地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
| 2006年12月27日(水) |
ぐるぐるぐる、ぐるぐるぐる、ぐーるぐる |
ここのところオフの愚痴ばかりで申し訳ないです。せめて殴り書きなりとでもとは、思っているのですが(汗)
てなことで、おそらくどこかで使われているネタだとは思いますが、やってしまえとばかりに若君と執事です(笑)日本語なのは気にしないでください現代くさいのはもっと気にしないでください家の造りは(以下略)…クリスマスネタやりたかったんです(今日は何日ですか小此木さん) つなことで若君でクリスマスでカカナルもどきでカカシスイッチです↓
*** カカシスイッチ ***
口から漏れる息が白い。太陽の代わりに、街は賑やかな灯りに彩られていた。 (まいったな) 人混みの中帰路を急ぎながら、カカシはため息を漏らした。 会合の帰り道、主へのプレゼントを手に入れるべく寄った店は、予想以上に混んでいてカカシの時間を奪った。予約していた物を受け取りに行っただけなのに、冗談ではなかった。道路も渋滞して車で帰るより走った方が速いという有様だ。 (お休みになられているといいが) 幼い主には先に休んでおいてくれるよう頼んでおいたが、カカシの願いが聞き遂げられているとは思わなかった。唯一のメイドであるサクラは今日の夕方から帰省すると言っていたから、今家にはナルト一人のはずだった。 そのことを考えると、カカシの足も自然と速くなる。 (なんでこんな日に会合を開くんだ) 珍しく悪態をつきながら、人混みをすり抜け、少しでも先へと急ぐ。毎年、この日に開かれている会合を、確かにカカシは今まで引き受けてきた。だが、今年は主とメイドと三人で、気兼ねなく静かにクリスマスを楽しむ予定だったというのに。 人が徐々に少なくなり、住宅街に入る。暗い中急げば、見慣れた門が目に映った。 時刻は予定より大幅に遅れていたが、まだ日は変わっていない。質素な鉄柵越しに見える家の窓には暖かな灯りが灯っていて、カカシは知らず安堵のため息を漏らした。 通用門の鍵を開け、中に入る。すり寄ってきた番犬たちの頭を撫で、カカシは裏口に回った。鍵を差し込み、そっと回す。 かちゃり、と音がして扉が開いた。カカシの目が丸くなる。 裏口を開けたところに毛布の塊が蹲っていた。金色の髪が寝息に併せてユラユラ揺れている。 思わず、カカシは天を仰いだ。いつも夜間ひんやりとしている台所は、今日は温かい。ストーブの上では、やかんが音を立てていた。毛布にくるまったナルトは、穏やかな顔をして眠っている。カカシの口元に笑みが漏れた。 カカシは後ろ手に扉を閉めると、ナルトの肩を揺さぶった。 「ナルト様、起きてください」 先ほどまでの笑みはもはやない。カカシの声に、ナルトが目をこすった。 「う〜」 まだ眠い、と言うようなナルトから、カカシは容赦なく毛布を引きはがした。 「こんなところでお休みになっては、風邪を召されます」 「うわっ!」 毛布から放り出され、ナルトが悲鳴を上げる。ぱちり、と青い瞳が開き、カカシを認めた。途端、うれしそうにナルトが笑う。 「…おかえりなさいってば!」 満面のナルトの笑みに、カカシの胸が温かくなる。だが笑みは浮かべず、代わりにカカシは眉をひそめてみせた。 「それと、ストーブをつけたまま眠っては危ないですよ」 「はう!」 カカシの指摘に、ナルトが青ざめる。慌ててナルトはストーブに近寄ると、やかんの中のお湯量を確かめた。まだたっぷり入っているお湯に、ナルトが安心して肩の力を抜く。 カカシはわざとらしくため息をつくと、お小言を言うために口を開いた。 「先にお休み下さいと、申しあげていたはずですが?」 「………う」 その通りなので、ナルトは返答に窮した。しどろもどろになりながら、ナルトがカカシを見上げる。カカシの表情は厳しい。カカシとてうれしいのだが、ここで甘やかしては今後のためにならない。 ナルトは視線を彷徨わせていたが、ふと目を輝かせた。 テーブルに駆け寄ると、その上に置いていた箱を持ち上げる。 「これ!」 誇らしげに掲げられた長方形の箱に、カカシは眉を顰めた。ティッシュの箱に大きさは似ているが、表面にはボタンが五コと針金がついている。少なくとも、今朝までこの家にはなかった代物だ。 「…開けてはないでしょうね」 危ない物ではないか、確かめねばなるない。手を差し出したカカシから、慌ててナルトは箱を隠した。 「これはサクラちゃんにもらったの!怪しくないってば!」 サクラからのクリスマスプレゼントらしい。言われてみれば、お手製感が漂っている。 (…来年はもう少し給料をあげよう) ちょっぴり、己の部下のお財布具合を心配したカカシであった。 えっへん、とナルトが胸を張る。 「これはさ、すっごいんだって」 何がすごいのかはわからないが、サクラの作った物ならばかえって油断ならない。カカシは密かに身構えた。 ナルトがカカシに見せつけるようにして針金を立てた。 「カカシスチッチーーーっっ」 じゃんじゃじゃーん、と効果音でも出しそうな勢いで、ナルトは箱を掲げた。展開についていけず、カカシが目を瞬く。 (カカシスイッチ…?) なんだろう、それは。 カカシは脳内を検索した。すぐに、子供向け番組に出てくる「お父さんス○ッチ」なるものが出てくる。 (……あれか) また面倒なものを置いていってくれたものである。ということは、カカシはテレビに出てきたお父さんたちよろしく、指定された文字で始まる行動をしなくてはならないということか。 カカシの動揺には気付かず、ナルトはワクワクした面持ちで装置のスイッチを眺めている。 「ええと、まずは…」 ナルトの持っている箱には、『か』『き』『く』『け』『こ』の五文字が書かれている。ナルトが最初に選んだスイッチを押す。 「カカシスイッチ『か』!」 勢いよく『か』のスイッチが押される。反射的に、カカシは裏口の鍵を閉めた。 「鍵を閉める」 かちゃり、と音がして鍵が閉まった。キラキラキラとナルトの瞳が輝く。 「カカシスイッチ『け』!」 け。けである。カカシはぐるりと台所を見渡した。冷蔵庫に近寄ると、中からケーキの箱を取り出す。 「ケーキを出す」 「!!」 箱から出てきた生クリームと苺の乗ったケーキに、ナルトのキラキラが増した。よだれを垂らさんばかりだ。 うれしそうに顔をしかめながら、ナルトは三番目のスイッチを押した。 「『こ』!」 これは簡単だった。暖房の効いた部屋では、コートは暑いくらいだったのだ。 「コートを脱ぐ」 邪魔になってきたコートを脱ぐと、裏口脇にあったコートかけに掛ける。ポケットの中で、包みが小さな音を立てた。 (あ…) そういえば、これを渡すタイミングも見計らわなくてはならない。クリスマスツリーも靴下もナルトに拒否されてしまったので、置いておくというわけにはいかなくなったのだ。 カカシが考え込んでいると、ナルトは最後に押すスイッチを決めたようだ。残る二つの内、一つを勢いよく押す。 「カカシスイッチ『く』!」 「あ」 渡りに船、であった。カカシはコートのポケットから包みを取り出すと、カカシスイッチの上に置いた。 「クリスマスプレゼントを渡す」 箱の上に置かれた包みに、ナルトが目を丸くする。カカシが微笑んだ。 「たいしたものではありませんが」 細長い箱はポケットに入ってしまう大きさだ。小さいが、少しでも喜んでもらえれば良いと思う。 カカシスイッチの上に置かれたプレゼントを見て、ナルトが頬を赤らめた。きゅ、と唇を噛みしめプレゼントを見つめる。 反応の薄いナルトに、カカシは心配になった。 「…お気に召しませんでしたか?」 カカシの言葉に、弾かれたようにナルトは顔を上げた。慌てて首を横に振る。一緒にカカシスイッチも揺れて、上に置いたプレゼントが落ちそうになった。 ナルトが顔を上げてカカシを見た。 「ありがとう!!」 顔を真っ赤にして、ナルトが叫ぶ。心からの感謝に、カカシは目を見張った。カカシが目を奪われたすきに、ナルトが踵を返す。 カカシスイッチを抱えたまま、ナルトは走り出そうとした。 「あの、オレもプレゼント!カカシに!」 「!後で頂きますから!最後の一つが残っていますよ」 そのまま扉に激突しそうなナルトを、慌ててカカシは止めた。ナルトも我に返る。 「そか」 暴走を止めたナルトに、カカシは内心胸をなで下ろした。 ナルトは頬を緩めて、カカシスイッチの上に置かれたプレゼントを見つめている。とろけそうな笑顔だった。カカシの視線が和らぐ。 カカシはかがむと、プレゼントを取ってナルトのポケットに入れた。 「ここに入れておきますから」 「うん」 素直にナルトが頷く。自分のポケットに収まったプレゼントを確認して、ナルトはもう一度小さく微笑んだ。 「へへ」 困ったように目尻を下げて笑うのは、ナルトのうれしい時のクセだ。カカシは目を細めると、とん、とカカシスイッチを指先で叩いた。 「さ、最後のスイッチを」 カカシスイッチも残すは後一つになっていた。これが終わったら、プレゼントをもらってケーキを食べよう、と思う。ケーキを食べるには遅い時間だが、今日くらいは良いだろう。 ナルトも頷くと、右手を高々と上げた。 「カカシスイッチ『き』!!」 元気よく、『き』のスイッチが沈み込む。一瞬天を見上げ、カカシは膝を進めた。 (これくらいは許されるだろう) 今日は特別なのだし。そう言えば、ただいま、もまだだった。 「キスをする」 ちゅ、とナルトの額に口づける。ナルトの目がまあるく、まあるくなった。 「ただいまかえりました。ナルト様」 カカシがうれしそうに笑う。 去年までは、この家に火が灯っていることはなかった。プレゼントもケーキも遠い世界のものだった。会合から帰ってきて、冷たい台所で夜食を取るのが常だったのに。 今年は家には灯りが灯っていて、部屋は暖かくて、ケーキもプレゼントもちゃんと用意してある。そして何よりも、目の前には大切な人が居る。 小さな、カカシの世界で一番大切な主だ。 ふわり、と金色の髪が揺れた。気を失ったナルトがそのまま後ろに倒れる。 「ナルト様!?」 慌ててカカシが抱きとめる。膝の上に抱き上げれば、ナルトの頭からは湯気が出ていた。 (あーあ) ナルトにはまだ刺激が強すぎたらしい。でもこれ以上弱い刺激では自分がかわいそうだ、とカカシは内心思う。 (ん?) 己のその思考に疑問を感じながらも、カカシはナルトの頬を軽く叩いた。ナルトが目を覚ます。 カカシは頭を下げた。 「大丈夫ですか?申し訳ありません」 ナルトの額に手を当て、熱を確かめる。ナルトの顔は真っ赤なままだ。ナルトは口をへの字に曲げると、カカシスイッチを膝の上に抱えなおした。 ぽこん、と『き』のスイッチが押される。 「……………」 瞬間、カカシは反応出来なかった。カカシから目を反らし、ナルトはふて腐れたような顔をしている。耳まで真っ赤だ。 思わずカカシは吹き出してしまった。 「では失礼して」
Merry Christmas!
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すみません、見直す時間ないですがせっかく書いたのでおかさせてください(汗) 何が書きたかったのかわからなくなりましたよ…。いや、書きたかったのはラブラブしてる二人なので間違ってはいない…はず…。間違っているのは原稿終わってないのに何やってんだとかそれより仕事終わってないのにどうするのという点ですが楽しかったのでよし、です!(よしじゃないですよ小此木さん)てか予定ではこの三分の一くらいだったのですが。セクハラ執事め(笑)
さて、寝ます。明日は仕事納めです。おまけ本は20Pくらいの犬カカシネタ(以前日記でやったもの)になる予定です。
私信>忘れた頃にやってくる若君と執事です(笑)遅くなりましたがめりくりです!
燃え尽きて絶不調です…。今週末だけで絶チルとわかめ二冊と(あだーじょは良いですねv)げんしけんと観用少女(分厚い奴)とポリ黒買ってまだ足りませんか。ふがぐぐ。
昨日はN様に付き合って頂いて冬新刊用に袋買ってきました。米袋は長いわごっついわで、あまりにも邪魔だということで止めました。ぴったりブツが収まるかどうかの確認のためにのし袋(箱入り)を見つけてくれたN様はすごいと思います(笑)ありがとうございましたvv そしてこれ、裏見えるように入れると北の大地で絶叫があがるのかしら〜と思いつつ、後で掲示板にちょこっとあげておきます。冬の新刊はこんな感じでお渡しです。無駄に重いです。この重みのほとんどがうちのバカップルだと思うと何だか申し訳ない気分になってきます……。本当はおまけ本(といってもこっちも再録中心)もつけたくてぐだぐだしているのですが、文描けない以上どうしようもないというか…どうすることもでき、な…い…(撃沈)。小此木の場合、前日製本とか当日製本は絶対にダメだと再確認しましたので(苦い記憶)、もう見切りつけないとまずい、のですけどね…。
うう、ぐだぐだで申し訳ありません!!影響がカカナルだけじゃないのがさらに辛いです。うううう…。とりあえず、もう一度ぐだぐだしてきます…。
とか言いつつ、ケーキ食べてました(こら)クリスマスイブなのでと理由をつけつつ、糖分が欲しいだけです。七班はみんなでパーティすればよいです。会場はサスケさんちで(笑)そんで巨大靴下とかサスケさんちにおいていけばよいです。そして朝サスケの目が覚めたら巨大靴下の中に兄人形とおろちん人形が入っていたら笑うのにな…(どんな嫌がらせですか、小此木さん)それだけではさすがにかわいそうな気もするので、七班メンバーのお人形も入れてあげようかと思います。 …てなことはせめて殴り書きで書けばいいと思いますよ…ネタは出てくるのに…出てくるのに…(涙)
あ、硫酸ついた作業服は白くなるだけですみました。穴開くの覚悟していたのでちょっとほっとしています。濃硫酸はあまり優しくないので気をつけねばです。
私信>ゲームは持って帰る〜。一緒に遊ぼう!
私信2>とりあえず私が寝る体勢に入る前には連絡くださいね(笑)
今日は硫酸が噴水のようにドラフト内の天井まで吹き上がる様を見ました。直接はかからなかったのですが掃除中に作業服についていました。仕方ないので風呂上がりにパンツ一丁で残り湯で洗っていたら風邪がですね。むしろそっちの方が問題のような。
ここしばらくメールのお返事が遅れております。誠に申し訳ありません!!恐れ入りますが、もう少しお待ち下さい(土下座)。落ち着いていない時の小此木のメールはとてもお見せ出来たものではないのです……。本当に申し訳ありません…。
明日明後日中に冬の準備を終わらせたい所存です。予定というより希望。まさしく希望……
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