Movin'on without you
mako



 幸せの閾値が低い。

うれしかった。

気にかけてもらっていたことだけで。
気づいてくれていたことだけで。
名前を覚えてもらっただけで。

幸せの閾値が最近は低い。

こんなに広くて
人も多い街なのに
あなたに会うかもしれないからと
休日のコンビニも
口紅を塗るようになった自分が
実は、いちばんうれしい。

ときめいていないと
あたしは息をしてないのと
同じなんだとやっぱり悟った。

2019年12月26日(木)



 安心≧好き。

つらくなった夜は
そっと、ここを訪れてみる。
どうしようもない気持ちの行き場が
とうとう無くなってしまった夜は
ここに来て吐き出すしかできない。
ここは、あたしにとって、
そんな、場所。

いままで、無数の好きと出会ってきた。
でも、好きが訪れる瞬間は、
なぜか、たいてい、苦しい。

守りたいものとのバランスが
あたしはいつも、上手に取れない。
守りたいもののために
好きを飲み込むのが苦手すぎて、
バランスが取れる人が
心底、羨ましいんです。

心から、甘えられる人だったのに
それだけじゃだめなのかな。

安心できる人なのは変わらないのに
ずっと、ずっと。

モヤモヤごちゃごちゃした頭の中。

一緒にいると安心するって
もしかしたら、好きよりも
最上級の褒め言葉。

それだけ、ほしい。

ねむれない。


2017年11月16日(木)



 うれしいことば。

この世で最も憧れかつ尊敬してる
スーパーヒーローみたいな人がいて
こないだ握手してもらった時に
冷たい手だねってぎゅっとしてくれた。

その人の優しさに感動。

今年はやっぱりいい年だ。
年の初めから感動できることがいっぱい。
嬉しい言葉もいっぱい。

こうやっていいことばかり積み重ねて
大晦日を迎えるんだ。

また会いたい人ばかり。

2013年01月09日(水)



 ありのままの場所。

嫁さん、ね。
嫁さん、か。

嫁さん嫁さん。
呆れるようにどうでもよさそうに。
わかってるよ。
でもね。
思い出すと、すこしにやける。

近いところにいることを
わざと知らせたくて、いろんなことを話した。
わざと、話した。
そのどれもがほんとうは
特別な意味合いは皆無なのに。
実は大したことの無いことなのに。

特別な関係なんだなって
思わせたくて思ってもらいたくて
なんて子供じみた
年甲斐も無く
今になると恥ずかしい。

こんな子供じみたところも
どうしても素直なんだよね。

わがままも言うし
言っても許されると勝手に思ってるし
ジャイアンみたいだよ、あたし。

でもきっと何とも思ってないから言える。
それが解るから言えるだけ。

どう頑張ったってやっぱり素直なんです。
あとになって気がついたけど
何所にいるよりなぜか素直なんです。

2013年01月08日(火)



 あたしが信じてるそれが全て。

驚いた。

こんなに無条件に「信じる」ことのできる自分に。

助けてなんかもらえないかもしれないのに
寧ろその可能性の方がずっとが高いことを
頭ではわかっているのに。それでもなお、
何かあった時にはこの人は助けてくれる、
そんな風に思い続けられる自分に驚く。

人に裏切られるのが怖くて
人と深い関係性を築けないあたしが。
なぜか、この人のことだけは
出会ってから10年経った今でもずっと信じてる。

不思議なひとだ。

信じている、
その自分の感情に、感動した。

無条件に信じてる。
何故だかは本当に解らないけれど。

しあわせな一年のはじまり。









2013年01月07日(月)



 きっと刷り込みに近い。

彼は、あたしのはじめての上司だったから
あたしには、彼がぜんぶの基準だった。

何が正しくて、何が間違ってるのか
仕事とはどういうものなのか
あたしはこの人に、ぜんぶ教わった。

彼と、一緒にいた、4年間。
そのうちの1年間は、2人きりの職場だったね。
あなたとしか喋らない日もたくさんあった。

家族よりも、奥さんよりも、
同じ時間と、目標を、共有した1年間。

ひよこだったあたしは、
刷り込みのように、あなたの後を追った。

あなたに褒められれば子供のように喜んで
3回くらい、本気で怒られて泣いたね。

尊敬する上司は?って聞かれたら
あれから4年経過した今でも
まだ、あなたの名前を答えられる。

嘘だけはつくな、が口癖で
誰よりも厳しくて、でも優しくて
笑うと目元に笑いじわができて
いつも論理的で、頭が良くて
仕事のことばっかり考えてるくせに
時折、とんでもないことを言ったりして

そんな彼が、あたしは大好きだった。

もう、家族とおんなじだった。
会社でのパパだと公言してはばからず
結婚相手が見つかったら、一番に紹介するから
「まこは嫁にやらん」って、殴ってね、って
いつも言ってた。約束してくれた。

恋愛対象じゃなかったよね、お互い。

あたしには、大切な人だったけど。
いつも、大好きだったけど。
理想の男性、そのものだったけど。




2011年12月04日(日)



 ねぇ、なんで。

なんで、あたしを抱こうとしたの?
なんで、あたしを誘ったの?
なんで、あたしだったの?
たまたま、近くにいたから?
もう、上司と部下じゃないもんな、って
それは、自分自身への言い訳だった?

あたしである、理由なんてないって
わかっていながら、それを選択したけど、
こんなにも簡単に、そんな風に言われると
他の誰かにも、そうやってしたの?って
疑いたくなる。それが、辛い。

あたしである理由なんてなくていいから
他の誰かでもいい、なんて言わないで。

たまたま隣にいた、って理由でいいから、
それが、まこだったから、って
ほんのちょっとでも思ってほしかった。

あたしにはとても、大切な人だったから。




2011年12月03日(土)



 不可思議。

たぶん、
あたしの人生の中で、
なんばんめかくらいに大切な彼と、
なんであんなことになったのか
よく、わからない。

やめておけばよかったとは
これっぽっちも思わないけど
もっとうまいやりようがあっただろうとは
今、考えても、すごいわかる。

彼はあたしに、
いろんなことを教えてくれた人だったから。

誰よりも感謝してるし、
きっと、仕事においてのあたしの何割かは
彼の要素で、出来上がっている。

あたしは、彼の前で、
一人の女には、なれなかったということで、
彼も多分同じで、
今になって、無性に哀しい。

2011年12月02日(金)



 ゆめ。

いかせんの夢を見たよ。

なんだろうね。なんのお告げ?
なんでいまなの?

ものすごく、ものすごく、
あいたくなってしまった。

あの人が、いま、どこの街で、何をしているのか
あたしは知らない。

あいたいけど、もう二度と会えないのかな。

やっぱりね、
あれから何人も人を好きになったけど、
あんなに愛せたひとは、たったひとりだったよ。

予想通りだね。

老けたかな。
老けたよね。
おたがいね。

初めて会った時から、
もう、13年も経ってしまった。

制服姿のあたしと、スーツ姿のあなたと。

あなたの周りにいた人たちには会えるのに、
あなたにだけ、会えない。


あいたいよ、いかせん。
今日は、無性にあいたくなった。

他のだれかじゃ埋められない、
おっきなおっきな、なにか。


2011年10月06日(木)



 神様のことば。


神様にね。

聞いてみたくて、おみくじ引いたんだ。

どう思ってるのか。
どうすべきなのか。

教えてください、って。

知りたかった。


そしたらね。

恋愛のところに。

「深入りはするな」って。


あたしね。
思わず笑っちゃったよ。

神様ごめんなさい、と思ったけど、
でも、神社で笑いが止まらなかった。


なんで、わかるんだろう。
神様は何でもお見通しなんだね。

その通りだと思ったから。

ほんとに、その通り。


深入りしちゃだめって
自分でも思うし、
それより何より、神様が言ってるし、

だけど、

なんでなのかなあ。

止められない。


だったら、おみくじなんて引かなきゃいいのに。


あたしは、神様に、
なんて言ってほしかったの?

突き進みなさいって
言ってほしかったの??


やっぱり、
やめなさいって言ってほしかったんだと思うよ。


だけど、止められない。


なんなんだろうね。人って。

人っていうか、あたしかあ。

理性より感情が、いつも勝つ。


怖くて仕方ないとわかっているのに、
ジェットコースターに乗ってしまう。

怖いなら止めておけばいいのに、
乗ってしまうんだよね。どうしても。
乗りたくなる。

乗って後悔して、
あの時やめておけばよかったって思うくせに
時が経つと、また乗りたくなって。


ってことは、
やっぱりすきなんだろうか。



2009年09月21日(月)
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