TOHGA嬢の生活



胸焼けする程の愛を込めて

2003年02月14日(金)

 朝七時に起きて、ホワイトチョコレートの塊を包丁で細かく刻んで下ごしらえ。

 実は昨日、どのお店でも生クリームが売り切れで(そういや去年もそんなだったなー)材料が微妙に揃ってなかったりします。

 八時には全ての準備が終わってしまい、後は生クリームがなければ先へ進めない状況に。。。

 仕方がないので近所中のコンビニを巡って生クリーム探しです。

 一時間後。生クリームの探索は、ただの散歩に終わりました。

 くそぅ、やはりスーパーが開店する、十時迄待たねばならぬのか。

 実は何かを待つのが嫌いなTOHGA嬢。九時少し過ぎに一次帰宅して、しばしフテ寝してしまいます。

 そして十時ちょうどに、駅前のスーパーへ。

 ちょっと、ちょっと、ちょっと!

 なんでいつも生クリームがあるスペースに、堂々とカロリー半分のマーガリンなんて置いてるわけ!?

 仕入れくらい、きちっとやれよ、きちっと。
 この程度の仕事なら私だってバイト先でやってんだよ。(←規模が違うでしょ…)

 ちょっぴりムッとしながら、素早く斜め向かいのスーパーへ移動。

 おっ、あったあった♪

 よし、ちゃっちゃと帰ってちゃっちゃと作ろう。

 十時半帰宅。

 十一時半、チヨコレエト(本命用→チョコタルト。バイト先用→生チョコ)完成。

 しかし此処で、私は重大なミスを犯しました。

 生チョコ、イコール、一番簡単に出来る手作りチョコ。

 だがしかし。アレはフォークとか爪楊枝がないと、手が汚れるし、食べにくいんだよね。

 個人に渡すなら爪楊枝は一本か二本で済むけれど、これはあくまでバイト先用。

 二十本も爪楊枝を用意するのが億劫な上になんだか間抜けに感じられたので。
 有り合わせの、パラフィン紙で出来たカップにそのままタネを流し込んでしまいました。

 生チョコが柔らかいのは、百も承知だったんだけどさ。

 紙にネットリ貼りついた生チョコの、憎らしいほどに食べにくい事といったら…。
 しかも爪楊枝二十本より絶対、間抜けだよ、姐さん。

 ……そう、つまりは失敗したって事。

 でも味は良いのよ? 文句ある? …って事で。

 生チョコはこのままバイト先に持って行く事にしました。

(どうでも良いけど、なんでこんなに今日の文章は口調が荒いんだろう? 自分の事ながら、素朴な疑問)

 さて、本命用。

 こちらは上手く行きました。良い感じです。

 調子に乗ってデコレーション用のチョコレートペンで落書きを……。

 自分に、絵心がまったくと言って存在しない事を、すっかり忘れていました。

 ま、いいや。面白かったし。


 完成品は、レシピ通りに冷蔵庫に入れて、冷やして固めます。(たいして硬くなるわけでもないのに、半日置けとか書いてあるのよ。これが)

 一時からは調理の後片付けと、洗濯と、部屋の掃除。

 ニ時半頃に少し疲れてきたので、ちょっとお昼寝。

 三時半に、本命チョコを食べに来たお客様を眠りながらお出迎え。


 チョコタルトは全部で4つ(ちなみに直径7cm)

 林檎の紅茶を飲みながら(そして私はバイト前の腹ごしらえに素麺も食べながら)某氏が3つ、私は1つ、タルトを食べました。

 確かに作りながら味見はしたさ。

 多分、味見分も加えれば、タルト2つ分程度の量を食べたのだと思うのだけど。

 バイト中、チョコの甘さに胸焼けして、気分が悪かったです。

 アイツ、3つもよく食べれたよなぁ。

 甘いものが大丈夫ってのは、私としてはお菓子の作り甲斐があって、すっごく嬉しいんだけど。

 チョコって結構、カロリー高いのよ?


 まぁ、体重や体型は自己管理の領域ですから。

 私はあえて何も言わない事に致しましょう。


Vシリーズ

2003年02月09日(日)

 9巻と最終巻が読みたいのだけれど、どうしても買う気になれない。

 近所の古本店を巡ってみたが生憎置いてなかった。

 どうでも良いけど、お気に入りの古本店に最近新しく入ったバイトの人が、気持ち悪い上に怖い。

 彼の見た目の雰囲気はドラマ「トリック」の上田教授。
 しかしあくまで背は低く(160無いんじゃない?)不健康そうな赤紫に土気色をミックスした肌色。
 怒髪天を突く、ナイスなヘアファッション。といってもパンク風ではなく、整髪料は絶対使ってない。・・・・・・寝癖?

 しかし、そんな事は問題ではない。
 問題なのは、彼が私の最も苦手とする「相手がいないにも関わらず、延々と独り言を語り聞かせている」タイプの人間だという事。

 そうです、第二のナカオ氏(2001年11月19日の日記参照)の襲来です。

 しかも今回のナカオ氏(仮名)は前回よりも攻撃的で殺伐としています。

 お願いですから通りすがりに「あの野郎、ぶっ殺してやる」なんて、おっしゃらないで下さい。

 仮にも貴方、勤務中でしょ? 私語は慎もうよ。

 お目当ての本を探している内に、たまたま他の読みたい本を見つけ。さっさと購入してこの場を離れたかったのだけれど、レジ前にはぶつぶつと呟いているナカオ氏(仮名)がラスボスの如く立ちはだかっていた。
 買うべきか、それとも退散すべきか思い悩んで、無意味に店内をうろついてしまった。

 しかし十数分後、なんとか勇気を出して本を購入。

 接客は案外まともだった。・・・・・・逆にそれが不気味に感じるんだけどね。

 ホッとしながら店を出たあと、ちょっとした事が気になった。

   さっきあの人トイレにいったよね(トイレの中からでも彼の独り言が聞こえてきたのには参ったね)

   そのあと、手を洗ってた様子が無かったような・・・?

 チラリ、と本に目を落としてしばし硬直してみる、今日この頃。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!