地徊営業日誌
目次書きすてたもの未定なもの


2004年08月17日(火) 馬鹿です

昨日の日記見てぐだぐだ言うより努力せねばという決意を胸に箸でポテチを食ってみる小此木びびんば3号です。いつだって己の話を送り出した後は悩みます。もう少しどうにかしてやれなかったのかと。これこそ言っても始まらないことですね。うん。頑張ります。

くえすと小話夏なので冬です(意味無し)↓

*** 北の国から ***

「さ……」
口から出息がそのまま白く凍り付く。風が容赦なくその声をかき消した。
「さむい!!」
サスケ御一行ただいま吹雪の中遭難中であった。

「さむい!寒いわ!何でこんな寒いの!!」
何とか洞窟を見つけ飛び込んだものの、寒いことに変わりはない。結界を張り火を炊いたおかげで凍死は免れそうだが、それでもかじかむ指先にサスケが眉を顰めた。
「これだから北国は嫌いなんだ」
軽装を好むサスケの姿は端から見ても寒そうである。色が黒なのがまだ救いであろう。
「いつやむんだってばよ〜」
鼻水をすすりつつ、ナルトが体を縮めた。
「ここは北国で今は冬だからねぇ」
一人平然とカカシが呟く。子供三人の視線がカカシに突き刺さった。
もそもそとカカシの腕の中に潜り込みながらナルトが唇を尖らせる。
「カカシは寒くないのかよ」
言外にずるい、と言われカカシは苦笑した。
「寒いよ」
「はいうそぉ!!」
またもや子供達の声がはもる。カカシは笑みを深くすると、腕の中に居るナルトをぎゅっと抱きしめた。
「ほんと。でも寒いのも必要だからね」
「うわっ!」
ゆたんぽとばかりに抱きしめられ、ナルトが悲鳴を上げる。だが逃げようとはせず、お返しとカカシにしがみついた。
その様子にサクラがため息をつく。
「それはそうなんだろうけど、寒いものは寒いのよ」
「サクラもサスケに抱きついたら?暖かいよ」
「んな!?」
カカシの返答にサクラが真っ赤になり、サスケが盛大に吹き出した。
「だ、だいじょうぶ?サスケ君」
激しく咳き込むサスケの背中をサクラがさする。朗らかに笑うカカシをサスケがものすごい形相で睨み付けた。
「やーいむっつり〜」
「やかましい!この変態!!」
「カカシのこと悪く言うな!!」
「あーもうあんたは黙ってなさい!」
戦闘態勢に入りかけたナルトにサクラの拳骨が入る。恨めしそうに見上げてくるナルトを無視して、サクラはカカシを軽く睨み付けた。
「カカシも!あんまりサスケ君からかわないでちょうだい」
「はい」
サクラの言葉に素直にカカシが頷く。返事だけは素直だ。サクラの説教を恐れ、サスケはこれ以上怒るのを諦めた。
「とにかく、今夜は少しでも寄り添って眠るしかないな」
毛布などは持ってきているが、子供が背負える量など知れている。カカシならば難なくこの状況を変えられるのはわかっていたが、それでは自分たちで旅をしている意味がない。カカシもそれを知っているから、よほどのことがない限り自分から手を貸そうとはしなかった。
だが、冷え込みは夜半から明け方にかけて更にひどくなる。いくら凍死しない程度には暖を取れているとはいえ、このままでは体力の低下はいなめなかった。
「うーん」
しばし己の中で検討し、カカシは一つだけ、今自分が出来ることを思い出した。
「うわーーーーーーっっっっ」
突如服を脱ぎ始めたカカシに子供達が悲鳴を上げる。ナルトはカカシの前に立ちはだかると懸命にその姿を隠そうと腕を上下させた。
「見るなってばーーー!!」
「何とちくるってやがる、この馬鹿!!」
「いやーーーーーーっっ」
三者三様の反応を物ともせず、カカシは服を脱ぎ終わると軽く頭を振った。ぶる、とその輪郭が揺れた。
「え……?」
瞬く間に、それは姿を変える。風に銀毛が舞った。
「これなら少しは暖かいかな」
大きな口からカカシの声が漏れる。身の丈2mになろうかと言う巨大な銀狼がそこに立っていた。

「こんな真似も出来たのね」
狼の腹を背に、尻尾を布団代わりにしてサクラが笑う。ふかふかの毛皮はひどく暖かく、毛布の不足を補ってくれた。サクラの隣、後ろ足を背にしたサスケが窮屈そうに体をよじる。
「どうでもいいがもう少し大きくなれないのか」
赤くなった頬をサクラに見つからないよう、何とか横を向くことにサスケは成功した。カカシの前足を背にしたナルトが楽しそうに笑う。
「こーいうのをさ、川の字っていうんだろ」
すぐ横にあるカカシの頭をうれしそうに撫でる。端っこで尻尾が足りない分、ナルトはカカシの服を上から着込んでいた。カカシのマントの方は仲良く三人でくるまることにする。
「カカシは寒くないってば?」
「この姿は寒さに強いからね。平気」
いつもより幾分くぐもった声でカカシが答える。ぺろり、と頬を舐められナルトが肩をすくめた。
くすくす笑いながら己の上でしゃべる子供らに、色違いの瞳が優しい光を湛える。
「さ、もう寝ろ」
「はーいおやすみなさい」
元気良い返事にカカシの目が益々細くなる。
「おやすみ」
良い夢を。

朝になればきっと、美しい風景が君たちを迎えてくれるから。


*********

クエスト後のお話なのでサスケ御一行なのです。読んでない方は深く考えずにいてくださると…(汗)
雪景色は綺麗で好きです。そこが美しいだけの世界じゃなくても。何か肝心要のことを書けていない気がしますがもう限界なのでこれにてどろん。この後銀景色見せて「きれいでしょ」というカカシにナルトが「でもカカシの方がきれいだってばよ」とか言うアホ丸出しシーンがあったりした模様です。模様です。なんのかんの言って結局今日もうちの二人は馬鹿夫婦です。

ではおやすみなさいませ〜


2004年08月16日(月) 今更いっても仕方のないこと

くえすとのミスのおおさっぷりにちょいと泣きそうです。しかしあれでは神様ただの謎の人…しーん…おまけに蛇足的未来が珍しくまとまってるおかげで最後のカカシ独白が!みたいなみたいな。…精進ですよ小此木さん!!(血涙)

日記書いてる最中にふと調べ物を始めたらあっという間に鋼サイト巡りになってあっという間に時間が過ぎていました…狼に変身する魔王話は後日。しかし書けば書くほどぼけぼけ姫状態になって自分で泣けます、魔王カカシ。基本が甘やかされまくりの犬属性お子様なので魔王カカシは放っておくと大変なことになります。本当に困った…。

ぐずってないで寝ます。おやすみなさいませ。


2004年08月15日(日) 二日後なのか…!!

腰が痛くてあしもは断念しました…


小此木 蘇芳 |HomePage