V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2011年08月11日(木) なぜこの国に武士道精神が育ったのか

喜多川泰氏の『賢者の書』の中に、武士道精神誕生に関する記載があった。江戸時代は身分差が厳しく、「何になるか」を選べなかった時代。よって武士は「どんな武士になるかを考えて生きる」ことにこだわり、それが武士道精神となったという。今日、職業は誰でも自由に選べる。その中で「何になるか」ばかりがクローズアップされ、「どんな人間になるかを考えて生きる」ことを忘れてしまったと、喜多川氏は警鐘を鳴らす。その警鐘は、私のような愚かな人間にも届いた。

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2011年08月10日(水) 何を書いたかより誰が書いたかが問題だ

野口嘉則氏の『いつだって、うまくいく!』の中に、こんな話が紹介されていた。フランス革命史の著者は、不運なことにその原稿を完成させた後に、その原稿を消失してしまう。その失意のどん底の中で「これくらいのことでくじけるような人間が書いたフランス革命史には価値がない。この本は誰が書いたかが問題なのだ」と意を決し再び著作に挑む。その姿勢に感動するとともに、本を書くことの本質を見た。

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2011年08月09日(火) 個性を売り物にする店は上場しないほうがいい

某外食チェーンの社長と話す。同社は価格ではなく、味と前後のサービス品質によって顧客から評価される会社を目指している。そのため同店は実際に高い客単価にもかかわらず行列ができる大変魅力的な店になっている。その社長が上場したいという。が、上場が必要か、慎重に考えたほうがいい。株主が増えると、個性的であり続けることが難しくなる。多店舗化より、個性を慕うファンを育てるべきだと思う。

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2011年08月08日(月) 沖縄の古民家レストラン『月桃庵』の魅力

沖縄に出張。ランチタイムにクライアントの女性が連れて行ってくれた店は、探さないと見つからない看板しか出ていない「隠れ家」のような存在の店だった。古民家を改造したそのレストランに入ると、那覇市内の特有の雑踏と熱砂から開放された。メニューはなく、決まった定食しか出さない。三種のサラダとテビチーとコーヒーがバイキング。都心にありながら沖縄の田舎を体験でき、大満足だった。

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2011年08月07日(日) 忘れ物対応での名古屋市交通局と名鉄の違い

名古屋の地下鉄内に上着を忘れてしまった。駅に問い合わせると、「自分で終点の駅に電話して、あったら取りに行け」とのこと。連絡すると終点駅にあり、終点駅まで往復60分を無駄にしてしまった。この対応は名鉄だと全然違う。たとえば朝、電車に忘れものをしても、夕方には名鉄名古屋駅に届けてくれる。だから帰り際にピックアップでき、わざわざ取りに行く必要がない。忘れ物対応も官と民ではこんなにも違うのだ。

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2011年08月06日(土) 他人からの感謝の先に目指すもの(3)

 4日の竹内日祥上人の「他人の評価に満足しない」3つの教えの続き。
教えの第三は「『何かに貢献したい』という想いを胸に、自分の気持ちを受け止めてくれる『お客との出会い』を楽しみに生きろ」。
 大ヒット漫画『ワンピース』のように、「志」のある人は人との出会いを楽しみに生きることができる。自分が進む次のステージにはどんな人がいるのだろうか?それを楽しみにする人生は、本当に豊かな人生だと思う。

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2011年08月05日(金) 他人からの感謝の先に目指すもの(2)

 昨日の竹内日祥上人の「他人の評価に満足しない」3つの教えの続き。
 教えの第二は「お客が酒井の仕事を評価するのではなく、お客から『酒井さんと一緒に仕事ができるのが楽しい』あるいは『酒井さんの仕事を支援させて欲しい』と言われることを求めなさい」。こんな発想はなかったので、頭を割られた想いだ。
 今の私のクライアントは、このような感覚を持ってくれているだろうか?この教えを受けて不安に感じたが、逆に不安を払拭するくらい熱情的に仕事がしたくなった。

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2011年08月04日(木) 他人からの感謝の先に目指すもの(1)

 私には「他人から感謝される仕事を目標にする」ことを人に教えてきた時期があった。しかし、この生き方には少なからず違和感があった。他人の評価のためのみに生きるのは受動的すぎないかという疑問だ。そのことを、竹内日祥上人に質問してみた。すると上人は3つのことを教えてくれた。
 その第一は「『自分自身への共感、納得感』を求めなさい」。CSは、その前にESがないと成り立たないというが、個人の場合もまずは自分の納得感があって、その上で他人に評価されると嬉しいもの。当たり前だが、まずは自分の納得感を大事にしようと思う。

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2011年08月03日(水) 明治の香りがする「熱情」という言葉の意味

31日の大学の同窓会で、何年かぶりに「慶應賛歌」を歌った。その中に「熱情」という言葉が出てきた。明治時代らしい言葉だな、と思って辞書を引いてみた。驚いたことに広辞苑では「熱情」の方が詳しく載っていた。曰く「一定の方向に向かって努力させ、冷静な判断をさせない感情の状態」。冷静な判断がなくなるのは問題だが、私自身50歳を前にして「ほとばしる感覚」が失せているのを禁じえない。今一度「熱情」を取り戻したい。

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2011年08月02日(火) 中国の高速鉄道事故と肉牛の出荷停止問題

中国の高速鉄道事故の顛末を見ながら、「中国政府は国民のレベルを随分過小評価しているな」と感じた。「証人の命より鉄道技術を高く売ることが大事、証拠は揉み消せ、真実を隠せ…」という利己主義の感覚は、民衆を愚民と見ている証だろう。が、これと同じことを日本政府もしている。肉牛出荷停止は、政府の放射能汚染の隠蔽工作が引き金になっている。今の日本に、中国の高鉄事件を批判する資格はない。

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