地徊営業日誌
目次書きすてたもの未定なもの


2005年01月26日(水) ひとまず

踊ってみます。


2005年01月24日(月) 愛とはおそらく

こんばんは、眠くて愚図り中の小此木です。おおおう眠いです。先週はきっかり七日間動きっぱなしでした。そうなった原因の半分は己で決めた事なので良いのですが。残り半分が。いえ、いえ、仕事ですからね。お仕事。しかし体力ないのでさすがにもう持ちません…。よりによって何故土曜日仕事だったのか…。
そんなこんなで3月まで仕事と〆切の嵐です。おおう、自分で自分を追いつめてみてますよこの人。でもオンリーでスペース頂けたしせっかくのことですしふんばらないと。
つかふと思ったんですが、〆切ラッシュってスパコミまで続くのですかね私…?


大阪で差し入れ下さった方々、本当にありがとうございました。ちゃんとお礼をと思いつつこんなに日がたってしまい、あまつさえこんな場所で、という事態に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、本当に感謝しております。これ以上は伸ばせないと思ったため、せめてもここで一度お礼を述べさせて頂きます。ありがとうございました。


2005年01月18日(火) こんにちはまた明日

なんというかこう…今エロネタしか出ないのですが。その思考回路は四月まで取っておきたいのですが私。
そんなこんなで天津甘栗に癒しを求め中。

女の子ナルトネタです。乙女度210%(当社比)

*** 戦う乙女 ***

「うう…」
それ、を前にしてナルトは唸った。多分、これでいいのだと思う。こういうもののはずだ、これは。
「うー………」
サクラが貸してくれた本。一生懸命読んで勉強したのだ。救いを求めるように部屋を見渡せば、床一面に散らばった色とりどりの布が余計に気分を重くさせた。
「うぅーーーー」
寄せた眉が八の字に歪む。今にも泣き出しそうな顔でナルトは手にした布を掴んだ。一足早く春色に染め抜かれたそれは、珍しくナルトが気に入って自分で買った物だった。
「うーーーーーっっ」
それなのに、外では雪まで降り始めている。暦の上ではもう春なんだよ、と教えてくれた人が出て行ったのは昨日の朝。帰ってきたら花見に行こう、と。
「きっときれいだよ」
淡い色の五枚の花びら。春の先駆けの花。優しい桃色の柄を見て、そう言った。
だから、これを着て、あの人におかえりなさいを言って、そして何よりも先に春を見せるのだ。
たくさんの布。たくさんの色。それらを組み合わせるにはこつがあって、それらを着るにはそれ相応の準備が必要で。着て見せて、と言われたわけではないけど。
時計を見れば、帰宅時間まで後一時間だった。ナルトが声にならない悲鳴をあげる。
「さ、」
別に着なくてはならないということはない。でも、ナルトはこれを着ておかえりなさいをしたいのだ。
「さくらちゃーーーんっっ」
困った時のサクラだのみ。神様仏様サクラ様。
ナルトの悲鳴が家中に響いた。


ぎゅ、と帯が絞められる。腹を押され、ぐえ、とナルトがえづいた。
「サクラちゃんきついってば」
「うるさいっ!」
ナルトが泣き言をもらすが、サクラは取り合ってくれない。眉間に皺を寄せたまま、てきぱきとサクラの手が動く。
「まったく、呼び出すなら呼び出すでもうちょっと余裕見てちょうだい!」
手早く帯の形を整えながら、ぶつぶつとサクラは呟いた。時間はすでに二時半、あの変態上忍が帰ってくるまで二十分しかない。
「だいたい…!なんでこんな日にこんなもの着るのよ!」
雪の日に着物、というのは風情があるが、正月でもないのに慣れない人間がわざわざ着る必要性がわからない。おまけに泣きながらナルトが電話をしてきたものだから、サクラは取るもの取らず全速力で家から走ってきたのだ。
「だってセンセーに見せたかったんだってば」
サクラの剣幕に、しゅんと肩を落としてナルトが答える。まだ化粧も何もしていない。
まぁいいか、とサクラは思った。時間がないし、何より道具を持ってきていない。第一腹立たしいことに、あの男のことを考えているナルトは、化粧をしていなくても十分かわいかった。
(いや、でも口紅くらいは…)
おそらくこの家の中を探せば、ナルト用に化粧道具一式くらい隠してあるはずだ。サクラは頭の中で隠し場所を考え始めた。カカシの思考、ナルトの思考をシュミレートし、ナルトには見つかり憎そうな所を探す。
黙り込んでしまったサクラを不機嫌ととったのか、ナルトが泣きそうな顔でふり返る。
「あのさ、あのさ、センセーが着て、って言ったわけじゃないってばよ」
カカシまで怒られると思ったらしい。サクラはちらりと視線をあげると、大きなため息をついた。
「別に怒りはしないわよ。これ、街に行った時に見てたやつでしょ。買ってもらったの?」
生地も仕立ても良い品だ。下忍の給料で買える代物ではない。サクラの言葉に安心したのか、安堵した顔でナルトは首を振った。
「ううん、自分で買ったんだってば。これ、ここほつれてるの」
でも貯金なくなっちゃったってば、と袖の端辺りを見せてナルトが笑う。確かにそこにはほつれをなおしたような跡がある。ふーん、とサクラは呟いた。
それはカカシも喜んだことだろう。
「いいんじゃない?そういう贅沢もたまには必要でしょ」
無理してまで何かを欲しがるということが、ナルトは極端に少ない。サクラが知る限り、それは強さとカカシに関することだけだった。
むん、とナルトが握り拳で宙を睨んだ。
「また頑張ってためなきゃ。このまんまじゃセンセーに何にも買ってあげれないってばよ」
あーいらないいらない、とサクラが笑う。カカシにしてみれば、こうして自分のためにナルトが着飾ってくれたというだけで感無量だろう。
「さ、出来た。片づけはしたげるから、いってらっしゃい」
ぽん、と帯をたたいてサクラが告げる。うん、と頷いたもののナルトは進もうとしない。
「あん、さ、サクラちゃん」
おずおずとナルトがふり返る。きゅ、と唇を噛みしめてナルトは俯いた。不安そうに視線が床を彷徨う。サクラが無言で先を促した。
「…オレ、変じゃない?」
泣きそうな顔でナルトがサクラを見上げる。サクラが呆れたように片眉をあげた。
「こら、胸張りなさい!」
ばん、とサクラがナルトの背中を叩いた。ナルトが目を白黒させる。
「カカシ先生に見せたくて着たんでしょ?」
似合うわよ、とサクラが笑った。ナルトの顔が真っ赤になる。
「うん!」
ひどくうれしそうに笑って、ナルトは大きく頷いた。

降る雪は冷たく、慣れない着物は動きにくい。きれいな着物は着るのも大変で、サクラにまでいっぱいいっぱい迷惑をかけてしまったけど。
雪降る道の向こう、雪と同じ色を揺らして影が降り立つ。
「おかえりなさいってば!」
ふり返ったその人が笑ってくれたのなら、それでどうしようもないくらいうれしいのです。

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乙女だ…!!どうしましょうね、この子。まるでナルトじゃな(自主規制)
すみません許してやってください女の子大好きですサクラとナルト大好きです。しかしよくあるネタで(自分突っ込み)

ではおやすみなさいませ〜。


小此木 蘇芳 |HomePage