V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2018年11月08日(木) マネジメントとリーダーシップ

窪田先生の講義の中でマネジメントとリーダーシップに関して言葉の定義が出てきた。分かり易いのでメモしておこう。マネジメント=決めたことを実行すること。問題、課題の解決力を持つこと。リーダーシップ=導き常に判断、決断すること。問題や課題を発見するチカラ。固定概念で頭が固い人には、問題が見えない(このままでいいと思い込んでいる)からリーダーシップの発揮は難しい。また、なかなか決められない人がいるが、そのような人は自分に責任を持てないから決めれないのであって、「自分が責任を持てばいい」と腹を決めたら決められるようになる。


2018年11月07日(水) 自分の人生理念

私の欠点はネガティブであるということだ。自分になかなか自信が持てない。何かをやってもいつも「これで良かったのかな?」を逡巡してしまう。「もっといい方法があったのではないか?」とか「あれはだめだ、失敗だった」「もうしらん、どうにでもなれ」と自分で自分に否定語を吐かない日はない。誰かに批判されていなくても、そのような事実はどこにもないのに、そう考えてしまうのだ。それは結局は自分のことばかり考えているからだろう。そんな自分を払しょくするために、新しい人生理念を考えた。それは「今から」。単純だけど、こんなネガティブな自分を解放するには、いい言葉だと思う。気が付いて嬉しくなった。


2018年11月06日(火) 「人生理念」を考える

理念経営協会の窪田先生のお話を聴きながら、「人生理念」を持てという話があり、自分の人生理念について考えてみた。それまで自分の中には「御輿に乗る人担ぐ人。そのまた草鞋を作る人。さて、あなたの生き方は?」という言葉があり、それを人生理念にしてきた。これがあれば「今日は誰かの草鞋を作ったか」と振り返りができるからだ。が、これだと経営理念である「暗夜の一灯をつくる」とそう変わらない。一緒に受講していた社長さんたちは「そったく」や「人間力」を人生理念にしていた。自分ももっと短い言葉で、反省する材料よりは常に自分を元気にする言葉にしたいと思った。


2018年11月05日(月) 自己効力感が低い人の原因と対策

自己効力感あるいは自己肯定感の低い人がいる。私などはその典型で、常にネガティブな部分を持っている。これは、自分が周囲に与えている影響に気がついていないからと言われた。それを冷静に客観的事実として把握できていないから、いつまでたっても「私なんて…」という話になる。勘の良い人は、これが体感としてわかるのだろう。わからない私がこれを正確に知るには、やはり他人の話を聴かないといけない。聴くのは怖い。悪く言われるのを恐れる習慣が小学生の時から付いている。それが一番嫌いな自分の癖だ。


2018年11月04日(日) 「徹夜で考えろ!」の罪。働きすぎると脳力は低下する

働きすぎると徐々に能力が低下する、という話を聴いた。航空機の世界では、気圧が低下すると、人の能力が低下し8割頭になってしまうという。人間は、徹夜をしたり、過重労働をすると、容易に8割頭になる。酒を飲むとさらに低下し5割頭とか、2割頭くらいになってしまう。私は酒を飲むとまず書けない。企画書も書けない。仕事の話もできない。注意すべきは、本人はそれに気がつくことができないこと。そのため、パイロットや運転手は事故につながることがある。医師や学校の先生なども本当は頭をもっと使わないといけないのに、働きすぎでそれができない。社長は「徹夜して考えろ!」という。働きすぎ、詰込みすぎは、人から工夫のためのアイデアを奪ってしまう。


2018年11月03日(土) 環境を利用して他喜力を発揮しよう

どんな会社の理念も必ず「他人を喜ばして自分も喜ぶ」という他喜力(たきりょく)でできている、だから毎日理念を思い出し、理念で仕事をすると「お客様を喜ばす。社会のことを考える」ようになる。一方で「自社を伸ばす」という発想は薄れていく。私は5年前、安定した企業のポジションを捨てた。固定費の少ない経営をしているのだから、「お客様を喜ばす。社会のことを考える」に集中できる。この時間を「お客様を喜ばす。社会のことを考える」に投資しないと、その甲斐がなくなってしまう。


2018年11月02日(金) 主体性を引き出すコツは「聴く」こと

「主体性はどうしたら引き出せるのか」に悩まない上司はいない。しかしそれは案外簡単なことだ。「聴けばいい」。聴く耳を持って、丁寧にじっくり話を聴けばいい。相手は悩んでいること、思っていることをどんどん話す。それを聴きながら「**なんだね」「どうしたいの…?」「どうしたら良いと思う…?」「なぜしないの…?」こうして引き出しいくうちに「やります!」を引き出すことができる。あとは切っ掛けを作ってあげて、早期実現をサポートすればいい。難しく考えすぎるから出てこない。


2018年11月01日(木) リーダーが夢を語る時の語尾でついてくる人の数が違う

リーダーが夢を語る時、その語尾はポイントだ。もし「私はこうする!」と断定的に語ると、それを信じついていく社員が多数生まれる。しかし、その社員たちはリーダーに依存する。この語尾を「私はこうしたい!」に変える。すると、中国古典の梁山泊のように協力したい人が集まってくる。項羽と劉邦の違いかもしれない。「今はできないが、いずれこうしたい」を語ることが人を集める秘訣だ。


2018年10月31日(水) 経営危機はお客様の話を聴かない慢心から生まれる

業績が悪くなる。原因は多岐にわたるだろうが、根本は、社会から何が求められているのかがわかっていないからだ。その一番はお客様の話を謙虚に聴かないことにある。都合の悪い話を聴かず、耳障りの良い話ばかりを求める。今まで上手くっていたのだからこれからも上手く行く、そういう勘違いが油断や慢心が経営危機を招く。これを防ぐには常に理念を思い出し、理念に照らし、そこにズレがないかを確認する。私の場合は、やはり「今日は誰かの光を作ったか」を振り返ることで、ズレを確認できる。


2018年10月30日(火) 理念経営は毎日理念を思い出して理念で仕事をする経営

理念経営というが、理念経営とは毎日理念を思い出して理念で仕事をする経営だ。私の理念は「暗夜の一灯をつくる」である。闇の中に頼りになる光を作るというもの。私は自分が光になって他人を照らす才能はない。これは幼少の頃からを振り返って明らかだ。が、他人の光を探したり作ったりするお手伝いはできる。自分は今日は、どんな人の光を探すお手伝いができるのか。毎日それに挑戦していきたい。


酒井英之 |MAILHomePage

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