TOHGA嬢の生活



愛しているのなら ただキスをして抱きしめて

2002年04月20日(土)

 今日は第三土曜日。読み聞かせの活動は無いので、手品の部会に参加してみた。

 今は新歓シーズンなので、新入生向けのレクチャーやステージショウが主な内容。ある意味一番、手品っぽい事をしている時期だ。勿論他の時期も手品をしているのだが、手品と聞いてアタシがイメージする華やかさは、この時と学内・外発表会本番のまさに一瞬だけであるような気がする。その他は地道な練習、練習、練習…(と云う程練習しない奴もいたけどね。例えばアタシとか?)

 一番最初にショウの舞台に立ったのは、ビジュアル系で男前の○俣君と云う男の子。やってる手品は「シガレット」と云う地味〜なやつなのだが、本人が華のあるキャラクターなので、有り得ない程に受けが良かった。そしてそれを妬む輩(多分、冗談だとは思うけど?)の多いこと、多いこと。ウチのサークル部員達は、意外にカワイイ と、思ってしまうひと時だった。

 その後はトランプを使った、簡単なマジックのレクチャー。

 二年生がホスト役で、三年生のアタシ達は、あくまでサポートと云う立場(らしい) 聞く所によると、どうやら先週は三年生が出張ってしまったらしいのだが、今回はそんな事は無く、アタシと数人は教室の隅でだべっている事が多かった。某人物は、追試のテスト勉強(まだ4月なのに!?)なんて事までしていたしね。
 なんとなく、一年生達の中に入って友好をはかりたいような気もしたのだけれど、小心者の風が吹いて、結局彼等の輪には入れなかった。

 六時頃から学内の宿泊施設でサークルの新勧コンパが催され、何となく、参加してみる。

 慣れない麦酒をコップ二杯飲んで、早くも赤面。
 みっつ程、席を廻り、新入生と会話を試みた。けれども、殆ど時間を顔見知りの二・三年生と話す事に費やしてしまった。彼等との間に何となく感じるのは、微妙な距離感。話しかける時に、相手に構えられていると感じるのは気の所為だろうか?

 コンパの後は、当然二次会に参加…するつもりだったのだが、カラオケに行く気のある新入生は全くの皆無だったので大いに落胆した。美味しくもない居酒屋のお酒なんて飲みたくもないし、ビリヤードの方が遙かに楽しそうだったのだが、とある人物に足を引きずられ、やむなく二次会の飲みに参加した。

 まったく全然、楽しくない。それでも作り笑いを浮かべられる程度の余裕だけはあった。

 何でこんな処にいなくてはならないのか?
 全てアタシが悪いのか?

 そんな筈は無い。それは、違う。

 何故そこまで貪欲なのか?

 どうしてアタシが責められるの?

 貴方にとって全てでも、アタシには全てではない。
 自惚れるなと謂いながらも、アタシに「全て」を求めるのなら、それは同じ事ではないのかしら?

 100の貴方は50のアタシを否定する。

 癇癪なアタシはそれならいっそ、その50すら捨ててしまいたいと、思ってしまう。

 しかしそんな事は出来るはずもなく。
 それ故に愛はひと時の憎に、表裏する。


 ただキスをして抱きしめて

 それだけじゃ足りないの?


 阿呆臭くなって来たので、考えるのを止める。
 何となく、ローテンションな一日だった。


外見で人を判断してはいかんぜよ…

2002年04月18日(木)

 授業も終わり、手品のサークルの練習を見る為に電車に乗っていた時の出来事である。

 明大前の駅で乗り換えの電車を待っていたアタシは、階段から下りてきた、顔以外をスカーフで覆った異国の人と目があった。。。

 そして何故か彼女は、アタシと目があった途端、知り合いを見つけた時の様に表情をぱぁっと明るくして、アタシの方へ近づいて来たのである。

 やばいっ……!!

 咄嗟に身の危険を感じるアタシ。

「貴方は神を信じますか?」とか「タリバン万歳」とか話しかけられたらどうしよう??
 例え母が立○校正会にハマッてても、中学からずっとミッション系の学校通ってても、家が親鸞宗のお墓でも、結婚式はウェディングドレスで♪とか思ってても、
 断じてアタシは無信仰主義と決めてるんだ!

 しかしそんなアタシの心配をよそに、彼女はアタシにこう言った。

「駒場への行き方を教えて下さい」(勿論、英語で喋っている)

 あ、英会話か…。

 それはそれで、困るんだYO!

「この電車に乗って6駅先だよ」

 と、日本語で言えば簡単なのに、こんな初級の英訳すらアタシには出来なかった。いや、ほら、いきなり話しかけられて、気が動転してたのよ、なんて言い訳をしてみたり。。。
 質の悪い事に、その駅でアタシも降りるって云うこの運命の悪戯!

 パニック気味のアタシは、
「アタシも、駒場、行く」(勿論、ジャパニーズ・イングリッシュ。あぁ腹立たしい)
 などと言ってしまったのでさぁ大変。
 彼女ともう一人、同じようにスカーフで頭を覆った女性と一緒に、「十数分間 ちょっと気まずい電車の旅」をする事になってしまったのである。

 電車内でも何度かアタシの英語能力を試される事になり、当然のごとく、まともに答えられないアタシがいた。

 トゥーチャーって何よ!?

 あまりに言ってる事が解らなくてアタシが困ってしまっていると。

「カワイ〜!!」

 と、彼女達に偉く達者な日本語で謂われてしまった。あまりにその言い方が日本人ぽいので
「日本語喋れるの!?」(これだけは何故か流暢。理由は言うまでもない)
 と聞いてしまった。
 くそぅ、日本人が英語にコンプレックス持ってるのを知ってて、馬鹿にしやがったな。

 しかし彼女は
「いいえ、ほんの少ししか喋れない」
 と、英語で答える。一応、信じる素直なアタシ。
 でもなんか、クツジョクだ。。。

 そうこうする内に、駒場に着いた。着いた後も彼女達は何か話しかけてきたが、やっぱり解らないので解放してもらった。勘弁してほしい……。

 それにしても、よりによって何でアタシに話しかけて来るかなぁ?
 クォーターだからか?(母方の祖父は米国人だったらしい)
 いやいや、ただ運が悪かっただけに違いない。
 もしくは、「親切そうな人に見えた」って事か?
 そういや以前、養護学校の子がアタシを先生と間違えて抱きついてきた事もあったなぁ。アレにもかなりビビッたけど、今回は自分の無能さを突きつけられた様な気がして、精神的にかなり痛かった。

 もし目の前が海辺だったら、絶対叫んでやる。
 英語なんて、大っ嫌いだぁ〜!

 どうでも良いけど、アナタ、何年前の人?

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!