V字経営研究所・酒井英之の4行日記
DiaryINDEXpastwill


2013年09月02日(月) 頂点を狙って、敢えて定番を捨てリスクをとる

頂点を取りに行くか、そこそこで満足するか。プラスの大ヒットはさみ『フィットカットカーブ』の開発者は、前者を選択した。はさみの色にカラフルな5色を選び、定番の青・黒をわざとはずしたのだ。定番の色を入れたら営業担当がそればかり売ってしまう。すると、定番並みしか売れない。ところがカラフルなラインナップを揃えると、主婦が家族の歯ブラシを買う感覚で複数買っていく…その読みはズバリ当たり、フィットカットカーブは定番を遥かに凌ぐ売上を記録。日経のヒット商品番付に載ったのだ。私のクライアントも今、新商品で定番発想を捨て「突き抜ける感覚」を選択した。その覚悟に拍手!吉と出るか凶と出るか、興味津々だ。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年09月01日(日) 忘れ物の連絡は駅ではなく050-2016-1601へ

長野に向かう電車の中で、網棚に載せておいた背広の上着が紛失してしまった。そのためJR東日本の忘れ物担当にお世話になったが、今までと違うシステムであり驚いた。忘れ物をしたときの連絡先は駅ごとではなく050-2016-1601に一本化されていて、ここで忘れ物をした列車について話す。すると担当者が各駅をつなぐイントラネット&電話を駆使して探す。今回のようにどこの駅で失ったのか記憶が定かでないときはとても便利なシステムだ。おかげで乗り換えしたあちこちの駅に電話しなくても済んだのが不幸中の幸いだった。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月31日(土) 『あまちゃん』に号泣!月曜日の放送が怖い…

『あまちゃん』にハマって5ヶ月。8月30日と31日の2回は震災前の、これまでの総決算という感じで、観ていて心がブルブル震えた。ユイちゃんが東京に行くために電車に乗り込むシーンは涙が止まらなかった。このままユイちゃんは死んでしまうのだろうか?だったら、ユイちゃんが可哀想すぎる!そんな残酷なことがあってたまるか!とモデルになった三陸鉄道北リアス線の震災被害をチェックする。死者は0。もしこの通りならユイちゃんは死なないはず…と一瞬安堵する。しかし、予想を裏切り続けるクドカン。どうなるかわからないが、月曜日の放送が怖い。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月30日(金) 「伝える」ではなく「伝えさせていただいている」

お坊さんの話を聞いた。曰く「何でも思い通りになるのが幸せではない。世の中の人が皆、思い通りに生きたら大変なことになってしまう。幸せとは『いただいている』と思うこと。今日もこうしてこの場所で生かしていただいている。食べさせていただいている、繋がらせていただいている…」。私の仕事は「伝えさせていただいている」。では、何を伝えさせているのか…そう考えたら、なんだか答えがぼやけてしまった。「伝えさせていただいた」と強く実感できるよう、登壇の度に何を伝えたいのか改めてそれを自覚したいと思った。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月29日(木) 想いは見えないようで、実はハッキリ見える

お菓子の商品開発をしている20代の女性と話す。彼女は、お客様から「お菓子が好きなんだね。試作品から伝わってくるよ〜」と言われて嬉しかったという。それを聞いて、20代の早い時期に「想いを込めた仕事は伝わる」「想いは見えないようで、実はハッキリ見える」という現実を知ったことは素晴らしいことだと思った。想いを込め、手をかければ必ずそれを認めてくれる人がいるものだ。彼女は「どうやったらもっと喜んで貰えるかを考え続けたい」というが、そういう姿勢はわかってくれる人のひと言から強くなるのかもしれない。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月28日(水) 2人でやるのだから1人ではできないことをやろう!

某商社の20代社員14人を育成する「プレミアム研修」がスタートした。この研修は、「彼らの今の仕事のレベルが普通のビールなら、プレミアムモルツのレベルまで高めましょう」を狙いとしている。が、それには本人の努力だけでは限界がある。そこでこの研修には彼らの上司も参加してもらい、部下が成功体験できるよう、彼らを側面からサポートしてもらう形をとっている。昨日は1日で20代社員とその上司11組と面談。彼らにとってどんな仕事をどこまでやったらプレミアムになるのか課題の設定を行った。これだけ面談するとさすがに疲れるが、20代社員の「もっとお役に立ちたい」姿勢と、「グッと成長して欲しい」願う上司の親心が伝わってきて爽やかな気持ちになった。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月27日(火) 企画意図で差別化した商品は独自化する

某商社の課長に、彼の部下である20代社員の強みを聞いた。「彼は、売ろうとする商品を本質から理解しメーカーと一緒になって、作り手の想い入れをもって売ろうとしていること」。単に商品を売るのではなくて、その商品が誕生した背景やそれを現実のものにした技術を理解して売る姿勢を高く評価しているのだ。メーカーからすれば、自分たちの商品を、その企画意図から理解してくれる商社マンは本当にありがたい。なぜなら、それは「お役立ちのちがい」を理解してくれるということだから。企画意図で独自性が認められれば、コーラとダイエットコークや、テプラとワープロが違うように、商品は同じように見えてもまったく別物だと伝わるものだ。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月26日(月) イチロー選手のコメントに見る、プロが誇るべきこと

 イチローの4000本安打達成のインタビューに強く共感。忘れないように写します。
 「誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
 「プロの世界でやっている、どの世界でも同じだと思うんですけど、記憶に残っているのは、上手くいったことではなくて、上手くいかなかったことなんですよね。その記憶が強く残るから、ストレスを抱えるわけですよね。これは、アマチュアで楽しく野球をやっていれば、いいことばっか残る。でも、楽しいだけだと思うんですよね。コレはどの世界も同じこと。皆さんも同じだと思うんですよね。そのストレスを抱えた中で、瞬間的に喜びが訪れる、そしてはかなく消えていく。それが、プロの世界の醍醐味でもあると思うんですけど、もっと楽しい記憶が残ったらいいのになあというふうに常に思っていますけど、きっとないんだろうなあと思います」。
 私もセミナー講師13年1500回超。上手くいってしびれる感じを味わったこともあれば、失敗して氷のような冷たい汗をかいたこともある。ただ、イチローはそういう結果と「向き合ってきたこと」こそが誇りだとしている。そして上手くいかないストレスの中で線香花火のように一瞬だけ輝いてすぐ消える喜びこそがプロの醍醐味だという。そこに共感。あんなスーパースターとそのはかなさを共有できるのが嬉しい。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月25日(日) 出来ない理由はそっと脇に置いて

先日受けた研修のレジメに「出来ることを早速やってみる。出来ない理由はそっと脇に置く」とあった。それを見ていい表現だな、と感心した。私なら「出来ない理由は絶対に言わない」と書くところだ。ところが、そう言ってしまうと、不安を感じて一歩踏み出せない人を「あなたはダメだ!」と全否定してしまう。しかし、自信が持てない人が間違っていたとは限らない。昨日までは正しかった。環境の変化でたまたま今、合わなくなってしまっただけかもしれない。だから、過去を認めてこれから必要なことを加え、幅を広げていく。「そっと脇に置く」という言葉には、人を信じて励ます母性的なニュアンスがある。今後の指導に使ってみようと思った。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


2013年08月24日(土) アドバイスは頭を働かせる刺激になればいい

下園壮太先生の『目からウロコのカウンセリング革命』を読んだ。そこにはアドバイスの価値として意外なことが書いてあった。「カウンセリングにおけるアドバイスは、相手の頭を働かせる刺激になればいい。アドバイスした相手にそれを実行させなければ…と意気込まず、試しにこんなことを言ってみる。相手がどう動くか興味深く見守る。そして、そこから始まる相手の話についていけばいい。提案は短くし、最後に『どう?』と問いかけること」とあった。これを読んで、「ああそうなのか」と、とても気が楽になった。これまで人からいただいたアドバイスは守らなければ…と、自分の中で「?」を持ちながら苦しんだこともあった。が、無理に合わせることはない。それより自分らしさを失わないことが大事だ。

←クリックしてね。続きが出るよ(ランキング投票ボタン)


酒井英之 |MAILHomePage
My追加