徒然なるままに・・・
翡翠



 日常

彼と暮らして2ヶ月。
ほぼ日常になり 当たり前のようになった。
何度か喧嘩もしたけれど 最近は落ち着いてる。

月曜日から 彼は熱を出して 寝込んでいる。
会社も休んで。
具合が悪いとは気づかず 私はいつもと同じように お弁当を作って先に出かけた。
いつものように いつもの時間に いってらっしゃいメール を入れたら 熱があるので会社は休む と返事がきたのだった。
その日はたまたま打合せで 彼の部屋までそう遠くないところにいたので
お昼休みに様子を見に帰った。
顔が赤いし おでこに手を当てると 熱い・・・。
咳も少し出てるようだ。
お弁当を食べて 一緒にTVを見ているあいだ 布団に寝ている彼は 私の手を握ったままはずそうとしなかった。
ずーっと握ったままだった。
それに気がつくと涙が出そうになった。
自分はこの人から 必要とされてるんだなと 思えた。

彼は私が勝手に思い描いていた 理想の男性に限りなく近いような気がする。
背も結構高いし かっこいいわけではないけど 悪くはない。
性格も穏やかで 自分の身の回りのことは自分でするし
私の手を煩わせることはない。
1人おいて出かけても なんにも心配しなくていいし
1人で出かけることに 理解もしてくれる。
それに やさしい。
お休みのときは ご飯をつくってくれるし 特に自分で食べたいものがあるときはそうだ。
お休みのときに ぐだぐだして 一日中パジャマ姿でいても なにも言わない。
私がしたことに対して 文句は言わないし 私の気持ちを尊重してくれる。


2004年01月28日(水)



 

昨日から天気予報で言っていたとおりに 今日は寒くなって 時折雪が舞っていた。
仕事をしながら 彼とメールをやり取りし 今日は寒いから早く寝ようということになった。
”今日寝るとき抱き抱きしてね”
いつも彼は私より遅くまでTVを見ている。
地上波だけでなく ペイパービューまで契約してるから 色々見るのが大変で
こまめに予約録画したものや ニュース番組などを 遅くまでみている。
私も興味があるものは お休みのときに一緒に見ることにしている。
彼の会社は フレックス制をとっていて 遅くても10時に出社すればいい。
一方私の会社は 社風なのか 彼より2時間も前から 仕事が始まる。
なので ウィークディの私の朝は早いから たいてい先に寝る。
せまい部屋で TVを見ている人の横で寝るから 自然とそちらには 背を向けることになる。
照明を落とし ボリュームも下げてくれるけど やはり背を向けてしまう。
そうしてうとうとしていると 布団に入ってきた彼が 背中から抱いてくれていた。
私はこの瞬間が結構好きだった。彼が腕を広げて 私を包んでくれる瞬間。
彼に後ろから抱かれたまま眠りに落ちていく。
ただ 最近はそうもしてくれなくなって 彼も私に背を向けて寝るようになったので
私たちはお互い背中合わせで寝ていた。
ひとつには 私を抱いたまま寝ると 彼の腕の痛みが引かない(仕事がら 腕が痛いらしい)
って言ってたから 腕枕を遠慮していたから。

でも 昨日はあまりにも寒くて 起きていてもしょうがないし
私はなんとなく 寝不足が溜まってきていたので 早々に寝る支度をしていると
彼もそうしはじめた。
私が まだ彼の方を向いてTVを見ているうちに 彼も布団に入ってきた。
今日は 寝るのが早い。
TVはつけっぱなしなので 彼は自然と私に背を向ける格好になる。
ずっと体調が悪くて 背中が寒いと言ってたから 昨日は私が彼を背中から抱く格好になった。
彼が後ろ手に 私に触れてくる。
今日はそういう気分らしい。
でも 決して 彼のほうから しようとは言わない。
仕方がないから こっちを向かせて 長い長いキスをした。
それが はじまりの合図。
私は彼に身をまかせる。


2004年01月14日(水)



 旅行

もうすぐ 彼の誕生日。
今度の誕生日を迎えると 彼はゾロ目になる。
ひとつだけ 私と年齢が離れる。
そんなことは別にどうでもいいんだけど。
一月ほど前に雑誌で見つけた温泉に一泊してきた。
誕生日のプレゼントのつもりで。
毎年一月の第二土曜日に花火を打ち上げるイベントがあるそうだ。
冬の花火なんて 見たことないし なかなかロマンチックかもしれないと思って
彼には内緒で すぐ旅館に予約をしていた。
ただ 年末から年明けに掛けて忙しくなるかもしれないと彼が言っていたので
12月の中ごろには 温泉を予約したことを伝えてあった。
他の予定を入れられてもこまるし・・・。

彼も結構楽しみにしてくれてたみたいで 行く日が近づくと
色々計画を立ててくれた。

ある程度の予定を立てて 私たちは出発した。
心配していたお天気も上々で 楽しく過ごす。
温泉の家族風呂にも 一緒に入る。
食事もまあまあ。
打ち上げ花火も思いのほかよかった。
ほぼ真上に上がる花火を見ながら 彼は何を考えていたんだろう。
私はただなんとなく 来年も一緒に見にこられるかな〜などと
ぼんやり思っていた。
できれば 毎年の恒例にしたい・・・。

このごろは よく”彼は私のことをどう思っているのだろうか・・・”などと考えてしまうことがある。
一緒に暮らして ときどき喧嘩して 日常のサイクルができつつある。
もしこのまま彼と結婚しても この生活は 変わらないような気がする。
私はそうしても いいと思っている。
彼はどう思っているんだろう。
まだ 私を観察しているのか。
それとも もう自分とは会わないと思いながら なんとなく私と一緒に暮らしているのだろうか・・・。
時々 不安になりながら。
でも まだ居場所を作ってくれてるし 二人で居ることに 特に問題もないみたいだけど。

口には出せなかったけど 花火を見ながら 私は思っていた。
来年も一緒に見られると いいね・・・。

2004年01月12日(月)



 喧嘩

ささいなことがきっかけで 喧嘩をした。
私にとっては些細なことでも 彼にはそうでもなかったようだ。
それに 今まで本人さえも気がつかなかったであろう
小さな不満が つもり積もっていたみたいだった。

理論立てて 計画を立てて実行に移す彼。
それにくらべ 思いつきで行動して いきあたりばったり
結果オーライの私。
私のすることは 中途半端に見えるらしい。
でも 急に予定が変わることもある。
やらなければならないことの 優先順位が変わることもある。

彼は一人暮らし暦 約10年。
彼なりの生活のペースがあって やり方があって
自分の城を確立してきたことは 理解している。
そこへ 私が入り込んで 引っ掻き回して・・・。
私の好きなようにさせてくれてたから ちょっと甘えが出ていたのか。
私も実家にいるとはいえ 私なりのスタイルがある。
でも 彼の部屋なんだし 譲れるところは譲ってるつもり。

結局私の粘り勝ち。
夕食を作って待っているところへ 帰ってきた彼は
喧嘩をする前の彼に 戻っていた。
そうして すぐにおこってごめんね って言ってくれた。
それだけで 充分だよ。

2003年12月03日(水)



 居候

11月の終わりに些細なことで親と言い争いになり家を出た。
彼に今から行ってもいいかと問うたら いいよと言われたので彼の家へ行く。
もう帰らないと言うと驚いてたけど 理由も聞かずにいいよと言ってくれた。
彼の部屋で一緒に暮らし始めた。

2003年12月01日(月)
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