「涙雨が 降るよ」 誰かが 囁いた。
そんなにも 逢いたい人が 居たのね。
何に 縛られているのか 分からないなら
飛んでみれば いいのに。
指先の 小さな傷から 流れ出る 欲求。
欲しがりもしないで 待っているだけなんて。
もう どこにも 戻れない。
がっかり する前に
期待という 過ちを犯した
自分を 責めるべき。
表情を歪めながら 快楽に浸ってるの
知ってるのよ。
嫌いじゃない けど
「けど」が付いたら ダメだね
鼻についたら そこで お終い
どうして?なんて 聞かないでよ
ねぇ 大したことじゃないよ
頭が 痛いだけ
| 2001年06月07日(木) |
君が落とした 薬は何色? |
君が落とした 薬は何色?
雨が落ちてくる 隙間を 狙って
逢いに行くの 息を 殺して
高所から見下ろす 視線が痛い
この感触を いつまで 覚えていられるだろ
| 2001年05月28日(月) |
ある日 小さな時計だけを 見ていたら |
ある日 小さな時計だけを 見ていたら
いつの間にか 他の周りの時計が
どんどん 進んでいて。
どんどん どんどん 小さな時計が 遅れていくの
気付かずに。
取り残されて いくみたいに。
ギリギリのところで 目が覚めた。
ちっぽけな存在でも 失うことは 怖がるのでした。
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