金色の夢を、ずっと見てる

2007年11月29日(木) 1歳半検診だってさ。

昨日の話しとちょっと関わりがあるようなないような話なんですが。


今月始めぐらいに、ユウの1歳半検診のお知らせが届いたんです。検診は12月初旬。今までの○ヶ月検診とかは各自で近くの小児科に予約して行くようになってたんですが、なぜか今回の1歳半検診だけは、『12月●日に◎◎保健福祉センターに来てください』ってやつで。


そりゃ別にいいですよ。案内を読んでみると、普通の検診に加えて歯磨き指導や歯のフッ素加工もやってくれるらしいので、それだったら小児科に各自行くよりも、対象の親子集めた方が効率的でしょうね。



でもさ。








思いっきり平日ってどういう事よ?








働いてる母親は無視かい?せめて、平日と週末と2〜3回に分けて実施して、都合のつく日にどうぞとかできないのか?

まぁ下の方に小さく
『当日来れない方はご連絡ください』
って書いてあるから、“無理だったら別の日に”とか“後日近くの小児科で”とかできるんだろうけどね。でもそれだと、歯科検診やフッ素加工は一緒にできませんよ、とかそういう事なんだろうね。


まさか1歳半の子がいる母親はすべて専業主婦だと思ってるわけじゃないだろうから、それはつまり有給を取れって事なんだろうねぇ・・・・・建前上は、どの会社でも有給という制度がちゃんとあって、職員の当然の権利として取得できるはず・・・・なんだろうけど、実際はそうじゃない会社もあるって事、お役所さまは御存知ないんですかね。


うちは有給も取りやすい雰囲気だからまだマシだけど、いつ子供が発熱したりして突発で長期の休暇をお願いしなきゃいけなくなるかわからないという状況で、できればあんまり有給を使いたくないな〜という気持ちも、ちょっとありますのでね。あまり平日に集合かけられるのはありがたくないですなぁ。



・・・と嫌味の1つも言いたくなったのは多分私だけじゃないと思うよ?

まぁ週末にやったらやったで、検診する側の医者とか歯科医師とかが休日に働く事になっちゃうんだろうけど、お医者さん何人かが休日出勤するのと、何人いるか判らないワーキングマザーに有給取らせる事を秤にかけたら、前者の方が無理がないと思うんだけどね・・・・あ、それだと医者の休日手当てとかを自治体が払わなきゃいけないからか。そうね〜お医者さん何人分かの休日出勤手当てを払うと結構な額になるかもしれないけど、一般市民に有給取らせて平日にやればそのお金はかからないもんね〜・・・・・と思うと余計腹立つな(-_-)



ってか私の場合、今週始めのマキの結婚式の翌日に(二次会とかで何時に帰れるかわからないなーと思って)有給取っちゃったから、スパンが近すぎて上司に言い出しにくいってのもあるんだけど(苦笑)月末の処理さえキチンと終わらせれば休めないスケジュールじゃないので、明日にでも所長にお願いしましょう。



2007年11月28日(水) 少子化対策とはなんぞや。

自分が子供を持ってみて、改めて考えさせられるテーマである。

定期健診の費用がないからと1度も産婦人科にかからないまま、何のデータも準備もなく飛び込みでハイリスクな出産をした挙句、出産費用を踏み倒す人もいるらしい。そういう人にとっては、検診費用に公的負担が出るようになったらありがたいのだろうけど、逆に、そもそもそんな人は助成が出ても検診なんて行かないんじゃないか?という気もちょっとする。

出産費用がタダになるとか、児童手当が増えるとか、それはそれでありがたい事なんだけど、政府が提案する少子化対策ってなんか的外れというか、良い事なんだけどなんかちょっと足りないようなずれてるような・・・・というものが多くて。


なんかスッキリしないな〜と思っていたら、地元の新聞でこんな記事を見つけました。

イギリス・フランスで出産・育児を体験してきた人が、日本との違いや感想を綴ってきた連載の最終回の文章です。これはぜひいろんな人に読んで欲しい!と思ったので、ここでご紹介。

・・・・・・・・無断転載とかになるかな、もしかして。出典も著者名も明記すればいいのかな?まぁもし怒られたら削除しますって事で、全文を転載させていただきます。読みやすいように、段落分けなど若干手を加えてますが、文章はすべて原文のままです。



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【熊本日日新聞 2007年11月21日】

『まずママが幸せに 〜日英仏 子育て体験記〜』 薗部容子


 ベビーカーを押しながら手動の扉を開けようと苦戦していても、子どもが寝入って重くなったベビーカーを持ち上げて階段を上ろうとしていても、忙しい街の中では誰も手伝ってはくれない。
 そう、ここは日本だったのだ。英国、フランス生活を終え、六年ぶりに帰ってきて、“日本”に気付くようになった。
 
 最近もお蔵入りになったとはいえ、政治家らによる「子育て指南」として、「子守歌を歌って寝かせよ」「絵本を読んで聞かせよ」と、相も変わらず「どんなときも愛情いっぱいの母親の理想像」が提唱されていた。
 
 専業主婦のママは二十四時間の育児を当然と思われ、ベビーシッターに子供を預けて自分の時間を持つなどなかなか認められない。仕事をするママは、自分が働いてることが、わが子の成長に悪影響を及ぼさないかと心配しつつも、職場に迷惑はかけられないと気をつかう。
 
 母乳が出ないで悩むママに「母親としての自覚を持って」と説く助産師もいれば、熱を出した子供を診て「こんなに小さいのに保育園に預けてるから」と説教する小児科医もいる。「母乳を冷凍してまで仕事をするとは」と嘆く政治家もいる。

 英国には、「赤ちゃんを憎らしいと思う瞬間はどんなママにだってあるのよ」といってくれる助産師や、母乳を自分で搾ることがどれだけ大変かを知っていて、それでも母乳を与えたいというママの愛情をくんで、冷凍母乳を預かる保育園の先生がいた。
 フランスにも「赤ちゃんを預け、夫婦でゆっくり食事にでも行かなきゃダメ」と教えてくれた先輩ママ、少子化対策は「まずママを助けること」と考える政治家がいた。

 子どもの誕生日だからと会社を休み、子どもの調子が悪いと聞けば飛んで帰るパパ、そしてそれが許される社会。両国とも、誰もが家族を優先順位の一番に置くことに疑問を感じていなかった。
 そんな社会であれば、私たち母親も子守歌をたくさん歌うでしょう。絵本もいっぱい読むでしょう。今の日本で、歌いたくなるくらい、気持ちに余裕のある母親がどれくらいいるでしょうか。

 私の子どもたちが父、母となる頃には、誰もが「一番大切なのは家族」と胸を張って言える社会になっていてほしいと、願ってやみません。




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転載、おしまい。


これを読んで
「・・・・なるほどな〜・・・・」
というのが最初の感想。そうなんだよ。私達が・・・というか、おそらく世の中の“母親”である人達の大多数が願ってるのは、こういう事なんだよ、きっと。

別に、子供を言い訳にすればなんでも許されると思ってるわけじゃない。でも、まだ言葉が通じない、意志の疎通も簡単にはできない、理屈も通じなければ世間の常識なんてもっと通じない、そんな小さな怪獣を連れてる母親達は、ちょっとした事でいいから周囲のサポートがあればずいぶん暮らしやすいんじゃないだろうか。

そしてそういう暮らしやすさがあれば、もう1人ぐらい子供を持ってもいいな・・・と思ってる人も、少なくはないと思うんだ。


自分で望んで子供を持ったのだから甘えるな、周囲の手助けを望むなんて図々しい、そんな事をいうぐらいなら子供を持たなきゃいいんだ、という人もいます。

実際、子供ができたらいろいろ大変だろうから、仕事がしにくくなるから、周囲の手助けは期待できないから、そんな理由で子供を持つ事を諦めてる人もいます。でも、そうやって諦める人が多くなったからこそ、今みたいに少子化が社会問題になるまでに子供が減ってしまったんじゃないの?



甘えてるのかな、とも思います。子供が熱を出して会社を休む時に、申し訳なく思わなくて良い。それが当たり前だと会社が思ってくれるといいなって事ですから。

でも実際に、子供の事で恐縮しながら休暇をお願いしたり、子連れで出かけて神経磨り減るような思いをするたびに、
「あと1人分(あるいは2人分)こんな思いをするのはしんどいな」
と思うのも正直な気持ち。2人目ができたら、自動的に“子供の発熱で上司に頭を下げて休暇をお願いしなきゃいけない期間”があと何年か延びるわけだ。それはしんどいな、と思うのも事実。

だからって、子供が小さいうちは専業主婦になったら?って言われると、なんで女だけが育児のためにやりたい仕事を諦めなきゃいけないの?って思うし、でもそう言ったら言ったで
「育児も仕事もって自分で決めたんなら、甘えた事言ってないで頑張りなさいよ」
って言われちゃったり。


母親だって万能じゃない。子供の事を気にせず旅行に行ったり、時間を気にせず友達と食事に行ったりしたい。でも子供が小さいうちは無理。そう思うと、2人目は諦めて今いる第一子を早く育て上げてしまいたい、早く自由になりたい・・・と思ってしまう事もあるんだ。子供のためなら大概の事は我慢できるけど、そもそもなんで母親だけがそんなにいろんな事を我慢しなきゃいけないの?って気持ちにもなるんだよ。



うちの会社は1年間の育児休暇がもらえて、復帰してからも育児時短が認められてて、両方の実家も近くて預けたり手伝いに来てもらったりも簡単に頼れて、それってすごく恵まれてると思いますよ。ありがたいし、申し訳ないなって思う。でも心のどこかで、
「なんで申し訳なく思わなきゃいけないんだろう。なんでこんなに気を使わなきゃいけないんだろう」
とも思ってるの。感謝はもちろんするけど、セットのようについてくる“罪悪感”や“申し訳なさ”が鬱陶しい。そう思っちゃう事自体が図々しいのかな。甘えてるのかな。



経済的な援助だけじゃなくて、そういう意識の改革や社会的な受け皿の整備の方が、大事で難しい事なんじゃないでしょうか。言い尽くされた言葉だけど、『産みやすい、育てやすい社会』にならないと、少子化対策にはならないんじゃないかなぁ。




2007年11月26日(月) 怒るって難しい。

実は、数日前から喉が痛くてですね・・・・・会社で暖房入った初日にやられたので、乾燥してるせいかと思ってたんですが、どうやら普通に風邪を引いてたようです(--; 

今日は(昨日がマキの結婚式で何時に帰るかわからなかったので)休暇を取ってたんですが、朝からいつものようにユウを保育園に送って行って、その足で耳鼻科へ行きました。いつも混んでる病院なんだけど、平日(しかも月曜日)の診療開始に近い時間だったせいか、1〜2人待ちで診察室へ通されました。

炎症を抑える薬が出て、そのままついでにお買い物。といっても日用品です。ドラッグストアに行って、ユウのオムツやらシャンプー&リンスやら・・・・あ!アジエンスの詰め替え用が出たんですね!夫婦揃ってアジエンスがお気に入りだったんだけど、詰め替え用がなくて毎回ボトルを買わなきゃいけないのがちょっとイヤだったんですよ。なので、他のも試してみようとこの前まで『チカラ』→今は『一髪』を使ってみてるとこなんですが、詰め替え用が出たならまたアジエンスにしよう♪

ついでに、オムツも初挑戦のネピアの『GENKI!』を買ってみました。アンパンマンのオムツです。

別にユウがアンパンマン好きってわけではないんだけど(嫌いじゃないけど、最近はむしろぷーさんが好き)かわいくてちょっと気になってたんですよね。サンプルが置いてあったのを触ってみたら、肌触りも良かったし。でも、高かったんです。パンパースと同じぐらいの値段で、確かLサイズのパンツ44枚入ってて1500円ちょっとしてたの。

でもこの前ふと気付いたら、値下げしたらしくメリーズと同じ値段(44枚入りで1300円弱)になってたから、今度買ってみよう・・・と思ってたんですよ。


ところが。


買ってから気付いたんですが、このオムツにはおしっこサインがついてない!メリーズは、おしっこするとオムツに書かれた黄色いラインが緑になって知らせてくれるんだけど、この『GENKI!』にはそういう機能がない。

まぁ触ってみれば判る事ではあるんだけど(あ、もちろん中じゃなくて表から触って、よ)おしっこサインがある事に慣れてしまってるので、なんかないと気になる・・・・・1パック使い終わったらまたメリーズかな。


帰宅して、細々と(“ほそぼそと”ではなく“こまごまと”)家の事を片付け、夕方になってユウをお迎えに。園に着いて
「こんにちは〜」
と部屋に入って行くと、なぜか大泣きしてるユウが保育士さんに抱っこされてました。
「あーユウちゃん良かったねぇ、ママ来たよ〜!」
と言う保育士さん。なんだ?また何かこけて、どこかにぶつけでもしたか?と思っていたら、ちょっと違ったようです。

「ほんの5分ぐらい前からなんですけど、急に“ママ、ママ”って言って泣き出しちゃったんです」

・・・・・いつもよりちょっとお迎えが遅くなった事に気付いたのかしら。そう言うと
「あぁ、そうかもしれませんね。周りの雰囲気とかで何か感じるのかも」
と言われました。よそのお迎えの様子とかで、うちもそろそろ来るはず!とか思うのかな。まぁ明確に言葉でそう認識するかどうかはともかく、なんとなくそういうのを感じるのか?


いつものように帰りの車で寝て、しばらく夕方寝。これから起きると大概お腹空いてて不機嫌なので、ユウだけ先に晩御飯。それから次郎君とお風呂。


夕食後、テレビを見てたら何やらユウが1人で台所で遊んでたので、
「何してるの?」
と覗いてみたら・・・・・・・・





花瓶をひっくり返してる!!!



花瓶っつーか、正確にはグラスなんだけど。昨日のマキの結婚式でもらってきた花を、ちょうどいい大きさの花瓶がなかったので、大き目のグラスにとりあえず生けてたんです。それを台所のワゴンに置いてたらユウが手が届いちゃったようで、片手に花を持ったまま床に水をぶちまけてる〜〜(☆o☆!!


思わず、
「こら〜っっ!!」
と素で怒ってしまいました。すぐさま花とグラスを取り上げ、
「なんでこんな事するの!!」
と大騒ぎ。怒ってもわからないか?と思う反面、でも悪い事は悪いと言って聞かせるべきなんじゃないか?とも思うので、とりあえず一度は怒っておこうと。

そしたら、今まではそうやって怒ってみせても全然ケロリとして『えへへ〜』なんて笑ってたユウが、台所と居間の境目付近に立ち尽くしてなんだかしょんぼりしてる!ちょっとウルウルしてる!


・・・・ちょっと厳しく叱りすぎたかな?とも思いましたが(--;こういう事をすると怒られる、って事は感じてもらった方がいいと思うんだよな〜。うちならまだいいけど、人んちでこういう事しちゃったらまずいし。


どうやら、私が本当に怒ってる事はユウなりに感じたらしく、それからしばらく次郎君にしがみついて私に近寄ってくれませんでした(苦笑)結局、アイスを冷凍庫から出してきてちょっとだけ一緒に食べて、
「怒りすぎてごめんね。でも水をこぼしちゃダメなのよ?」
と話しかけながらぎゅ〜っと抱きしめてフォロー(?)してみましたが・・・・1歳半って、どのぐらい怒っていいものなの?言ってもわからないかなと思ってたけど、今日の様子は明らかに怒られてるって自覚してたもんな〜。


もしかして夕方保育園で泣いちゃったのも花瓶をひっくり返すなんていたずらしたのも、ユウなりに寂しかったのかもしれないな。昨日がほとんど丸1日離れてたし。


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咲良 [MAIL]

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