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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
某社で20〜30代の若手社員の育成をお手伝いしている。目的は彼らがワンランク上のプレミアムな仕事ができるようになること。今日はその成果発表会で25人が発表した。彼らの大半は、研修の前半で「プレミアムな成果を出そうとして、自分でやり方を考えて部下に命令した。しかし、自分の考え方を押しつけるだけでは部下は動かなかった…」という現実にぶつかる。そこで、部下と一緒に考え始める。すると、自分では思いもつかないヒントが出てきた。彼らは「一人で悩んでいた問題もチームワークで解決できる」「チームで話し合うと一人では気づくことができなかったことが多数あった」と発表の中で繰り返した。彼らは、上司も部下も当事者意識を持って参加することの可能性に目覚め、そして想定以上の成果を出した。「ひとりで考えるな!」は私が一番伝えたかったことだけに、それがすごく嬉しかった。
自分を可愛がってくれた叔母が入院したと聞いて母とお見舞いした。85歳で怪我をし歩けなくなったのだが、懸命のリハビリで立ち直ろうとしている。怪我なので至って気丈であり安心した。帰り際に見舞金を渡そうとしたら頑なに拒否された。理由は「私はお返しできないから」。仮に元気になり退院しても、逆に私たちが叔母さんの見舞いを必要とするようなことはないだろう、という叔母さんの考え方だ。が、「その代わり、香典を頂戴」。悪い冗談だが、確かに香典は返す必要はない。親類の間で貸し借りの感覚なんて持たなくていのに…と思うが、そこは長年商売をやって来た人だ。その断り方が潔く、またカッコいいと思った。「頂いたらお返しする」という当たり前の商人魂が、彼女にとっての道徳になっているのだ。私も「給料をいただいたらお返しする」「お世話になったらお返しする」「お返しできないものは受け取らない」など自分の道徳にしよう。 |