TOHGA嬢の生活



Welcome!

2004年07月25日(日)

 友人と後輩が、仕事先に来てくれた。

 照れくさいけど、嬉しくて。

 ちょっとだけ、頑張ろう、と思う。


正義の暴力性と、感性の違い

2004年07月22日(木)

 痴漢に遭って、現行犯逮捕をしました。

 見ず知らずのお姉さんに励まされ、久し振りに人間の美徳に触れました。

 痴漢を捕まえて、思った事。


 正義ってなんだろう?

 私は私のした行為が、暴力的に感じました。

 法律の権力を傘に、私は犯人の人生に多大なダメージを与える事が出来てしまう。

 被害者から、加害者へ。

 それは、想像以上にとても恐ろしい事。

 私は犯人を訴えない事を選びました。


 私は、正義じゃない。

 ただの、俗物。

 正義なんて語らずに、野蛮に、原始的に、ただ彼の手に爪を立てる。

 それが一番、私に見合っている気がしました。




 ところで、警察に事情聴取を受けている時に感じた、一番大きな、溝。

「どうして、前の駅で逃げようとしなかったの?」(私は痴漢に遭ってから二駅目で犯人を捕まえた)

 だって、捕まえるつもりだったんですもの。

 足を撫でられただけじゃ、貴方達は「自意識過剰」と言うかもしれない。

 だからわざわざ、犯人の手が下腹部に伸びてくるまで、犯人が間違い無くこの人と特定出来るまで、私は声を上げるのを待ったんじゃない。

 言っておきますが、一応、抵抗はしました。

 しかし、そんな本音を言えば、こちらへの同情心が減って、犯人に対する対応も甘くなるかもしれないと思った、私の中の狡猾な蛇は、羊の皮を被ってこう言った。

「驚いて、足が動きませんでした。それに、人の出入りで一旦痴漢行為も中断されたので、これ以上は触ってこないだろうと思ったんです」


 犯人はただの愚か者

 私は、悪意の偽善者


 私は彼を、裁けない。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!