V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2010年12月02日(木) 勉強熱心な青年の講演会デビュー成功!

会計事務所の若い課長のデビュー講演会に参加する。彼は企業の生き残り策を「絞り込み」とし、以下の9つのキーワードを挙げた。〔1〕商品機能は単純に〔2〕価格は安価か高価か〔3〕商品点数は少なく〔4〕市場は隙間を狙い〔5〕販売地域は狭く〔6〕販路は特化し〔7〕ターゲットは明確に〔8〕在庫は希少化し〔9〕サービスは高付加価値化する。シンプルできれいにまとめられ、とても参考になった。

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2010年12月01日(水) 経営計画は誰のものか。

TKCが作成した中小企業の映画を観た。窮地に立った社長が実抜計画を作成し、銀行と会計士と共にV字回復する物語だ。映画の中で、経営計画を作った社長はこうつぶやく。「この経営計画は私だけのものではない。従業員のものだ。従業員の生活がかかっている社員全員の魂が入った経営計画なのだ」。これを銀行員が「いよいよ具体的な行動に移すのですね」と興奮気味に受ける。こちらまで胸が熱くなった。

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2010年11月30日(火) 管理者の心をピュアにするベテランの部下たち

某社の管理者研修で、「ベテラン社員がものすごく頑張っている。しかしポストやペイで報いてあげられない。どうしたらいいか?」との質問が2人から出た。それを聞いて「なんて優しいマネージャたちなのだ…」と感心した。同時に、この人たちにこんな質問をさせるベテラン社員はどんな人なのか目に浮かんだ。真摯に働く人は、たとえポストやペイに恵まれなくても、周囲の人が何かで報いてあげたいと思うくらい、愛され大事にされる存在なのだ。

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2010年11月29日(月) 10年前の戦友に恩返しの機会をいただく

10年前コンサルティングを行った某社の担当者から管理者研修の講師になって欲しいとの電話があった。その担当者は当時、殆ど毎日会社に泊まり込み、会社の基本となる契約書作りに明け暮れていた。同じ歳の私はそんな彼の役に立ちたくて、現場に日参した。その後同社は急成長し、今や有名大企業に成長。このときの仕事が凄く自信になって今がある。今回、恩返しの機会をいただいたことに心から感謝したい。

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2010年11月28日(日) 若き経営者が生み出した付加価値の正体

若い広告代理店の社長と話す。20歳で創業した当初は下請け仕事が多く、顧客に直接顔合わせする機会がなかったという。が、中小診断士試験を受講し、そこで覚えた技術を使って企画書を書いたところ、下請けではなく直で面白いように仕事が取れはじめたという。お客から見れば「問題をハッキリと認識させる分析力」に、付加価値があったのだろう。それだけ課題が何かが見えない時代なのだ。

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2010年11月27日(土) 単品ではなく、PKGにして冒険を売れ

芸術塚の加藤社長はビジネスマンの顔も持つ。陶器というモノが売れる時代は終わり、今はコトを売る時代。そこで同社が開発したのが「美濃陶酔」というセット商品。日本酒(三千盛)に美しい杯2つ、それに緋酒器がついている。私にはこの緋酒器がとても魅力的で、これを使いながら人と酒を酌み交わしているシーンを脳裏に描いた。「美濃陶酔」を買う人は、このシーンに憧れ、このシーンを買うのだ。

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2010年11月26日(金) 伝統文化を背負って生きる人の背中を見た

多治見にある美濃焼きの工房「幸兵衛窯」を訪ね、加藤亮太郎社長の話を聞いた。美濃は陶磁器産業に必要なものが全部揃っているがために、独自性が生まれにくく、故に九谷焼や有田焼のようなブランド力がないと言う。地元の窯業仲間もいろんな分野に多角化し、美濃焼きの代表の織部等の伝統を一人で受け継ごうとしていた。伝統文化を背負って生きる人の、背負うものの重さが見えた気がした。

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2010年11月25日(木) 「依存しない経営」を目指す人たちのHERO

「魔法のフライパン」で有名な錦見鋳造の錦見社長の話を聞いた。鋳物を使ったフライパンで、実際に普通のフライパンで作った野菜炒めと「魔法のフライパン」で作った野菜炒めを食べ比べてみたが、シャキシャキ感が全然違う。厚さ1.5mmの技術を確立するまで9年かかったという。「代わりはいくらでもいる」と言われて一念発起しての大ヒット商品。錦見社長は脱下請けを目指す中小企業のHEROだ。

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2010年11月24日(水) そんなにもAKB48が良いのかねえ?

某社の管理者研修で受講生を3つの班に分けた。通常通り、左から1班、2班、3班に分けようとしたら、その中の一人から「A・K・B」に分けましょう、という。面白いことを言うなあ、と思っていたら、今日、中堅社員が考えたマーケティングプランを聞く機会があった。キャンペーン案はAKB48一色。朝、NHKをつけてもAKBを特集しているし。そんなにもAKBがいいのかね…ハア。

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2010年11月23日(火) 裁判員裁判の死刑判決と軽すぎる大臣の発言

裁判員裁判で死刑判決が出た。犯人がどんな人物であれ死刑を判断するのは人を亡くすことだからさぞかし辛いだろう。が、こうした判決が出た後に死刑執行の判子を押すのは法務大臣である。その法務大臣が「たった二言だけ言っていたら仕事になる」と言うのは冗談にも程がある。裁判員の悩み・苦しみをなんと心得ているのだろう。法務省に限らず現場感覚のない人がトップに立つ組織は悲劇だ。

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