地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
小此木さんったら昨日は本当に眠かったのですね。今日も眠いです。
誰も望んでいないだろうエセ魔女っこもの兄弟愛(入り婿)↓
*** 魔法の杖 ***
曜日、というものは忍びにはあまり関係ない。だから、日曜の朝はお子様向け番組が盛んだということも、特撮と呼ばれるものも彼には関係なかった。 朝、珍しく家に居たイタチは、テレビの画面に映し出される賑やかな光景に驚いた。 「…なんと…このような忍具があるとは…」 やはり、世の中は広い。滅多にテレビを見ないうちは家の長男(17歳)は己の狭量を恥じた。テレビはくだらない物だと決めつけていたが、このような便利な道具を実演販売していたとは。 「攻撃力防御力ともに大幅に上昇している。衣装が派手なのは敵の注意を引きつけるためか」 リボンやら星やら、全てにおいて派手すぎて己では使えないが(暗部の任務中にあれほど目立ったのでは仕事にならない)、まだ幼い弟には有効だろう。なにしろうちはの直系、いつ狼藉者に狙われるとも限らない。手数は多い方がよい。 「さっそく買ってやらねばなるまい」 きっとかわいい弟は喜んでくれるだろう。朝から真剣にお子様番組を見つめる長男の隣で、父は静かに涙を流した。
「サスケ」 不意に背後からふってきた声に、サスケは猛ダッシュで走り去ろうとした。素晴らしい反射神経でスタートを切った足が二秒きっちりでトラップへと引っかかる。 「いつまでたっても恥ずかしがり屋さんだな」 ふ、とイタチが微笑んだ。くのいち達が見たら悲鳴を上げそうなほど美しい笑みだが、逆さ宙釣り状態のサスケは見る気にもなれなかった。 「………」 「何の用だと聞きたいのだな。いい心がけだ。おや、サクラさんこんにちは。今日ものっぺん汁のようにお美しい」 「こんにちは、イタチさん。任務ですか?」 さらりと聞きたくない部分は流して、サクラは微笑んだ。イタチの瞳が和らぐ。担任はともかくとして七班メンバーはイタチのお気に入りである。 「ああ、もう行かなくてはならないのだが、至急サスケに渡したいものができてな。任務中に申し訳ない」 イタチが懐から包みを取り出す。30cmほどの大きさの箱にはかわいらしい包装紙が巻かれていた。 「……なんだそれは……」 包装紙に書かれたおもちゃ屋の名前に、サスケの眉間のしわが5mm程深くなる。得意げにイタチは包装紙を解いた。 「変身ステッキだ」 ばばん!という擬音がどこからともなく鳴り響く。木の陰にてでんでん太鼓を抱えていた鬼鮫に、サクラが頭を下げた。 「これを使えば一発でお前も魔女っこに変身だ。変身できる時間は5分、決して長いとは言えないがその間の能力値の上昇を考えればお前に倒せぬ敵はそう多くない」 「………待て」 「問題はそれで倒せない敵だが、その時にはこのボタンが役に立つ。これを押すと口寄せが出来るそうだ」 「………………頼むから待て」 「残念ながら今日の使用方法ではそこまで説明がなかったが…。何、すぐに使いこなせるようになるだろう」 兄弟の会話が弾む中(とイタチは思っている)サクラと鬼鮫は和やかに季節の挨拶を交わしていた。 平和とは素晴らしい。 イタチは心からそう思った。 「出来るならばオレも使い方を学びたいが、あいにく今日は時間がない。後日、お前に教えて貰うとしよう」 「…………………」 「ではさらばだ」 サスケの腹にステッキを突き刺してイタチの姿が消える。サクラに頭を下げて鬼鮫もその後を追った。ぶらーんと宙につられたままサスケの腹から襟にかけて突き刺さったステッキにを、サクラが興味深げに見つめる。 「『魔女っこキャロルの大冒険』のビデオ、借りてこようか?」 「……いらん……」 ひとまず、今日も木の葉の里は平和である。
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馬鹿な兄〜お馬鹿な兄〜兄こんな人じゃないよと突っ込みつつも馬鹿な兄〜馬鹿な兄が好きなのですよ……。
現実に戻るとしますか…
| 2003年08月17日(日) |
センチメンタルジャーニー |
鮫ちゃんに似合いそうだなと。なんにしろ幸不幸なんて当人の心の持ちようでしかないのだから己に余裕がないとダメだと自分に言い聞かせ。最近の己の言動にかなり反省。ダメです、ダメダメ。
眠くて泣きそうなだけなので先に行っていてください。
無事戻ってきました〜。実家のモデムはやはり故障していたらしく、本日N○○に連れていかれました。私の時間を返してーーー!! 原稿とか原稿とかやる気とかは無事と言い難い状況だったりしますが(笑って下さい)カカナル子でサスサクな本、ちょっとコピーでやりたい装丁が出来たのでそれでいこうかと。す、すみません(汗)でも装丁よりも中身に力入れましょう、小此木さん(自分裏手突っ込み)それよりも間に合うのですか、小此木さん(痛)
このネタを書きたくて実家のパソコンいじっていた割りにはいまいちなもの↓
*** 内緒話 ***
実は聞かれて困るというわけではないのだけど
ナルトがカカシの左側に立つのは、特に意識したことではない。ただ、カカシから差し出される手が左手であったのと、左側からでは額宛の所為でカカシの顔が見えないので、自然カカシの左側がナルトの定位置になった。 (センセーの顔見てたら任務にならないってば) 何しろ、カカシの顔はナルトにとって凶器に等しいのだ。 なのにその凶器を確認したくなるなんて、やはり自分はサクラの言うようにちょっとおかしいのかもしれない。 「センセー、センセー、あのさ」 ナルトがカカシの右袖を引っ張る。本から顔をあげ、カカシがナルトに視線を向けた。 「どうした?」 「んとさ」 口ごもり、ナルトがチラリと脇に視線を向ける。サスケとサクラはまだ任務の草刈りを続けていた。 「ああ」 ナルトの意図を察してカカシが少し肩を落とす。己の顔と同じ高さになった耳に、ナルトはそっと唇を寄せた。 (……やっぱりオレってばマゾかも) 心臓がドキドキする。バクバクして、破裂しそうで、ダメとわかっていても今すぐカカシに抱きつきたい。 でも今は任務中でセンセーは「先生」だから、その衝動を一生懸命押さえつけた。 「………」 ほんの一言。鉄壁の「先生」がナルトの「センセー」に戻る。照れ隠しにカカシが苦笑した。今度はナルトの耳にカカシが唇を寄せる。 「…………」 顔を真っ赤にしてナルトが満面の笑みを浮かべた。ちらりとカカシがサスケ達に視線を向ける。 一瞬だけ任務を放棄して、二人は口付けを交わした。
本当は二人だけで話したかったって言ったら怒られるかな。
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いや、見つかったら困ると思います。サクラちゃんにボコにされます。ちゃんと真面目に働きましょう。頭の中ではかわいい話だと思ったのに単に任務をさぼっている人たちの話になってしまいましたですよ……(涙)
さーやる気を絞り器にかけるとします。
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