V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2012年02月08日(水) 現場で上司と部下の板ばさみになって見失いがちな2つのこと

部候補生を毎年教えている某金融機関の事務局から講演依頼。同行が行うフォローアップ研修で90分、基調講演をして欲しいという。要求された内容は「お客様本位の営業」と「人材育成の尊さ」。聞くと、元受講生たちはピュアな気持ちで現場に戻ったものの、上司の要求と部下の板ばさみになって学んだことがなかなか実践できずに苦しんでいるらしい。私も同じように苦しんだ時期がある。そんな体験談をしようと思う。

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2012年02月07日(火) 「リーダーが大切にしているたったひとつの習慣」について

某社の幹部候補生を対象に「リーダーが大切にしているたったひとつの習慣」というタイトルの研修を3時間行った。ケーススタディ4題で構成されていて、1問目が誰にでも起こる話、2問目が他社で起きたビジネス上の問題、3問目が同社起きた問題(軽い問題)、4問目が同社で起きた重いリアルな問題という構成。結果的にこの問題の並べ方が良かったのか真意は伝わったと思う。3問目と4問目は同社の総務の人に作っていただいた。生のケーススタディほど良い教材はない。大感謝です。

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2012年02月06日(月) 倒産の原因は「何を売っていたのか」に気づいていないからか?

「ヒロタのシュークリーム」で知られるヒロタを題材に「なぜ、会社は倒産したのか?」を研究した。個人的には同社のシュークリームは大好きなのだが、同社は2001年に会社更生法適用。その要因は同社が「自分たちはシュークリーム屋」だと信じ込んでいたことにありそうだ。あのシュークリームの最も大きなニーズは「お土産として団欒を楽しくすること」にあったのではなかったか。だとしたら、シュークリームに固執せず話題性のあるお土産品を開発するべきだったのではないか…そのことが残念だ。

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2012年02月05日(日) どんな研修でも、受けて得する2つの姿勢

「どんな研修でも、受けて得する2つの姿勢」について某社の専務が幹部研修の冒頭で語ってくれた。その1は「批判的に聞かず、このオッサンの言うことは全部聞いてやろう」と肯定的に受け止めること。その2は「全然違う業界だからこれはわが社に当てはまらない事例」などと考えず、そこから学ぼうとすること。この前段のおかげで、講師としてとてもスムーズに研修を始めることができた。

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2012年02月04日(土) お金を追求しすぎると人も会社も町もノッペラボウになる

その町の駅前の伝統的な建物を壊して、パチンコ屋ができた。その町らしさが、またひとつ消えた。その光景を見ながら、利だけを見る経済至上主義者に、「らしさ」のあるものは常には壊される運命にあると感じた。顧客第一の経営をしていた企業が、突如儲け主義に走ったとき、その企業「らしさ」は壊れる。誰かのために一生懸命だった人が、「金・金・金」を言い出したとき、その人らしさが消える。人・企業・地域固有の魅力は金の亡者の前に消し飛ぶ。そして誰も何の特徴もないノッペラボウな人・企業・町が残る。

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2012年02月03日(金) 部下が失敗したとき、上司がやるべきことは?

CS No.1結婚式場のシャンテの浅田社長は、失敗した部下を責めるのは時間の無駄という。同社は失敗を「人、偶然、物理」の3つの原因に分類する。そして人が原因の失敗に関しては、「次、どうすればいいか」を考えて今後は注意して!で済ます。ただし、「もっと悔しがれ。その悔しさ、覚えておいて!お客さん、泣いているで!」と自分を見つめ直すことを要求する。自分に対して情けないと思う感情が、その人の心のバネとなる。

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2012年02月02日(木) 改めて聞いたCS No.1結婚式場シャンテの秘密

1月6日の日記にも書いた名古屋地区でCS No.1結婚式場のシャンテの浅田社長に、改めてシャンテの魅力をインタビューした。お客様は「シャンテのスタッフとの打ち合わせが楽しい」という。一般の結婚式場は、営業担当と打ち合わせ担当と当日の進行担当が分かれている。また、打ち合わせ担当はプロデュース会社の社員であることが多い。そのため「この人を幸せにしたい!」という想いがスタッフ間で共有できない。ところがシャンテは一人が責任を持って担当する。花屋も料理長も、「この人を幸せにしたい!」想いを共有している。だから、打ち合わせ時の楽しさが違うのだ。

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2012年02月01日(水) お客を元気にして地場工務店を元気にする会社(2)

ハウスメーカーの下請け仕事は「素材も決められて選べない。どうやって今日一日の仕事を早く終わらせようか」しかない。お客様が喜んでいることをダイレクトに理解する機会もなく、「やらされ感」の強い職人さんが多い。そんな職人を「笑顔に変える自信は滅茶苦茶あります!」と語るのは自然素材の住宅でトップブランドのシャルドネの井上哲志さん。「人の人生観を変える・やりがいを作る」。彼の自信に、商いがもつ本当の力を感じた。

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2012年01月31日(火) お客を元気にして地場工務店を元気にする会社(1)

ハウスメーカーはなぜ高くても売れるのか?それは、顧客が地域の工務店に対して抱く「どこにあるかわからない」「ダサい」「なんとなく不安」という3つの不安材料。それを解消しているのが、自然素材の住宅でトップブランドのシャルドネだ。地域の工務店は同社の施工を請け負うことで、上記3つの不安を払拭することができる。特に3番目の不安の払拭は、「私たちは職人とお施主様を繋ぐ架け橋」と自覚する営業と、常にお客様の一言を汲み取って、思いや背景を理解し、お客様を理想の住まいへナビゲートする意識を持った若いスタッフのいる店舗の総合力から生まれる。同社で接客を経験したが、実に気持ち良い対応だった。

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2012年01月30日(月) 日本は幕末のように、高知から変わるかもしれない(2)

人口30万人の高知市で年間延べ10万人を集める「ネッツ南国トヨタ」は、顧客の満足度が右肩上がりに上がり続ける会社だ。通常、顧客の満足度は買った直後が最大で、徐々に下がっていくもの。下がるのは売り手との接触が減り、買った商品が陳腐化するからだ。ところが同社では、顧客と会社が接触し続ける。定例訪問する営業、定期点検時の整備士、コーヒーを入れてくれる女性店員、ユーザーが集まるイベント「ビスタ・ファミリーカー・オリエンテーリング」など。だから満足度は緩やかに上がり続ける。

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酒井英之 |MAILHomePage
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