

 しかも、これまた私の大好きな「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」仕様だというのだから、これは行くしか無いだろう。

 ウキウキ気分で列に並ぶ。

 順番を待っている間にも、ちょっとした飾り付けの変化を見つけて、嬉しくなっていたのだが「伸びる天井」のトコロでちょっとした違和感を覚えた。

 とある仕掛けで、有り得ないくらいの、大歓声が沸き起こったからだ。

 いや、その仕掛けは充分素敵だったのだけれど、なんだかその大騒ぎに引いてしまって、私の中で何かが冷めてしまった。

 模様替えもそれはそれで充分良かったのだけれど。

 あのホーンテッドマンション独特の、不気味で静かな美しさが無くなってしまっていて、少し物足りない気分に陥る。

 それに、あそこまで露骨に盛況だと、期間限定ではなくこのままずっとアレで通してしまうのではないかと思えてきて、不安になった。

 それは、ちょっと厭だ。


 さて、後日談。

 仕事場にお土産のクッキーを置いておいたら、年の近いバイトの女の子がニヤニヤしながら聞いてきた。

「誰と行って来たんですか〜?」

「友達」

「えぇ〜? 友達なんですか?」

「じゃあ、『まだ』友達」

「きゃー★」

 あんまり嬉しそうなので思わず笑ってしまう。

 さて、本当のトコロはどうなんでしょうね?


男の子のお洒落と、性差別的な意識について

2004年10月03日(日)

 最近、私の周囲の男性達の数人が、イメチェンをしたり、眼鏡デビューをしたりした。

 そして、彼等全員が異口同音、淋しそうにこう言った。

「誰も気づいてくれない・・・・・・」


 その中の一人、髪型を変えた、仕事場のバイト君に話しかける。

「やっぱり男の子でも、髪切ったりしたら、他人に指摘して欲しいもんなの?」

「そりゃそうっすよ。ホント俺、今日一日だーれも何も言ってこないから、気づかれてないのかと思いましたよ。なんの為に金払って散髪したんだか……(溜息)」

「あらら、そこまで思いつめちゃうんだ」

 彼の髪型の変化に気づいてないわけではなかったが、別に仕事中わざわざ話しかけてまで指摘する必要は無いと思っていたのだけれど。

 休憩中に事務所でいじけている彼の姿はとても可愛らしかった。

 しかし、ちょっと意外だ。

 こう言った内容の問題で拗ねるのは、女性の専売特許のようなモノだと思っていた。

「最近の子って女々しいわねぇ……」

 なんて相当失礼な事を思いながら、それでもこれからは、男の子相手でもちゃんと声をかけて気にしてあげようと軽く心に決めた。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!