TOHGA嬢の生活



浅草へ行くために

2003年11月14日(金)

 タイトルの通り、ミス研(推理小説研究会略称)で来月浅草へ行く事になった。

 で、折角だから浅草が舞台になっている小説を読もうという事になって。

 島田荘司の「御手洗潔のダンス」を読むことになった。

 今日は午後から「ダンス」の読書会。

 読んできた「ダンス」について、色々語ってみようという事だったのだが。

 当日、ちゃんと読んできたのは、参加者の5人中2人だけだった。

 かくいう私も、「ダンス」がどうしても手に入らなくて、「御手洗潔のメロディ」しか読んでなかったりして。

 そんな状態で、読書会が始まった。

 会話の90%は、御手洗とは全然関係のない話だった気がするが気にしない事にしよう。

 で、時間にして約三時間の中で出てきた「御手洗シリーズ」に対する感想を2,3書き出してみようと思う。

・なんかホモっぽい
・それぞれ収入のある成人男子が二人暮ししてるなんて有得ない
・二人(御手洗潔と主人公)のケンカは、内容が夫婦喧嘩的だ

・つまり、「御手洗シリーズ」はオタク・同人向けの作品なんじゃないだろか

 御手洗と主人公(一人称で書いてる小説家)は私が読んだ「メロディ」の方でも、些細な理由から(主人公が一方的に)口論しているシーンがある。

「君がこの話を断るなら、これからはそう覚悟してもらおう。(中略)君も今夜から、ぼくが作った鯖の味噌煮は諦めてもらおう。一人でラーメンを作って、部屋で食べてくれよ」

 鯖の味噌煮って貴方……

 ちなみに「ダンス」では「もう君の衣類は洗濯しない!」みたいな事を言ってたらしい。

 なんだそりゃ。


 そんなこんなで、来月私達は浅草へ行く。

 ミス研としての下準備が出来ているかどうかは、定かではない。


私を犯罪に導かないで

2003年11月11日(火)

 今日もまた児童館で絵本の読み聞かせ。

 絵本を読み終わった後は、数人でハンカチ落としをしたり、室内縄跳びをした。

 そんな時やってきたのが、初めて見る男子三人組。

 多分小学三年生であろうボスが先頭を歩いている。太ってるし乱暴だし、なんだかジャイアンそっくり。

 そのジャイアンの後ろに引っ付いているのが、口の達者なニ年生。狐顔じゃないけど立場的にスネオといった感じ。

 で、そのスネオの更に後ろにいる、眼鏡の一年生。・・・の、のび太!?

 ここまで綺麗に揃ってるのも面白い。と、思っていたら。

 室内にいた他の男の子に攻撃をしかけるジャイアン。

 実際に殴りはしないんだけど、壁際に追い詰めて、寸止め顔面パンチを連発。

「うわっ、殴ってないのに目ぇつぶった! 弱ぇーー ダセ―ー」

 いや、そういう正当な防衛本能を馬鹿にするのはどうかと思うんですけど・・・。

 しばらく様子を見ていると、今度は椅子を持ち出してくるジャイアン。

 椅子の足を相手に向けて、突進して行くジャイアン。

 突進されてきた相手は、勿論逃げようとする訳で、それを追いまわすジャイアン。

 どうやら素手の相手に武器を向けて、自分の方が強いと錯覚しているご様子。

 ちょっとカチンと来ました。

 ちょっとそれはフェアじゃないと思うよ。そういうのは卑怯者のする事だよ。恥ずかしくないの?

 と、ジャイアンに言ったら。

「うっせーな」

 という言葉とともに、握り拳に中指を立てられました。

 ムッとなりました。

 でも、知らん振り。相手にしたら増長する気がしたので無視して話を進めようとしたら。

「うわ、しらね―の? だせー」

 知ってるよ

「じゃあ、これは?」

 と言って今度は親指を首の前で横に動かし、床を指すジェスチャー

 ナニソレ? ワカリマセーン と知らない振り 

「これもしらね―の だせー バカじゃねーの」

知らないわけないだろがこんのガキンチョ

 アンタらね、そういう自分をオトシメル行為止めたら?

 と言ったら

「は? なに言ってんの?」

 えぇ、えぇ。どーせ小学生相手に高等漢字使った私が馬鹿でしたよ!

 あー、対応失敗したかな。。。

 と、私が軽く後悔の念に捕われていると

 『私がジャイアンに圧されているらしい』と判断したらしいのび太が、いきなりキックにパンチと攻撃を開始し始めた。

 なに? のび太。

 あんたは虎の威をかる狐か?

 小学一年の癖に、そういうプライドの無い事しちゃうんだ?

 いい加減、お姉ちゃんブチ切れるよ?

 本当に、小学生とかに刃物を向ける犯罪者の気持ちに共感したくなるような事は控えて欲しいものです。

 法が赦すなら、私は絶対この三人をこの世から排除している。


 ねぇ、のび太。

 なんで私が君に殴られっぱなしなのか、分かってる?

 防御はするけど、反撃はしない。

 それによって君は今『自分はこいつより強いんだ』みたいな錯覚を起こしているかも知れないけれど。

 逆なんだよ?

 悪いけど私。

 本気で蹴り飛ばしたら君の肋骨くらいは折れるんだよ?

 それをしないのは私が正常でモラルを持った大人だから。

 力をセーブしているから

 でも、それは君の知る事じゃない。

 君には私が

「子どもに本気で暴力を振ってしまう異常者」なのか

「子供のする事だからといって大目にみてくれる正常者」なのか

 区別出来るとでも言うの?

 出来ないよね?

 児童館で読み聞かせなんてしてるけど、私、あんまり常識的でも寛大でも無いんだよ。

 だからもう少し、危機感を持ってくれないかな。

 現実に気付いてくれないかな?

 君はただの小さな子供なんだよ?
 今日一番の鬱な事柄。

 あんまり、三人組が中指を立てて囃すので、思わず、ついうっかり

「それ以上それやったら、逆にあんた等の事、○すよ?」

 と言ってしまったこと。

 彼らが意味を知らなくて、本当に良かった。

 あー、もう。ホントに鬱だ。死にたい。。。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!