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2003年12月30日(火)
昼の3時か4時頃から読書を始めた。
傍には猫が2匹もいる。
最高の環境だ。
借り物の推理小説1冊半と、実家に置いておいた懐かしの児童書2冊。
途中、少しうたた寝もした。
気がつくと、日付が変わっていた。
母に言う。
「夕飯の時とか、呼んでくれなかったの?」
「だってお父さんが、部屋にアンタがいなかったって言ってたし。もしかして、ロフトの方にいた?」
「・・・いた」
「やっぱりねぇ、変だと思ったのよ。アンタ出かけるって言って無かったし。今まで何してたの?」
「時間を忘れて本を読んでた」
「そう、幸せだったでしょ」
「・・・!?」
母のその一言で思い出す。
自分が『1人で本を読んでいる時を1番の至福の時とする女の子』であった事を。
最近、卒論やらバイトやら付き合いやらでめっきり本から遠ざかっていて忘れていたけれど。。。
『それ』は今でもそうだろうか?
しばし自分の奥底に潜って考えてみる。
見つけた答えは、イエスだった。
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