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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
楽天の野村監督の人事が注目されている。球団は彼を名誉監督にし、フロント入りさせようとしているが、彼はそれを固辞。あくまで現場にこだわる気だ。ビジネスマンでも本社のミドルになるか現場の責任者のままでいるかは、とても重要な選択である。部長や取締役ともなれば偉く見えるが、イコール現場から離れることであり、仕事の醍醐味からは遠くなる。野村監督は一生現場にいたい人なのだ。
市民運動会で大変な仕事のひとつが「アナウンス」だろう。当地区でも毎年同じおばさんが務めている。ときおり小学生と思しき子供に代わるけど、子供は「赤速いです」とか「がんばってください」とか、見りゃわかる実況中継が精一杯。その点おばさんは凄い。「お父さんたち、明日は大変な筋肉痛でしょう。筋肉痛という素晴らしいお土産を持って帰ってください」。そんな考え方もあるかと思わず苦笑した。
大掃除をしていたら、今から15年位前の『TVチャンピオン』のビデオが大量に出てきた。新婚当時、カミサンと週の唯一の楽しみとして観ていた番組だ。その中から温泉通や魚通、ペーパークラフト王選手権などの名作を選りすぐって家族全員で鑑賞。この頃のTVチャンピオンは競技指向よりキャラを立たせるパフォーマンス指向が強い。その変化を見ながら、世の中この15年間で、プロ意識が強くなりすぎ笑う余裕がないと感じた。
台風に伴う休校で学校が休みになり子供は大喜び。しかしこのところ、シルバーウィークに、今回の臨時休校、そして10日−12日も3連休と休みが続き、もしここでインフルエンザに伴う学級閉鎖など起きたら、2学期になってまともに授業ができた日は数えるほどしかなくなってしまう。祝日を土日にくっつけて3連休にするのは賛成だが、「休み癖」がつくことや「運動のし過ぎによる疲れ」だけは避けたい。
超大型台風の襲来。私の住む地区は明け方上陸で朝から激しい暴風雨に見舞われた。しかし、被害は思った以上に軽微だった。公立学校全休、会社も無理に出勤に及ばず、交通機関も全面運休、通行止め箇所多数など適切な手を打った効果だろう。気象衛星で台風を「見える化」し、その動きから次に起きることを事前予測し手を打てばこんなにもリスク回避が出来る。見える化の凄さを実感した。
地区運動会にスーツ姿のイケメン男性が登場。上着を脱いだかと思うと白いシャツで颯爽とラムネ飲み競争に最終組で参加した。彼の名は柴橋正直。先ごろ初当選した民主党の衆議院だ。しかし場内アナウンスで「議員の柴橋先生です!」というアナウンスもなくほとんどの人が気が付かないうちに去っていった。そういう宣伝の見返りもないの来るところが彼のいいところ。その謙虚さを失わないで欲しい。
地域の運動会。この運動会は競技に出るたびに調味料などの商品がもらえるのが魅力。そのようなオマケがあると競技後に誰もが整然と並び、同じ出口から順番を守る。その光景を見ながら、人間は終わりに自分へのメリットがあるとそのために乱れることなく行動するものだと知った。研修でも、やりっ放しに終わらずに成果検証−フィードバックがあれば人はそこまで確実に進むはず。効果が薄い研修は検証&フィードバックがないのだ。
リオの勝因は地元の熱意。そう考えると、地元の熱さはオバマにも環境にも勝るのだろう。パ・リーグ首位を行く日本ハム、2位楽天、3位ソフトバンク。いずれも地元の熱狂が強く、それが個性となっているチームである。その姿は、ドラゴンズファンから観ても選手とファンの距離が近さは本当に羨ましい。ドラゴンズが常勝軍団であることはありがたいが選手や監督との接点に乏しい状況では熱くなれない。
某社から相談。同社は自動車産業に素材を提供しているが、過去の受注内容を見直すと、例外的に自動車産業以外からも受注していることがわかった。そこで「なぜわざわざ当社に発注しているの?」と発注者に意図を尋ねたところ、同社品には同社ですら気が付かなかった特別な効果があることが判明。そこで同社はその業界に向けて新サービスを展開することにした。まさにドラッガーの言う「予期せざるオーダー」からイノベーションを産んだ例だ。
五輪誘致を勝ち取った、ブラジルのルラ大統領の言葉。「オバマ大統領や鳩山首相は悲しくて、私が幸せであることを申し訳なく思う。でも、五輪はこれまで何度も何度もあなた方の国でやってきた。今私たちに、喜ぶ権利がある」「私がオバマ氏に勝ったのではなく、リオの開催計画が今回認められたのだ」。貧しい農家に生まれ、労組の闘士になった人ならではの慈愛に満ちた言葉。そんな人の国に負けて幸せではないか。
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