V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2011年04月04日(月) 故郷のイメージが塗り替えられてしまう辛さ

福島さん、という人の講演を聞いた。冒頭で福島さんは自分の名前と同じ「フクシマ」が「チェルノブルイリ」や「スリーマイル」と同じくらい世界的に有名になった、と語った。福島のイメージは、今、世界中の人にとって「フクシマ=放射能=近寄れない場所」となり、その臭さに本来の山海の美しさは消えてしまっている。心の中の故郷の景色をも奪われた福島の皆さんの気持ちを考えるとやりきれない。

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2011年04月03日(日) 『LADY〜最強のプロファイリング〜』を観て

1〜3月中に撮り溜めていたTVドラマ『LADY〜最強のプロファイリング〜』を観た。人間の心理の複雑さを題材にした気味の悪さはあるが、しっかりと創り込まれた良いドラマだった。特に登場人物の「命を守る」ことを第一に考えるプロ意識が美しい。こうした純粋な市民第一意識が、保身的な組織第一主義を打ち破る。この小さな一歩一歩の積み重ねが市民が進歩する唯一の方法である。

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2011年04月02日(土) シンガポール人が描く復興後の姿に希望を抱く

 「シンガポール華字紙・聯合早報」に、これからの日本を示唆する一文が掲載されていると友人が教えてくれた。

 『マグニチュード9.0の大地震と津波、原発事故は日本の歴史を変える大事件となった。
 それは19世紀の亡国の危機や第2次大戦の敗戦と比べても、決して引けをとらない。90年代のバブル経済崩壊後、「日本の時代」と言われた輝かしい時代は幕を閉じた。
 日本のその後の20年は経済の低迷、政治の不安定、社会の保守化が続き、有識者が何度も危機感を持って日本を再興しようと呼び掛けてきたが、効果はなかった。だが、今回の震災が日本人にもたらしたのは「危機感」ではなく、「実際の危機」だった。

 では、今回の震災は日本の政治にどんな影響を与えたのだろうか。
 震災前は虫の息だった菅直人内閣に盛り返しのチャンスを与えた。だが、数年後に再建を果たした日本では「どんな国づくりをしていけばよいか」という課題が再び浮上すると予想される。
 また、経済的には
 ▽電力不足からエネルギー利用効率の改善が進む
 ▽復興・再建に伴う経済成長が見込まれる
 ▽一極集中が見直される
 ▽日本経済のグローバル化が加速する
 という4つの変化が見られるだろう。
 外交面の変化は
 ▽日米関係の親密化
 ▽日中の国民感情の改善
 ▽日ロ関係が飛躍的な前進
 の3つ。また、安全保障上の脅威に対する定義が見直されるほか、エネルギー安全政策も大きく転換するだろう。
 
 いずれの角度から見ても今回の震災は日本という国の方向性を大きく変える事件となったことが分かる。日本がこの危機を利用して明治維新や第2次大戦後の復興に次ぐ、3度目の奇跡を成し遂げることを願っている』。

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2011年04月01日(金) 女性の部下に「命がけでやりなさい」

 どうしても取りたいコンサル案件があった。6社コンペ。その中には前年受注企業も含まれている。3月頭に担当の部下と面談し「何が何でも取りに行く」と発破をかけた。しかし、彼女は「見込みは薄い」と弱気な発言。そこで「ここで取れるかどうかであなたのキャリア形成が天と地ほど違う。あなたの興亡はこの一件にあり!」とプレッシャーをかけた。そして、先方が望む結果に対し、当社だからこそ提供できる付加価値を2点に絞り強調するよう指示した。
 以来、彼女の形相が変わった。数日後、彼女は私に一次案を見てもらいたいといった。突込みが甘い点が多々あった。いくつか修正ポイントを指示。その後、企画書の提出とプレゼンが行われた。
 そのコンペの結果が出た。受注。部下が命がけの戦いに挑み、報われたのが嬉しかった。
 が、彼女は至って冷静だ。これから訪れる大変さがわかっているのだろう。その慎重さが彼女をより輝かせていく。そのことも嬉しい。

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2011年03月31日(木) 提案が空振りに終わっても無駄ではない

 某社にコンサルの提案を行う。相手のことはほとんどわからない、データで知っただけの勝手提案だ。結果的には空振りに終わった。しかし、無駄だったとは思っていない。
 私のクライアントの専門商社はこのような勝手提案を約15年前からはじめた。その成功率は未だに20%程度。しかし、「良い提案を持ってくる会社」と評価され、売上げは倍増。更に「こんな提案能力のある会社ならぜひ当社の商材を扱って欲しい」と海外のメーカーの国内取扱いコンペに勝つことができる。こうして差別化できる商材を得ている。
 提案力は野球の打率よりも低く、業界によってはセンミツとも言われる。この非効率さを改善する努力は必要だ。が、その努力は無駄ではない。次もまたトライしたい。

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2011年03月30日(水) 朝ドラ「てっぱん」のてっぱん踊りに癒される

朝ドラの「てっぱん」の最終章。地震の後一週間ぐらい放送がなく、再開されたとき、てっぱんの踊りを観た。以前は「あほちゃうか」と思っていたあの「てっぱん踊り」。が、老いも若きも市民が一緒になって踊っているのを観ると、平凡な日常のありがたさが込み上げてくる。商店街の人、野球少年、高校生、おばさん集団…被災した人が同じように踊れるまでどれくらいの年月が必要なのだろう。

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2011年03月29日(火) 技能伝承がなされていないから届かない提言

リース会社の幹部と話す。原発事故への対応に対し、かつて原発の建設に携わった電力OBや建設OBなど現場を知る人が水漏れの防ぎ方とか戦車の出動等に対し「もっといい方法がある」とさんざん提言しているという。ところが、その情報を集めて理解して、的確な指示を出せる人がいない。技能が伝承されておらず、彼らの言うことを再現できないのだ。技能の伝承はリスクマネジメントの極めて重要なポイントだ。

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2011年03月28日(月) コンサルタントの古い友人からの届いた詩

友人のコンサルタントに3月20日の日記に書いたチャリティセミナーを開催するので、ぜひ講師をやって欲しいとお願いする。すると次のようなメールが届いた。彼は被災地から戻ったばかり。あまりにも正しくて切ないのでここに記す。

「情報が大きな売り物の一つである私たちは社会に対して出来ることがきっとあるはずです。
被災者の情報が役所に伝わる。役所の情報が支援組織に伝わる。支援組織の情報が物流に伝わる。物流の情報がメーカーや商社に伝わる。

原発の事実がしっかり判断できる人に伝わる。しっかり判断できる人が対処できる人に伝える。事実と対策を併せて国民に伝える。事実と終わりの目安を併せて国民に伝える。事実と未来・希望の糸口を国民に伝える。

公平に伝える。平等に伝える。苦も楽も分かち合う。
きっと今は何一つ出来ていません。
セミナーも含めて是非やらせてください」

ありがとうございます。あなたが立とうとする勇気に私も応えます。

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2011年03月27日(日) 福島からの悲しい知らせに唇を噛む

青森の「奇跡のりんご」のように、無農薬の土作りに真面目に取り組んできた福島の農家。それはこれからの日本や世界の大きな希望だった。が、彼らの熱意は「寿命30年の原子炉のために1000年に一度の出来事を想定してどうなる」とリスク管理を鼻で笑った電力会社上層部の浅はかさな考え方に踏みにじられた。放射能に汚染され、自殺を選択した農家の絶望の闇はいかばかりか。悲しい知らせに唇を噛む。

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2011年03月26日(土) なぜ原子力空母が三陸沖まで来たのか

外国通の人と話す。彼は、今が中国・朝鮮にとって日本潜入の大変なチャンスという。潜入したら行方不明の人の名を語って日本人に成りすますことができる。また、救援を大義名分に軍隊を送り、そのままその軍が日本を制圧することだってできる。職を失った技能者を甘い言葉でアジアに連れて行くこともできる。反対にこの機に外国人に国外退去を命じた欧米は侵略の意思がないとても真摯な国だと。そういう国際感覚たっぷりな解説に目から鱗が落ちた。

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