TOHGA嬢の生活



学園祭2日目

2003年10月26日(日)

 ども研(子ども文学研究会略称)が受け持つプレイルームで、子どもとわらべ歌で遊んでいた時の事。

 先日参加した児童館祭で知り合ったオバさんと再会した。

 私はその人にまったく気がついていなかったのだが、オバさんが話しかけてきてやっと、何となく思い出した。

 2,3分会話する。

 絵本の読み聞かせの後、その間ずーーーーっと騒いでいた3歳くらい女の子の母親が傍へ来てこう言った。

「さっきは煩くてごめんなさい。どうやったら静かに本を読んでるのを聞いてくれるんでしょう?」

 最初のお詫びと質問、ウェイトの比重は1対9と言ったところか。

 取り敢えず、

「無理矢理聞かせようとして本嫌いの原因になるような事はしてくれるな・遊んで騒いでる事よりそれを親がきつく注意して泣かれる事の方がこっちとしては数倍気になるし困る」

と言う意見と、

「女の子は玩具で遊ぶ事しか眼中にない雰囲気だったからもっと周りの状況が見えるようになれば「静かにする」って行動も取れるんじゃないか」

と言う希望的観測をごちゃごちゃ言ってみた。



 まあ普段どれだけ自分が子供を躾てないかが分かったんだから良いんじゃね―の

 とりあえず、おはなし中に自分の体裁繕うためだけにその場凌ぎで子供をなんとかしようとするのだけはやめてくれ

 子供育てた事なんてまだないから知らないけどさ、子育てって日々の積み重ねが大事なんでしょ?

 てか、そもそも子育て相談を児童「文学・文化」専攻の「学生」にするのはどうなんだろう。

 学生なんかの知識より子育ての経験のある人に聞いた方が、彼女の場合、満足のいくアドバイスをもらえるんじゃないだろうか?

 などと胸の内で愚痴る。


 学園祭終了後は陣中見舞いに遊びに来てくれたひとつ上の先輩とども件部員数人とで焼肉を食べに行った。

 もう少し洒落た居酒屋に行きたかったのだが、何処も打ち上げを楽しむ学生でいっぱいだった。

 打ち上げ終了後、数人が我が家へ遊びに来た。

 近所に住む後輩二人は日付が変わるまで居座って、眠くなるまで大騒ぎをした。

 泊まるように勧めたが、遠慮された。

 マナマナ(仮名)は泊まっていった。


学園祭1日目

2003年10月25日(土)

 後輩が新しく立ち上げ、私も仲間に入れてもらっているミステリー研究会の出し物が予想以上に上手くいって、とってもハッピーだったり

 バイト先によく来る、私を気に入っているらしい粘着質な客と学内で鉢合わせて思わずダッシュでその場から逃げだしてしまったり

 後輩の読み聞かせ対する無分別さにカチンときて場所をわきまえずに怒りを顕わにしまったり

 自分の50倍に拡大された肌を見せられてちょっと苦笑いしてみたり


 そんな悲喜交々な一日だった。

 思えば大学時代最後の学園祭。

 うん、なかなか楽しかった。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!