TOHGA嬢の生活



認める事により、それを否定する。

2002年04月01日(月)

 実は、この日記を記したのは四月十二日だったりして。

 既に何をしたのかよく思い出せないのだけれど。

 ひとつだけ、覚えている事を書いておこう。

 周知の通り、今日はエイプリル・フールである。

 幼い頃は、取り敢えず何が何でも嘘をついて、誰かをからかってやろうと下らない戯れ言をばらまいていた。

 しかし、この年にもなって
「さぁ、どんな嘘をついても良いんだよ」
 などと云われても、案外、嘘をつく気になれない自分がいる。

 そもそも、何故、「嘘をついても良い日」などが存在するようになったのだろう。

 何故今日が、その日なのだろう。

 ひとつ思い当たったのは、

 「今日、嘘をついても良い」と云う事は、その言外に、「今日以外の日常生活では、嘘をついてはならない」と云う言葉を含んでいるのではないか、と云う事。

 一般常識。

 当たり前過ぎて、面白くもない。

 しかし何故かそこが、気に入ってしまった。


水中花

2002年03月28日(木)

 現在、今月の日記は今日を入れて五日分しかない。別に忙しかった訳でもなく、単に怠けていただけだ。
 取り敢えず、反省のポーズを取ってみる。
 時間とやる気ががあれば、これから数日分をアップしようかと思う。

 さて、今日は所用で、久しぶりに学校に足を運んだ。
 通学の際、一本の小さな橋を渡るのだが、その下には幅の狭い川が、その川と同じくらいの幅の土手に左右を挟まれて流れている。

 橋の下を眺めると、鮮やかなレモンイエローの小さな花がまばらに咲いていた。
 菜の花である。

 この季節の橋下では、ちょっとした菜の花畑が堪能出来る。それこそ、黄金色の川が、二本流れているかの様な有様なのだ。

 しかし、菜の花の数がいつもより少ないと感じるのは気のせいだろうか?
 まだ時期が早くて咲きそろっていないだけなのか?
 それとは少し違う気がした。

 そう言えば去年、雨で川の水が増水した事があった。

 泥で濁った水は菜の花よりも高く溢れ、荒々しく川下を下っていった。
 今年の菜の花はもう駄目だねと、誰かと話したのを覚えている。
 ところが一昼夜経ってまた川を橋から見下ろすと、澄んだ川の水の中でたゆたうレモンイエローが、 水面と一緒に綺羅綺羅していた。
 あの瞬間の感動とその美しさを、上手く言葉にするのは少し難しい。

 残念ながらその後すぐに水の退いた土手には、なぎ倒されてずぶ濡れの植物だけが残されて、あの幻想的な水中花は束の間の出来事になってしまったけれど。

 多分、あの増水が原因で去年は種が出来なかったのだろう。

 菜の花の少なさに寂しさを駆られたりもするが。

 またあの水中花を眺めたいと云う欲望もあったりする。

 そんな僅かな後ろめたさをその影に感じながら、アタシは今年の菜の花を眺めた。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!