部下に「短期間にここまでスキルアップして欲しい。大変だろうが頑張ってほしい!」…そんな期待を持った某社の製造部門の課長は、勉強の仕組みづくりにある工夫を施した。それは、部下にスキルアップトレーニングを受けてもらう代わりに、部下が望む業務改善要望を聞いてあげる、というもの。いわゆる上司と部下のGIVE&TAKEだが、双方向の絆を意識した部門は必ず成果も出る。
冷え性対策その2。夕食を食べた割烹の料理長がやけに背が高いので不思議に思っていると、料理長は高下駄を履いていた。聞くと、2つ理由があるという。第1は、足を冷やさないため。厨房は床が土間であり、水を使うため冷える。足が冷えないように、高い下駄を履くのだという。第2は集中力を保つため。足元がぐらついた方が、料理に集中できるのだそうだ。とても美味しい料理だったが、その味は高下駄ならではの危うさから生まれたのだ。
冷え性対策その1。この季節、私は足先が冷えるのが悩みの種だった。そこで分厚い靴下を履いてみたり、薬を塗ってみりしたが効果がない。諦めていたところ、あるとき靴を代えてみた。いつものリーガルとは違う、アウトレットで買ったものだ。そしたら、不思議なことにそれを履いていると冷えないのである。解決策は足や靴下にではなく、足や靴下を包む側にあったのだ。われながら、その発想の転換に感動した。
ある人から「役員間の溝を埋めたいのだが良い方法はないか?」と聞かれて、海運系の某社を思い出した。同社社長は、会社の高松の金比羅様へ、初詣のため泊りがけで出かける。このとき、社長はその年、最もコミュニケーションを深めたい役員と1対1で出かけることにしている。一緒にいる時間が長いとそれだけ会話するし、気心も知れてくる。社内に壁や溝を作らない素晴らしい取り組みだと思う。
イトーヨーカドーのファッション売り場の構成はワンパターン。商品はヒートテックのような機能を訴求。が、機能だけでは売り場は賑やかにならない。そこでキャラクターでひきつける。そのキャラクターが主演のCMを大画面TVで流す。単価を下げるために型数を絞り込み、カラーリングでバリエーションを広げる。商品も店の作りも、どこからみてもユニクロをベンチマークしている。
震災後、日本人の食生活はどう変化したか?を大阪天王寺のイトーヨーカドーで観察してみた。放射能の影響が最も影響が心配される魚売り場では、パエリアやエビマヨ、ブイヤベース、カルパッチョ、マリネドレッシングなどと一緒に陳列する洋風のメニュー提案が目立った。日本近海の魚を刺身などで食べるのには不安があるからかもしれない。漁獲地域の表示に皆が神経質になっているのがわかる。
単身者は家族数人で暮らしているよりは好みがうるさく、日常生活のアクセントを求める。そのため、単身世帯の多い天王寺のイトーヨーカドーにある嗜好品はどれもアイテム数がものすごい。例えばポン酢は90種類以上。カレーは100種類以上。ラーメンも100種類以上。少しづつとっかえひっかえして食べるのだろう。イオンのようにアイテム数を絞って大量に調達し、安さで勝負しているのとは対象的だ。
単身者が世帯数の半分以上を占めるエリアのスーパーの売り場はどのようなものか?それを知りたくて大阪天王寺のイトーヨーカドーを訪問。単身者は、自分の分しか要りません。だから、容量は自分の分だけで十分。ニンジンばら売1本20円。おはぎは一個包装1個100円。お米1パックに三合半だけで310円。カップスープ1ケースに2パックだけ。キムチ鍋1人用290円。おどろき…の小分けです。管理する方も大変だろうなあ。
30歳の駆け出しコンサルタントだった頃、クライアントに50歳手前の総務部長がいた。彼は当時マラソンに熱心だった。「息子が中学生になり、何かひとつ負けないものを持ちたくてはじめた」と言っていた。彼以外にも60歳超で週2回1km泳いでいた社長や、自分でマラソンチームを立ち上げた社長もいた。今、自分も50歳が目前だが、運動意欲は減退する一方だ。何とかしなければ!当時の総務部長の素晴らしさがよくわかった。
友人がこの連休を利用して、ホームページを立ち上げようとがんばっている。彼女はそれを「自分のトリセツづくり」と言う。HPを自分の情報発信ツールと考えると自分が好き勝手に書いてしまう。ところがトリセツというと、自ずと相手目線になり「このように利用していただくといい」と素直に言える。他人を商品に喩えるのは好かないが、自分のサービスを売るときに商品に喩えるのは大いにありだ。