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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
指導をお手伝いしている少年野球。昨年末にエースピッチャーが辞めたことで、2月の練習試合から今日まで1分挟んで10連敗。今日の練習試合も最初に4点先制したものの、途中で6点を奪われ、最終回の時点では4点のビハインド。また「負けるか…」と思ったが、選手は諦めてなかった。そして、最後は11対10で逆転サヨナラ勝ち。皆が繋いで塁を埋めた結果だ。久しぶりに大人も子供も喜んで家路に着いた。
某社の会長と社長と面談。二人は不仲だが、その原因は二人の出身にある。会長はたたき上げだが社長は銀行出身。今回の不況に対しても、会長は「秋には昨年対比70%にもどるからそれまでに手を打たねば」といい、社長は「経常利益率4%以上確保できる会社にしたい」という。それを聞きながら、社長は計算はできても予測が出来ない人だと思った。会長はそのような力を持たない社長が歯がゆいのだ。
某社の経営方針発表会で基調講演する。バブル後の苦境を自分自身がどう乗り切ったかを勇気を持って話した。その内容が投資の失敗であり、その借金苦のどん底から脱出する物語だからだ。経済的な落ち込みからは、誰かの立て替え払いで脱出できる。しかし、精神的な落ち込みからの開放には「自分にしかできないことで、他人を喜ばすことが出来ることを徹底的にやる」しかない。それが伝えたかったのだ。
某クライアントに、高卒新人が4人(男女2人づつ)採用された。同社にとって新人4人は歴史的なこと。総勢70人の会社は、それだけで随分フレッシュな雰囲気になった。彼ら彼女らに大事に育ってもらいたい周囲の心配りや緊張感も伝わってきた。中小企業トップにはオイルショック時の入社組みが多く、中核には就職氷河期の入社組が多い。こんな時期の入社の彼らには人一倍頑張って欲しい。
最近、よく手紙を貰う。最近いろんなことの簡単なお礼はメールが中心だった。ところが、手紙が多い。新刊をお世話になった方に献本させていただいたが、そのお礼は手紙が多かった。また、季節挨拶のようなものも手紙で頂いた。手紙の方が心がこもる…それだけが理由だろうか?ITへの反動なのか、それとも社会の動きが逆流している証か。増えた手紙の入れ場から作らなければいけないなあ。
レギュラー出演していたラジオのDJとディレクターと飲み会。話題は「サッカー脳と野球脳」。「監督の描いた通りになるのは野球よりサッカーだ」という主張に「???」。なぜなら野球は常に監督のサインどおりに動くが、サッカーは試合開始後は選手にお任せだからだ。ところが、そこまでのプロセスが違うという。サッカーでは練習段階でバッティングコーチやピッチングコーチのようなコーチがいない。監督1人が選手全員に「この位置につけ」「こう動け」と指示をする。だから監督の思い描くサッカーになる。それを聞いて、なるほどなあ、と感心。その点、指示して理解させて、あとは権限委譲するビジネスは野球よりサッカーに似ている。
プロ野球が開幕した。WBCで活躍した選手が開幕投手を務めている。最初の試合にエースで臨むのは、どの球団も「先手必勝」を意識しているからである。そのくらい『先手』が大事なのだ。対してビジネスはどうか。季節要因もあるが4月の売上げに関心が薄いマネージャが多すぎる。4月1日までに目標の●%以上見えるように準備し、四月は好成績で終える。出来るマネージャほどスタートダッシュに意欲的だ。
勝浦で泊まったホテルの夜のバイキングではメバチマグロが解体され、百人以上に刺身が振舞われた。とても美味しかったので、人影まばらになった頃にさばいてくれた料理人さんにお礼を言いに行った。すると、「一番美味しいところを上げよう。誰かがいたら取り合いになるからやらないけど後ろに誰も並んでいないからいいよ」といって、冑の内側を切り取ってくれた。カマトロである。これには家族揃って大感激。お礼は言ってみるものだ。
近海のマグロの水揚げ日本一の南紀勝浦の魚市場でマグロのセリを見学した。この日は500t。大きな黒マグロが3尾上がっていた。その品質を確かめるためその尻尾を切り落とすシーンや、その断面をジッと見る仲買人のプロの目が迫力満点だった。競り落とされたマグロは木の箱に入れて出荷される。『木の箱は戻る。発泡は戻らない』からだそうだ。日本人は何を大切にするべきか潜在的に知っているのだ。
アドベンチャーワールドでジープに乗り、飼育係の人から直接話が聞けるオプショナルツアーに参加した。飼育員によると動物の世界にも引きこもりはあるようで、他のオスに戦いを挑んで負けたオスはそれが契機で群れの中に入って行けなくなり、酷い場合は自分の力でエサをもらうこと(飼育員が外で投げたエサに反応しない=檻の中にずっと入る)状態になるという。余程トレーニングしないと外に出せないという。人間も同じだ。
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