金色の夢を、ずっと見てる

2008年06月27日(金) 初めてのお泊り。

研修のため、昨日から1泊2日で福岡に行ってまいりました。

文字通り、産後初めての別々にお泊りです。


朝から保育園への送りは次郎君に任せて、実家にお泊りグッズだけ預けてJRで福岡へ。研修自体は、予想以上に中身が濃くて興味深い物でした。正直、最初にスケジュールを見た時点では
「これは途中で眠くなりそうだな〜」
なんて思ってたんですけどね(苦笑)

初日は本社の人達が講師だったんですが、1〜2時間ずつの長すぎない構成になってたので、意外と集中して聞けました。中身もなかなか面白かったですし。2日目は、社外講師の方が1人で1日という長丁場だったのですが、講義の形態が……何か1つ投げかけるたびに、必ず全員に意見を聞かれるのですよ。途中で休憩を挟んだ後は気分転換も兼ねて大声で早口言葉を言わされたりして、昼食直後とかに眠くなる事はあっても実際に居眠りする余裕なんてありませんでした(^^;


今回の研修は同年度に採用された11人が対象だったのですが、私は中途入社。そして私以外の10人は年度初めの新卒定時採用。

……えーとつまり、私以外は全員同い年。しかも7つも年下。ひょえ〜。

でもまぁ本社で仲良しの女の子・のんちゃんが一緒だったので、ちょっと楽しみではあったんですね。会議で会った時なんかも一緒に夕飯食べたりするんですが、いつもは私が熊本に帰らなきゃいけない。ユウが産まれる前は最終のJRで帰ったりもしてたんですが、それでも時間制限がある事に変わりはないじゃないですか。でも今回は泊まり。まぁ翌日も研修なんだからあんまり遅くまではまずいにしても、いつもよりは時間を気にせずにおしゃべりできる!なんだったら食べた後にカラオケなんかも行けるかも!と思ってたんですが…………


なんと、のんちゃんの所属部署の送別会の予定があるとな。


のんちゃんの上司である部長さんが7月1日付けで異動なんです。その送別会が、研修初日である木曜の夜に入っちゃったんだって。しかものんちゃんは、私も研修に参加だという事を、前日まで知らなかったらしいです(--;


実は今回の研修、最初は内容もメンバーもちょっと違ったらしいんです。でもそれからなんだかんだあった末に内容もメンバーも変わり、その結果、私もメンバーに入ったんですね。のんちゃんは最初から参加の予定だったので、その時点での参加者名簿をもらってたんだけど、そこには私の名前はない。で
「研修の中身もメンバーも変わったからね」
と新たな参加者名簿をもらって私の名前を発見したのが、研修前日だったんだって(苦笑)

「いや〜男子ばっかりの中で2日間研修だと思ってどんよりしてたんで、姐さん(なぜか彼女は私をこう呼ぶ。姉さんではなく姐さん。わざわざメールでそう送ってきた)も来るって知ってめっちゃテンション上がりましたよ。でももっと早くに判ってたら、今夜送別会なんて入れなかったのに!」
と悔しがってました(^^; というか、幹事が誰か知らないけど、なんで木曜に飲み会を予定するのだ。


まぁそんなわけで、当てが外れて1人で過ごす事になってしまった福岡の夜。

福岡ならトモエがいるけど、まず日勤じゃないと無理。うまく日勤だったとしても、同じく交代制で働いてる旦那さんの勤務の都合はどうかとか、ユウと半年しか違わないマイちゃんのお迎えとかを考えると、当日にいきなり誘って食事に行ける可能性はかなり低い。しかもトモエは今はバス通勤で足もないし、トモエの職場や家と私の現在地(会社の研修施設)は博多駅を挟んで逆方向。

熊本から福岡に転勤した仲良しの先輩職員とかもいるんですが(しかも2人とも単身赴任なので、連絡すればよっぽど仕事が詰まってない限りは間違いなくご飯ぐらいおごってくれると思うんだけど)、なんとなく
「じゃぁせっかくだから1人でだらだらするか」
と思い直しました。会社が手配してくれてた駅近くのビジネスホテル。一旦チェックインして、またすぐに出かけました。目的地は駅の地下街だ!


地下街にある本屋さんでのんびり物色し、東野敬吾の短編集とたまたま出ていた陸奥A子さんの新刊を購入。駅構内のミスドで新作『フルーツシュー』をデザートに買って、さらに近くのモスでハンバーガーと、ファミマでサラダを買って部屋に戻りました。あ、モスでサラダを買わなかったのは、量がちょっと少ないからです。野菜を少しでも多く食べたかったのだ。夕食にハンバーガーって栄養バランス悪いなぁとは思うんだけど、普段あんまり食べる機会ないから、こういう時につい食べたくなっちゃう。たまにはいいよね。


とっとと持参したパジャマに着替えてラクチンなスタイルになって、のんびりテレビ見ながら寝っ転がって本読んだりハンバーガー食べたり。おかげで『ラストフレンズ』の特別編がリアルタイムで見れました。


途中、ユウの様子もちょっと気になったので母にメールしてみたら、3時間ぐらい経ってから
『楽しそうよ。でも寝る時に“ママ〜”って泣かれたらやっかいだから、眠くなったらブランコに乗せるわ』
という返事。(実家にブランコがあるのですが、その揺れが気持ち良いらしく、よく乗ったまま寝るのです)

ちなみに今日の午前中には
『機嫌良く起きたけど、寝起きの第一声は“ママちゃんは?”だったわよ。嬉しいでしょ』
というメールが来ました(笑)……嬉しいっつーか、ちょっとホッとしたかな(苦笑)初めてのお泊りで全然平気そうにされるのもちょっと寂しいじゃないか。


2日目の研修も無事終わり、のんちゃんとちょっとだけ駅内のカフェでお茶して帰りました。夕飯でも食べたいとこだったけど、残念ながらのんちゃんも予定があったし、私もさすがに今日もあまり遅くなるのは気が進まなかったので。


8時半ごろ熊本に着いて、ちょっとだけ本屋に寄り道して(笑)妹にサンダルを返すために実家に寄る。ユウは8時過ぎぐらいに次郎君が迎えに来てくれてるはずだったんですが、行ったらちょうど
「ほんの15分ぐらい前に次郎さんが迎えに来たわよ」
と言ってました。あれ、寄り道しなかったら一緒に帰れたか?

帰宅中、道沿いにあるたこ焼き屋さんの屋台の所に次郎君の車がいたような…と思ったら、どうやら当たってたようです。家に着いたらまだ次郎君帰ってませんでした(^^; 追い越してきちゃった。ユウは帰ったら私がいたのでビックリ。でも
「ママちゃ〜ん!」
と走ってきてくれたのでちょっと嬉しかったです。ユウも初めての『おばーちゃんちにお泊り』だったけど、私だってユウと離れて外泊したのは初めてだったんだもん。寂しかったというか、1人で寝るという事になんか違和感でしたねぇ。

ユウは特にぐずったり泣いたりもしなかったようで順調にお泊りデビューできましたが、母いわく
『寝る前に、ボールの出っぱりの部分をチューチューしてたわよ。もしかしておっぱいの代わりにそれで紛らわしてたのかしらね』
…だそうです。やっぱりちょっとは寂しかったらしい。


でも2人目とかできたら、出産の時とかはしばらくは実家とかに泊まってもらう事になるだろうし、嫌そうじゃないので良かったわ。



2008年06月23日(月) おしゃべりが何よりのストレス発散。

夕方、久々にリナが遊びに来ました。実家の用事で1週間のプチ里帰りをしてるのです。

ちょうど来てくれた頃に夕飯の支度も終わったので、次郎君の帰りを待ちながらのんびりおしゃべりしてました。リナの子供は3歳のしーちゃんと1歳になったばかりのみーちゃん。ユウは保育園で年の近い子供に慣れてるせいか、臆する事なく近づいていき、それなりに交流も取れてたようです。


途中で、ここ数日大発生してるらしいシロアリが家の中に入ってきて大騒ぎになったりもしたのですが(しーちゃんが虫嫌いらしく、「あそこにもいるよー!」とすっごい離れた位置からも見つけちゃうのだ)まぁ概ね楽しく過ごせた…と思います。しーちゃんは虫騒ぎでちょっとご立腹でしたが(^^;


ユウにとっては慣れたおもちゃでも、しーちゃんにとっては新鮮。そしてしーちゃんが遊んでるとユウも気になるようで、結局2人で取り合ってるんだか譲り合ってるんだかよくわかりませんが一緒に遊んでました。みーちゃんはまだ参加するのは無理だったな。でもみーちゃんも珍しく終始ご機嫌で(普段は慣れない人には近づけないらしい)思ったよりゆっくり話せましたよ。子供が多くなると大変な気がするけど、そうなると子供は子供で遊んでてくれるのね。


まだしーちゃんが小さかった頃(いや、今も充分子供なんだけど、もっと小さかった時ね)にうちに遊びに来た時は、次郎君にギャン泣きしちゃって話どころじゃなかったんだよね。でも今回は次郎君にブランコを押してもらって楽しそうだったし、みーちゃんも、抱っこされた時はさすがに
「あんた誰!?何すんの!?」
みたいな警戒した顔をしたけど(笑)近くにいる分には平気だったようで、次郎君の隣に座ってうきゃうきゃと上機嫌。子供って、子供好きな人はわかるよね〜とリナと眺める。それにしては3年ばかり前のしーちゃんは大泣きだったけど。


リナとも『家』の話になりました。リナの所もマイホームの話が持ち上がってるそうです。まぁどっちも
「来年辺りから考え出そうか〜」
みたいなのんびりした話なのですが。でもうちの場合は『どこに建てるか』っつっても熊本市内ってのが大前提だけど、リナんとこは『どこに』の選択肢がまず県の単位だからなぁ。

物件も、うちは私も次郎君も一戸建てで育ってるので自分達が持つ家もほぼ無条件でそのつもりなんだけど、リナんとこは旦那さんがマンションも視野に入れてるらしいので、うちより選択肢(っていうか悩むポイント?)が多くて大変そうです。どうせなら同じ市内に住めたら楽しいよな〜。



2008年06月22日(日) してもいいけど、しなくていいならしたくない。

雨の日曜日。昨夜帰宅したのがもう朝方4時近かったのですが、9時過ぎにはユウに起こされました…。

次郎君も一緒にテレビを見たりユウと遊んだりお昼寝したりしながらまったり過ごしてたんですが、午後になって小雨になったので
「お外ー!」
と騒ぐユウに傘を持たせて玄関前で遊んでた時に、次郎君が衝撃発言。


「来年当たり、家を考えようかと思ってるんだけど…」


家を考える、って……




…………………………え?建てるって話!?





まぁよくよく聞いてみたら
「来年当たり建てようかな」
じゃなくて
「来年になったら考え始めようかな」
だったんですが(苦笑)


それでも、正直、思ったより早い。一応『ユウが小学校に入るまでを目標に』とは言ってましたが、絶対遅れると思ってたもん。何でまた急に?と聞いたら
「だって俺がいくつまでローンを払うかって考えたら…」
……そうだね、次郎君来年は40だもんね。


まだ具体的な事は何も考えてないんですが、問題は間取りですよ。いずれ家を建てる時は義両親と同居って予定なんです。さりげなく
「建てるなら二世帯?」
と聞くと
「やっぱそうかな〜」
「うん、だって生活時間帯が全然違うから、二世帯にしないとお互い気を使って大変だと思う」
なんて言ってたら、また驚きの発言が。



「母ちゃん達は、俺達が出た後にここに住んでもいいって言ってるんだよね」




……いつのまに義両親とそんな話をしたんだ。(しかもなぜ私より先に義両親と話してるのだ)

とはちょっと思いましたが、それ以上にその内容にビックリ。

確かに、今私達が住んでるこの家はまた空き家になる。築30年以上経ってはいるけど私達が住むに当たってリフォームしてるからさほど不便はないし、少なくとも、今義両親が住んでる家よりはずっと住みやすいはずだ。

義実家はちょっと変な場所にあって……車が通れる道から、ものすごく急な階段(しかも義父が素人工事でこしらえた“ないよりはマシ”ってレベルのもの)をかなり降りた所に家があるのです。今はまだいいけど、そのうち義両親にとってその階段の上り下りがかなりの負担になるのは目に見えてる。お義父さん、もう70だし。

義両親も、この年になって引っ越すよりは、住み慣れたこの土地のコミュニティに留まった方が気がラクなんでしょうね。良くも悪くも、田舎ならではの濃い近所付き合いがありますから。私はその濃さがちょっと煩わしく感じたりもするし、それは別としてもユウの通学環境とか考えると、早めの引越しには異論のあるはずもなく。


ちょっと前に話した時には『二世帯住宅を建てて、今は義実家で同居してる義妹親子が空いたこの家に引っ越してくるかも』という話だったのですが、義妹親子だけでなく義両親も含めてここに移ってきて、私達だけがは家を建てて引っ越すという事になるかもしれません。


いや〜正直、同居しなくて済むならその方がいい。

結婚して3年。義両親ともずいぶん仲良く慣れたし、結婚当初のように頑なに
「同居なんてイヤだ〜!」
とは思ってません。でも、だからって積極的に同居したいわけでもないんですよね…確かにお義母さんは好きだし、今なら
「このお義母さんなら同居しても仲良くやっていけるかも」
とも思っています。でも、しなくて済むならしたくない。多分、今は別々に済んでてお互いにそれなりに気を使ってるからうまくいってるんだと思うんです。多少距離があった方がうまくいく関係って絶対あるよね。


家を建てる時は同居って思い込んでたから、降って湧いたような『同居しないかも』話にちょっと動揺してます。でも期待しててやっぱり同居って事になったらショックも大きいと思うので(苦笑)あまり期待せずに、ぼちぼち話を進めてみようと思います。まぁなんたって『考え始めるのが来年』っていう話ですから(^^;


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咲良 [MAIL]

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