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2002年10月28日(月)
法学部の学生でもないのに、裁判の聴講に行ってきた。
地方刑事裁判ってやつ?
目測30m×30m、正方形の室内。
3、40人は座れそうな聴講席には、私と同年代の学生が15名ほど座っていた。
あと、中年層の男女が7、8人くらい。
どうでも良いけど、廊下で中高生の団体さんとすれ違ったのだが、あれは修学旅行生だったのだろうか?
開始の5分前に、被告人がガードマン2人にサイドを固められながら、ご入場。
刑事(検事?)さんらしき人に話し掛けられてた時の表情があまりに間の抜けた風に見えたので、一瞬、知能遅れの人かと思ってしまった。
だとしたら、部屋を間違えてしまったのかもしれない。
もう一人、一緒に聴講に来る予定だった人物も未だ来ていない事が、不安を煽った。
ドキドキしながら、しばし待つ。
けれど、その人物が姿を現す前に裁判は始まってしまった。
……どうやら、部屋は間違えていないらしい。
って事は、奴は寝坊したか、もしくはサボったのだろう。
まぁ、どうでも良い。
裁判は、20分程度のごく短時間であっさりと終了した。
来月、判決がでるらしい。
当たり前だけど、テレビで見た裁判とは、かなり印象が違った。
テレビでは弁護士やら検事やらが朗々と意見を述べていたのに対し、現実は、被告者側のも原告側のも、ぼそぼそとした早口の棒読みで、とても聞き取り難い。
しっかりとした発音をして話していたのは、裁判官と、衝立の向こうで陳書を読んでた人物と、被告人だった。
だからその弁護士風の2人に対しては、「あぁ、この人たちは仕事をしてるんだな」と云う感じを覚えた。
裁判終了後、ゲームセンターに行って少しだけ遊んだが、あんまり面白くなかった。
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