TOHGA嬢の生活



白痴

2003年11月09日(日)

 マニフェストも理解しないボクは、白紙投票。

 政治なんて興味ない。

 だけど投票には行くよ。

 字面や気分で適当に書くことも決してしないよ。

 それがボクなりの、有権者としての義務の果たし方なんだ。


 本当に何にも知ろうとしないまま投票所へ行ったので、三枚も投票紙を渡されてちょっとだけ戸惑った。

 なんか監視員の一人に、児童館祭で知り合ったオバさんがいて、軽く会釈を交わして挨拶をした。

 こんな私でも一応地域交流してるんだな、と一瞬感慨に耽ってみたり、みなかったり。


未成年の煙草は「校則違反」じゃなくて「法律違反」なんだよ!

2003年11月06日(木)

 高校1年の末妹が、持ち物検査で煙草を所持している事がばれて、停学をくらったらしい。

 馬っ鹿じゃないの?

 私の高校時代は猫っかぶりの「良い子」で、難を言えばオタクだった。

 次女はどっちかというと今の末妹に近かったが、もっと狡猾で世渡りが上手かった。

 現在の末妹は私の目から見たらバカの一言に尽きる。

 はっきり言って嫌いだ。

 で、何故か謹慎中の身分の癖に実家の静岡から次女のマンションに数日ホームステイする予定らしい。

 それを次女から聞いた私は思わず

「なにを考えてるんだ、アイツは!」

 と怒鳴ってしまった。

「こっちの高校に転校を考えてるみたいだよ」

 と次女。

 今夜七時に末妹がこっちに来ると聞いて、私も次女のマンションへ行く事にした。

 で、久しぶりの3姉妹と、同居中の次女の彼氏と四人で次女の作ったハンバーグを食べた。

「渋谷の○○校は芸術コースもあるし、校則も今のトコより緩いから、私にあってると思うんだ」

 煙草をふかしながらそうのたまう末妹。

 末妹が一番信頼している次女も注意したと言うのに、結局煙草を止めなかった。

 煙いし臭いし不快だ。

 妹達と接していると、自分の中の「お堅い優等生」がでしゃばってくる。

「お堅い優等生」はただ私をイライラさせるだけで、現在の状況をなんとか出来る器量はこれっぽちも持ち合わせていない。

 それどころか二人との距離を逆に遠ざけてしまっている感すらある。

 非常に邪魔で鬱陶しい、陳腐な私の正義感。

「言っとくけど、その渋谷の学校だって煙草はダメなんだからね?」

 つまらない言葉だ。そんなんで末妹が煙草を止めるわけがない。

「もしその学校が煙草を黙認するんだとしたら、そこはそれだけたいした事ない場所だって事よ。ロクなもんじゃないね」

 そんな言葉が喉の奥で、静かにガラガラと騒いでいる。

 私も、これで晴れてつまらない大人の仲間入りだ。

 なんだかやり切れなくなって、その話はそれ以上進まなかった。

 そしてその後は夜中まで、皆でゲームに熱中した。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!