V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2013年10月13日(日) 面倒な後片付けは誰のため、何のため?

今日は運動会の運営のお手伝い。しんどかったのは撤収。パイプ椅子やござ、ビニールシートなど町内で引っ張り出した道具は午後からの風で砂まみれ。それを雑巾で拭きながらひとつひとつ畳み、倉庫の元の場所に収納。すべては来年使う人のために。人の家に上がる時、靴はどっち向きで脱ぐべきか…そのたびごとに悩んだが、先日よく気がつく人に「次に使うときに使いやすいように向けておくのが正しい方向」と教わった。その考え方は、今日のような片付け時にも使える。「次に使う人のことを考えて、後片付け」。自分のためにする後片付けは面倒臭いが、誰かのために行う後片付けは楽しい。

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2013年10月12日(土) 質問されて気づく自分のコンサル・テーマ

コーチングの先生に「何の歌が好きですか?」と聞かれたので整理してみた。そこから自分のテーマがわかるという。

「いつの日か この場所で 会えるなら やり直そう(サザンオールスターズ『みんなのうた』)」
「あの優しかった場所は今でも 変わらずに僕を待ってくれていますか?(コブクロ『ここにしか咲かない花』)」
「帰ろうか もう帰ろうよ 茜色に染まる道を 手をつないで帰ろうか(木山裕策『home』)」
「風を受けて生きていこう どこかでまた巡り合えるよ 遠い昔からある場所(Every little thing『Hellow,Again』)」
「さよなら しかられる事も少なくなっていくけれど いつでもそばにいるから 笑顔で帰るから(Greeen『遥か』)
「I'm sorry boy 友達も 帰る祖国はここに決めた 生きてくことを望むなら 冷たい風が吹いている(サザンオールスターズ『悲しみはメリーゴーランド』)」

どうやら、「帰る場所」が出てくる歌のその歌詞の部分が無条件で好きだと気がついた。おそらく自分もそういう場所(競争のないOnly1=無敵の場所)を求めているのだと思う。そして、私のクライアントはそのような場所を確立するために、顧客層を絞って客数を増やす。そして一度出会った顧客を維持するために自分の思いを込めた商品を作る。従業員をぶれない人へと育てる。そのことに一生懸命な会社ばかり。
好きな歌を書いただけなのだが、そんなことに気づいた。すごい…

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2013年10月11日(金) 職場のモチベーションを上げる『5秒間全力拍手』

数日前、講演会に参加していただいた某社長からこんなメールが届いた。「酒井先生のお話の中で、一番気に入って実行しているのは『5秒間全力拍手』です。今後も社員に心地よい場所を提供できるよう、『5秒間全力拍手』を実践していきたいと思います」。朝礼などで誰かが発表しても、拍手がまばらだと、発表者も参加者もモチベーションが下がる。ところが、たった5秒間でいいので全力で拍手する。すると、会場が割れんばかりになり、とても気持ちが良くなり全体のモチベーションが上がる。拍手は他人への感謝であり、誠意の証。「手を抜いてはいけないことを、全力で」の価値に気づいていただけるのはうれしい。

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2013年10月10日(木) 『3行日記(ときどき4行)』13年目の素敵な贈り物

素敵な贈り物が届いた。9月24日の日記に登場した松山市の保育士さんから。以前いただいた絵葉書に「『3行日記(ときどき4行)』を読み、目がうるっとしたり、心がジ〜ンとしたり、日々元気をいただいています」とあったので、「どこがジ〜ンときたのですか?教えてくださいね」とメールしたら、なんと届いたのは感心した個所を抜き出して作られた、彼女お手製のオリジナル日めくりカレンダー!! その主な内容は以下の通り(( )内は出所の日記の日付)。

「1日:人は痛みと痛みで繋がり合う。憧れやかっこよさよりも…(2013/4/21)」
「2日:必要以上のことはやらないという姿勢を、見えない明日への挑戦にかえよう(13/4/25)」 
「3日:ブランド化とは新しい価値が生まれる土壌が生まれること(13/5/1)」
「4日:やる気スイッチ押し 刺さる伝え方 巻き込み方(13/6/3)」
「5日:『迷惑がかかる』からではなく『家族が悲しむ』から(13/6/7)」
「6日:誰かから必要とされることが人を育てる(13/6/17)」
「7日:は〜景色を吸い込もう(13/7/1)」
「8日:イライラしたら自然を思い出そう(13/7/7)」
「9日:何かが終わったときに流す涙は美しい(13/7/20)」
「10日:プレイではなくプレイ以外のところばかりが思い出に残る。スポーツとはそういうものかも(13/7/21)」
「11日:伝えたい思いが人を能弁にする(13/7/25)」
「12日:目の前の仕事だけを信じよう(13/7/27)」
「13日:小さな変化に気づき声をかけられる人になろう(13/7/29)」
「14日:手段を目的にするとやらされ感しか残らない(13/7/31)」
「15日:仕事の報酬のひとつは出会い(13/8/4)」
「16日:モノより心、表面より本質(13/8/9)」
「17日:『社員の人生に責任を持つ人』に希望の光を与える人になる(13/8/15)」
「18日:弱者が選べる社会 世界で一番強いのは一番やさしい人(13/8/17)」
「19日:信念は曲げない 軸は ブレない(13/8/21)」
「20日:木綱結子賞(13/8/22)」
「21日:顔晴るぞ(13/8/23)」
「22日:できない理由はそっと脇に(13/8/25)」
「23日:二人だから一人ではできないことをやろう(13/8/28)」
「24日:思いを込めたものは伝わる(13/8/29)」
「25日:思い通りになることが幸せではない 幸せは『いただいている』と思うこと(13/8/30)」
「26日:10を依頼されたら11を返す人に(13/9/3)」
「27日:人を育てる人は自分が成長できる(13/9/12)」
「28日:『何もわからないので教えてください』といえる人(13/9/14)」
「29日:数字につながらなくても取り組む思い。それをわかってくれる誰かがそばにいる(13/9/11)」
「30日:人の幸福 愛されること 褒められること 必要とされること 役に立つこと(13/9/15)」
「31日:『誰も乗らなくても走らせる』カッケーとはそういうことさ(13/9/3)」

これらは私の日記に登場した言葉だが、その多くは私の言葉ではない。私が出会った人が語った言葉のうち、感動したものを拾ったものだ。その多くはその人が大切にしている信条や信念であり、生きる姿勢そのもの。あるいは、誰かに伝えたいと思っていることだ。それが「ほめ達」先生の研修でほんの2時間ぐらい隣に座った人に伝わって、響きあう。そのことがすごいな、と思うし、嬉しい。そのことに、こっちがうるっとし、心がジ〜ンとした。ありがとうございます。

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2013年10月09日(水) 高校生をその気にさせる一流の教育者の言葉

9日の日経夕刊に夏の甲子園で優勝した前橋育英高校の荒井監督の話が出ていた。いい話だったので備忘録として書いておきたい。「県大会のとき、ベンチ入りできるのは20人。甲子園は18人。よって大会前に3年生の大竹と田中が選手からはずれ記録員とボールボーイを任された。大会期間中、チームは毎夜大阪城公園で素振りなどをしたが、試合に出ることのない大竹も田中も汗だくで取り組んだ。その理由は「いずれ子どもができて野球を教えるかもしれない。そのときに本気になって汗をかかないと伝わらないものがある。だから、これはすごく大切なこと」。そう皆の前で話すと、2人は前にも増して必死に練習に励んだ…」。見ている先が違う。目の前の勝利に拘泥しない。自分を磨き上げるような生き様を求める。荒井監督の教育は本物だと思う。

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2013年10月08日(火) かわいい子には「ネーミング」をしよう!

昨日は朝からずっとコーチングに次ぐコーチングだった。対象は30代前半までの若者と、その上司12組。いろんなアドバイスをしたが、中でも今やっていることにネーミングをすることを勧めた。たとえば、入社2年目の社員が「材料を選んで装填して加工して、次工程に運ぶ」。この一連の流れができるように教えている上司が、その流れにネーミングする。たとえば「3Dカッティングマイスター(略して3DM)」と名付ける。すると「年内に3DMが完璧にできるようになろう!」とか「すごいな、3DMになったんだって!」とか言うことができる。ネーミングは動機づけやモチベーションアップに欠かせない小道具なのだ。

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2013年10月07日(月) 商店街の「客を集める人」と「来た客に売る人」

商店街活性化専門のコンサルタントの話を聞いた。彼は商店街の仕事と個店の仕事を明確に区別していた点が興味深かかった。商店街の仕事は「集客」。100人集まるところを150人集める。そのためのイベントを企画するのが仕事。一方、増えた50人の客を自分の客にするかどうかは固店の仕事。もし集客が増えても売り上げが伸びないとしたらそれは固店の責任というわけだ。商品を売る時は「集める人(マーケティング=商店街)」と「来た人に売る人(営業=固店)」と役割りを明確に分け、それぞれがやりやすいように知恵を絞り、その連携を意識したイベントが企画できるのが理想だ。

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2013年10月06日(日) 物事を続けるためのたった二つの必須要因

7か月で7kgのダイエットに成功した、という女性の話。彼女はダイエットの先生に「何を食べたか」を逐一報告した。そして1日200kcal、月に6000kcalを減量し、毎月1kg、7か月で7kg減量したのだという。食べた記録を取っていけば意識が変わるというレコーディング・ダイエットを専門家を使って実現したわけだ。その専門家は、控えるものは何かを教えてくれたという。そして、1kg痩せると一緒に喜んでくれたという。「教えてくれる人がいて、一緒に喜んでくれる人がいる」は、スポーツや仕事のように「ちょっと辛いことだけど継続して取り組むことができる基本」だが、それはダイエットの世界でも同じだった。

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2013年10月05日(土) 「理解すること」を「感じること」に切り替えて大成功

私はマーケティングのセミナーで、「目の前の顧客ばかりを見るな。顧客が喜ばしたい人(お客)を顧客と一緒に見て、提案しよう!」と教えているが、一年前にそれを学んでから自分の人生が変わった、という受講生に出会った。彼女は、それまで顧客の喜ばしたい人を「理解する」ことが大切だと思い込んでいた。が、思うようにそれができず悩んでいた。そんなとき私から「理解するんじゃなくて、顧客と一緒にお客を見て、感じること。感じたことを顧客と共有すればいい」と聞き、ものすごく楽になったんだという。そして「理解せず感じる」ことに切り替えてから、次々商談が成立!10連勝したのだという。私はセミナーで「理解」と「感じる」の違いを話したわけではない。が、セミナー中の寸劇を見てそう感じたのだとか。寸劇の威力にこっちが驚く。これからはその違いも伝えていこう。

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2013年10月04日(金) ビジョンを聞いてワクワクする会社・しない会社

昨日は某社の部長11人を対象に研修した。テーマは「部下がワクワクするビジョンを語れる人になる」。同社には2018年度までのビジョンが示されている。しかし、何度読んでもワクワクしない。そこで、部長たちに2018年の姿を、顧客を主人公にして書き直してもらった。即ち、ビジョンを「2018年、グローバル化を進める顧客は、国際間で多頻度小口物流ができる。これは物流革命です!その革命を当社がこのようにサポートします」の文脈で表現してもらった。すると、皆さん腹に落ちた様子。その上で、若者に「この革命には、若い君のチカラがどうしても必要だ。君も物流革命に参加しないか!」と語りかける演習をした。今の部長には部下を巻き込むため、そのくらいのプレゼンテーション力が必要だ。

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