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2004年02月02日(月)
ども研(子ども文学研究会略称)の後輩たちと、ジブリ美術館に行ってきた。
現在のども研の傾向は、
私達4年は「○○に行ってみたいねー」と提案はしても腰が重く
3年は全員バイトに明け暮れていて足並みが揃わず
2年はそんな上級生のやる気のなさを補って余りあるほどの行動力に溢れている。
1年は1人異様に元気なのがいるが、他は大人しい性格でyesもnoもハッキリしない、私にはよくわからない学年だ。
今回のジブリツアーも2年生がお膳立てをしてくれた。
ジブリ美術館は、ジブリ美術館だった。
ディズニーランドのような行楽地ではなく、かといって上野にあるような美術館ほど堅苦しくない。
なんだか存在が中途半端なのだが、不安定ではない。そんな感じ。
写真撮影の御断り文が、私には気に入らなかった。
私は、見に来たのだ。
ジブリの世界に入り込むのには抵抗しないが、ジブリの用意したフレームの中に納まるつもりは毛頭ない。
天邪鬼な私は、堂々とこっそり写真を撮った。
私のデジカメはフラッシュ無しでも綺麗に写る。
スタッフは勿論、他の来館者が全く傍にいない時を見計らって数箇所で撮影した。
被写体は全て、私好みのアンティーク家具や照明、そして壁に飾られていた植物。
多分、スタッフが写真をこの見ても、館内を撮影したものだと気づかないんじゃないだろうか。
っていうか今冷静に考えれば、わざわざジブリで撮る必要の無いものばかり撮ってないか?
つまりは当て擦りの行動。我ながら厭な性格をしている。
館内では唯一撮影が黙認されているらしい屋上のロボット兵の写真も、2枚ほど撮ってみた。
この日は天気が悪く、空はどんよりとした灰色をして、ロボット兵の背中には男の哀愁を感じた。
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