TOHGA嬢の生活



3と1、2

2002年12月01日(日)

 最近、学生有志のグループに参加している。

 今日はその関係で、学校付近にある福祉会館で行われたお祭りの、出し物に参加してきた。

 分かり易く謂えば、ボランティア。

 けれど、私がこの言葉に対して抱くイメージは、嫌悪するべきもの以外の何物でもない。

 同じような意味合いで、何か違う言い方を探しているのだが、上手い言葉が浮かばない。

 まぁ、その話は今は置いておこう。

 私は元来、町内会やらなんやらの地域親交型の集まりが大嫌いだ。

 何故、近所だからという理由だけでお付き合いをしなければならないのか?

 私の人嫌いの激しさも、こういう集まりを嫌う理由のひとつになっている。

 例えば今日の集まりで、私が「口も聞きたくない。この人の傍にいるだけでイライラしてくる」と感じた人物は五人以上。

 自分勝手な人、片付けない人、でしゃばり、威張り屋、狭量。

 実は全部自分の欠点でもあったりするのだが(それがまた鬱なんだけど)こういう人達を見ると、本当に嫌になる。

 地域の集まりって、こういう嫌な人間が腐るほど集まっている、私にとっては3ヶ月前に仕掛けたゴキブリホイホイのような存在なのだ。


 でも、それには目を瞑ろう(謂うだけ謂って、気が晴れたし)

 お昼ご飯に配られた、普段は学校で給食を作っているというオバサン達が作ってくれた豚汁はおいしかったし、お婆さんから新しい折り紙のレパートーリーも教えてもらった。

 それに、私らの出し物が一番皆に受けてたんだもんね。


学園祭 その3

2002年11月24日(日)

 学園祭、最終日。

 今日の弟子も、これといった失敗もなく終了した。

 道具スタッフの「投げ花」が両方ともしけてたけど、弟子が失敗してなければ私は満足だ。

 流石に最終日なので、OBが沢山見物に来てくれた。

 その中に、一年以上前から絶縁状態だった人物の姿を発見。

 自分の中で少し動揺しているのが分かったが、特に気にしない事にする。

 舞台終了後の演目別のファミリー写真を取る時、カメラの前に来ようとしなかったので、手招きで誘う。

 何故か、声に出して呼ぶのは躊躇われた。

 目が合ったので、気付いてはいたと思うのだがこちら側にはやって来なかった。

 ま、避けられているのだろう。

 写真撮影くらい、何食わぬ顔で出てくれば良いのに。


 弟子二人と道具の後始末をしている時に、その人が顔を出した。

 とりあえず、弟子に紹介する。

 後片付けを手伝ってもらいながら、しばしの雑談。

 私としては別にピリピリとしてもいなければ、特に気まずいと感じる事もなかった。

 そりゃあそうだろう、私の中では既にリセット済みなんだから。


 彼が去り、片付けもひと段落したのをみて、私は早々に帰る事にした。

 打ち上げは、財布が淋しいのでパス。

 駅付近のお店で鯛焼きを買って、電車に乗った。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!