幾つのコトバを 発しても
アナタには 届かないようで
何をしても空回りのようで 情けなくて
想いが暴走する 涙とともに
言い過ぎてしまったと 悔やんだのは一瞬だけ
思考の止まった様な アナタを
ぼんやりと 眺めながら
何も変わらない日常を 私から少しだけ崩して
誰も変えられないアナタを 少しだけ羨ましく思う
見慣れた でも大切な アナタの顔を このうだるような 夏の暑さを
涙が肌を滑り落ちる その瞬間を
私はいつまで 覚えていられるんだろ
雲がながれてく 遠くまで
見上げたら そこは 蒼の水槽
永遠を願っていた 私は
とてもちっぽけで 悲しいほど
夏の日射しに ただ 恋い焦がれていたよ
指先まで 蒼に染まればいいのに
そうしたら きっと
あの鍵を手に入れるコトが出来るのに
暖かな液体が ゆびのすきまから
流れ落ちるのを 見ていたの
流れ落ちてしまえば 全て
忘れてしまうのかな なんて
このてのひら広げて 青空にかざして
キラキラ光る様を 心に刻んでおこう
大切な人は あの青空の向こうに
きっと 今も
何かがチガウ
穏やかな会話も 優しい言葉も 空気も
薄いフィルター越しに ひとり
見ていたのは 歪んだ空
楽しいと感じない 心が叫ばない
それでも
その空気が 心地よかった あの日
雨の日に
あなたに逢いたいと どうしても今すぐに 連絡を取らなければ 何を置いても 逢わなくてはいけないと
思っていたのに
雨がやんだ途端 あんなにも強い思いは 何処かへ消えてしまった
雨が呼び起こす 過去を 見ないフリしてもダメ 其処までして 逢うべき人じゃなかった?なんて
あなたに呼ばれたあの日 逢いに行かなかった 私は 自分で自分のかけた呪いに 縛られている
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