V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2013年10月23日(水) ダジャレでまず笑う。それからスイッチを入れる!

ピンチのときは、童謡『あめふり』のメロディで「ピンチ・ピンチ・チャンス・チャンス・らんらんらん」と口ずさむ。トラブルが発生したときは「CHANGE のT(Gの中にある)を取り除いてCHANCEにしよう」(T=troubleの略)と書いてみる。人前で頑張らないといけない人には、「頑張れ!」でなくて「顔晴れ!」と応援。そして、新しい何かに取り組む朝は「いい天気!」ではなくて「今日はいい転機!」と声を出す。いずれも行き詰った誰かが、苦悩の中に光を探して編み出したダジャレだ。その姿勢に多くの人が共感し、SNSを通じて広がる。こんなダジャレが届くたびに、「みんな頑張っているんだな!んじゃ、俺もやるか!って」気持ちになる。誰か100個集めて本にしてくれないかな?

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2013年10月22日(火) 自分史上最も失敗した講演会から5年後の今日

丁度5年前の10月21日に行った講演会は、自分史上最も失敗した講演会だった。初心者が多い中で上級者向けの内容を行ったため、多くの受講者に伝わらない内容になってしまったのだ。ところが今日、その時の主催者が私を訪ねてきた。彼は地方区から全県区へと出世していた。そして、私に講演を頼みたいという。失敗のことを素直に話すと、「先生の話の中でビビッと刺さるものがあった。ズバリ言い切るその話し方がいい」とのこと。少し迷ったが、考えてみたら5年越しのリベンジの機会到来だ。昨日の日記に「リベンジを果たした人はカッケー!」と書いたが、自分に降りかかってきて大ビックリ。日付が同じなのも偶然とは思えず。こんなことが起こるのも『引き寄せの法則』なのだろう。倍返しできるよう顔晴ります!

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2013年10月21日(月) 滝壺落ちの屈辱からリベンジを果たした男

18日に紹介した会社で、今期目標達成率No.1だったのは前期最下位に沈んた支店だった。その支店のリーダーは当時、「チーム恵那西で団結して目標達成!」と自分の支店名を掲げて取り組んでいるような発表をした。が、それは名ばかり。実際にはリーダーの掛け声だけが空回り。仲間はしらけていた。そんな彼に、私は「名前をつけるだけで人心は変わらない!」と厳しい言葉を次々と浴びせた。おそらく滝壺に落ちたような感覚だっただろう。が、そのどん底で一念発起した彼は、支店に帰り皆で徹底議論して計画を立案。実践では自ら先頭に立って客先を訪問し、コスプレをして商品のPRに務めた。それが奏功しての今期目標達成率第1位。彼の少々はにかんだ笑顔にリベンジを果たした人はカッケー!と思った。

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2013年10月20日(日) 見直す時は「見直しの視点」を定めて

客先で「あの研修はめちゃ面白いらしい…」と伝説化している研修のテキストを半日かけて推敲する。実はこれまで「俺が行って話せばいいのだろう」と思っていた所があり、テキストの構成を注意深く考えてこなかった(話しやすい順に作っていた)。しかし「先生のテキストを持ち歩き、ことあるたびにそれを広げて取り組んでいる人が何人もいるよ」という話を聞いて、もっとちゃんとしたものを作らねば、と反省。そこで「受講生が自走できるテキスト」をコンセプトに各章を再編。具体的には各章を「課題→好事例→考え方(進め方=STEP)→やり方(各STEPの具体的な方法)→注意点→まとめ」で構成し直した。メーカーでいうマイナーチェンジだが、見直す視点が定まっていると今まで見えなかった問題が見えて面白かった。

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2013年10月19日(土) 今日も泣けてしまった『あまちゃん』のワンシーン

『あまちゃん』の中で何度見ても泣けるシーンがある。9月25日放送の鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子)リサイタルのシーン。「主役がうまくやってくれるか不安…万が一のときは代役を立てて乗り切るしかない…」。アキはじめ主催者たちは、鈴鹿ひろみが無類の音痴だったため、当日まで準備に準備を重ねるがハラハラドキドキの連続だった。が、開けてみたら、大成功。音痴は見事に克服され、携わった人たちは安堵と感動の涙を流す。ひとつの部隊の成功の陰には、必ずその舞台を作った裏方のチームがある。自分も舞台に立つ講師として、同じように裏方の皆さんのお世話になっている。たったひとつの舞台の成功に向けて心血を注ぐスタッフたちの思いと、プライドを捨ててそれにこたえようとする役者の姿が丁寧に描かれているからだろう。今日も娘とそのシーンを観て泣いてしまった。

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2013年10月18日(金) 成果発表プレゼンはパワポから映像の時代へ

3年続けて、支店対抗のチーム営業コンテストをやっている某金融機関。今回初入賞したある支店のプレゼンは、なんとパワポではなくて、BGMと静止画と文字を組み合わせたショート映画だった。最初に当支店の課題(テーマ)の提示があり、以下その課題解決の取り組みがロッキーと半沢直樹のテーマソングをBGMに載って描かれていく。そこには現場で汗をかく支店のメンバー全員が登場。キーワードはお決まりの『倍返し!』。この支店はロケーションが2か所に分かれていて、まとまりにくい宿命がある。それを、課題・キーワード・チームネーミング・テーマソングの共有でひとつにした。映像は、それらを瞬時で共有する。強いプロジェクトチームを作るための大切な要素が何かよくわかった。

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2013年10月17日(木) フィードバックを容易にする優しいアプローチ

昨日の日記に発表者へのフィードバック(FB)の仕方が難しいと悩んでいたら、友人のコンサルタントがソフトなアプローチがあるよ、と教えてくれた。たとえば発表が終わった時などは、「お疲れ様でした。○○さんは、今回どんなことを目標にしましたか。できたこととできなかったことはなんですか。FBがしいところは具体的にありますか?」と聞く。こうすることでFBする側も「あれもダメこれもダメ」でなく、焦点を絞って伝えることができるし、本人が気づいていないジョハリの窓を伝えることができる。何よりFBをもらうときに前向きな気持ちになってもらえる。これから使ってみようと思う。

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2013年10月16日(水) 普遍の成長サイクル「行動→失敗→修正→成長」

名古屋の私学の学生によるマーケティング企画のコンテストが行われた。私はそのコメンテータで参加したが、残念ながらどれも今一歩だった。こんなとき、褒めるべきか、厳しいことを言うか悩む。ただし、純粋に学生の未来を考えれば、いつの時代も普遍な成長サイクル「行動→失敗→修正→成長」を回すために、「失敗」を失敗と認識することは、絶対に必要だろう。「失敗した人の方が成功に近づく」は、ほめる達人=西村貴好さんの言葉だが、今は辛くても、いつか「ああ、あの時指摘してくれたおかげだ」と感謝されるはず。勝手にそう信じて、あえて優勝チームに一番厳しくフィードバックした。優勝チームの教授も、フィードバックこそが学生の財産だと語り、「是非厳しいコメントを」と求めてきたので素直に伝えた。伝わっていると信じたい。

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2013年10月15日(火) まさかの時にこそ声がけできる人でありたい

全日空のCAの娘を持つお母さんから、「娘がお客様から感謝の手紙をいただいた」話を聞いた。そのお客様は、同窓会で北海道に行った。その帰途は悪天候でなかなか飛行機が飛ばなかった。その人はあきらかにイライラしていた。大幅時間遅れで飛んだとき、お客様は相変わらず無愛想な表情で窓の外を見ていた。そのとき、娘さんのCAさんが次のように声をかけた。「今日は、雲の形が面白いですね」。この一言でお客様は、ふと我に返り、楽しかった同窓会を思い出した。そして、トラブルの中でその楽しさを忘れていた自分に気づき、それを恥じた、という。そのことで届いた感謝の手紙だ。
トラブルに巻き込まれてわれを失った人が、だれかのひと言で正気を取り戻し、ポジティブな気持ちになることがある。昨日は台風だったが、災害などのときは特にそう。そんなタイミングで、相手と同じ景色を見て違う見方ができるよ、と伝えられる人に私もなりたいと思う。

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2013年10月14日(月) 小さな改良を重ねるうちにGoodはGrateになる

部屋の掃除をした。1月頃に書いた経営者向けの講演会レジメの構成メモが出てきたのだが…おそろしくぐちゃぐちゃだった。今、自信を持って話せる講演も、前はこんなに酷かったんだ〜とびっくり。名古屋で行った3月の講演会は何とか成功したが、静岡での5月の講演会前にこれじゃだめだと練り直し。そんでもって5月にはうまくいった!と喜んだけど岐阜での7月の講演前に「やっぱ嫌やなあ」になって練り直し。それがうまくいったと7月には喜んだけど、8月頃になって「やっぱあかん」と練り直し。そして、豊田の9月でようやく「あ、これでいいんだ」と、自分に納得感。同種の講演会の次は11月、1月と続く。新しい価値は混沌の中からしか生まれないというが、試行錯誤こそ、ものづくりの醍醐味だ。

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酒井英之 |MAILHomePage
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