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2004年01月01日(木)
あけましておめでとうございます。
この日記を御覧の方々、やる気のない文章ばかりではありますが、本年もご愛読下されば幸いです。
新年早々、明け方三時まで仕事をして、昼まで寝て、何とは無しに時を過ごしました。
外に出るつもりだったけど、結局行かずじまい。
実家に帰って外出したのは、同窓会と、後日鶴ちゃんとお茶を飲んだ時、ただ2回のみ。
うーん、なんでこんなにインドア派なんでしょう? てゆうかヒッキ―予備軍?
夜10時を過ぎた頃、初めて家族五人が顔を突き合わせ、共に食事をしました。
とりあえず、渋谷の高校に転校した三女と、社会人になる私がそれぞれ、近況を報告する。
辺り障りのない会話を交わし、食事が終わると妹達は遊びに行ってしまった。
夜8時には殆どの店がしまってしまうというのに、彼女達は、いったい何処で遊んでいるのだろう?
全部の店がしまったワケではないのだから、何処かしらにいるのだろうけど。
まるで彼女達だけ、私には見る事もかなわないネバーランドへの道を歩いているようで、なんとなく彼女等に羨望を覚える。
ネバーランドには海賊もワニもいる。大人になれない悲しみがある。そこは決して楽園ではない事は既に知っているけれど。
それでも、爪の先くらいの羨望がある。
さて、今年の抱負らしきモノ
「脱・善良市民」
もともと善良市民なんかじゃなかったけどさ。
開き直りたい気分なの。
裏切る自分、踏みにじる自分、虚偽する自分、開かない自分、守らない自分、奪う自分、置き捨てる自分。
受け入れてるのか、それとも目を反らしているのか、誤魔化しているのか。
自分でもちゃんと見極められていないのだけど。
とりあえず私は、自分を小悪党だと認めよう。
裁かれて当然、報いを受けて当然。
そうなっていないのは、単に私の運が良いだけ。
私の小悪党振りはありふれ過ぎていて、埋没していて、責難の的として目に止まっていないだけ。
死んだら私は地獄に行くんじゃないだろか。
私は死後の世界なんて信じてないけど、まぁ、もしあるんだったら素直にあてがわれた場所におさまろう。
もしあんまり酷い場所だったら、逃げ出そうとか思いそうだけど。(何せ自称小悪党だし)
でも信じてもいない場所や天罰を恐れて、無理に善人を目指すのは馬鹿馬鹿しい。
カンダタみたいに蜘蛛を助ける事だってしなくはないけど、やっぱり私は小悪党より良くはなれない。悪くなる気も今の所ない。
そんな感じで、小生意気で小悪党の小娘は、これからも細々と小話をしていく予定である。
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