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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
最近の上司の悩みのひとつが「なかなか部下を叱れない」。そこで某社の管理者研修で「どんなときに『叱ってくれた』と感じたか」を討議してもらった。「時間に遅れたとき」「道具の手入れを怠ったとき」などの意見が出た。叱られることで気づきを得て、繰り返さないようにするための手段も教えてもらう。このようなき、人は成長を実感し、叱ってくれたと感じ感謝する。だから上司は、子供を叱るように愛情込めて叱ればいいのだ。
某社の管理職研修で、「どんなときモチベーションが上がったのか」をテーマに自分の人生を振り返ってもらった。そのなかで印象に残ったのが「叱られた後でフォローされたとき」。叱られたときは自己の存在を全否定されたかのように落ち込む。そのときフォローされて感じるのが叱ってくれた人の愛情。決して全否定でなく成長のための部分否定でしかないことに気づく。だからモチベーションが上がるのだ。
中日ドラゴンズが優勝した。8ゲーム差をひっくり返しての優勝だが、勝因は投手の起用法。昨冬に落合監督の講演を聞いたが、そのときに「投手を絶対に中6日で使う。無理なフル回転はしない」といっていた。逆に「2009年の戦い方で投手が疲弊しているから来年は巨人も阪神も落ちるだろう」とも言っていた。85年や03年の阪神のように勢いで勝つだけではなく、7年も続けて強いチームを作り続ける落合監督は凄い。
ある建設会社で、営業プロセスを見直す会議を行った。社長曰く、「ここでしっかりプロセスを見直すことが今後の命運を決める」。そこで社長は、自分の発言は控え、徹底して部下に考えさせて発言させた。部下自身が作ったものでないと、部下はそのプロセスにやらさせ感を感じてしまうからである。したがって時間がかかった。昼から始めた会議が終わったのは深夜0時。終わったときは皆、疲労困憊だった。
世間で話題になっている本を読んだ。その本の中でただひとつ、その本の中のフレーズの「脱皮しない蛇は滅びる」という表現は印象に残った。いつまでも同じことを繰り返しているだけではダメだということへのメタファー。会社を発展させるためにはマーケティングとイノベーションが不可欠だとドラッカーは言ったが、この両方をやり続ける仕組みと人材の育成こそが大事なのだ。
老舗専門商社の応接に通される。見上げたらそこに明治24年12月24日、同社の創業者が書いた書が掲げられていた。少し長いけど、感動したので、意訳してここに書き残しておこうと思う。
愛犬家のため名古屋の6社がコラボし、「わんわんラボ」という名で「愛犬家と暮らすための快適アイテム」なる商品群を開発、それぞれのショウルームで展示している。参加しているのは、住友林業クレスト、INAX、サンゲツ、アイカ工業、トステムなど。犬にとって滑りにくいフローリングや、犬が引っかいても傷つかない壁、犬が通れるドアなどが売り。建築系コラボレーションによる新規事業の分かりやすい見本だ。
中小企業経営者7人と自分が作った営業ツールの品評会を行う。中でもサプリメント販売をしている社長が作ったチラシ「あの頃を取り戻したい方に朗報です!以前と比べて最近の自分の肉体の衰えを感じ気力まで衰えていませんか?」というキャッチフレーズには全員ぶっとんだ。皆、同じ思いを抱えていたようで、あれやこれやの意見続出。チラシの良くするにはし、ターゲット層の意見を聞くのが一番だ。
建築会社の社長と話す。「今後、i-padを営業に使う」という。住宅はプレゼンテーション資料が格段に多い業種。ところが、i-padを使えば住宅の図面、イメージ図などはもちろん、Googleアースを使って土地の状況も360度確かめられるという。社長によれば、他にプレゼン重視の自動車ディーラー、中古車ディーラーなどではi-pad営業が当たり前になるとのこと。i-padはインパクトの割りに必然性が無いから普及が危ぶまれているが、Macのように必要な業界では常識になりつつある。
敦賀の海上釣堀で息子と海釣りに興じる。おかげさまで真鯛15尾と大漁だったが、店の運営に当たっていたのが20歳前後の若者3人であったのには驚いた。彼らは一見とても頼りなさげに見えるが、釣り方の説明や、放流、網の修理など、成すべき黙々と仕事をしていた。そして、圧巻は魚を絞めてくれたとき。顔つきが「大人」のそれに変わったと、息子が驚く迫力だった。頼もしい若者たちだ。
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