V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2008年11月25日(火) 元厚生次官殺傷犯人の転落人生を思う

元厚生次官宅を襲い3人を殺した犯人は私と1歳しか違わなかった。国立大に合格した人がなぜそこまで転落したのか想像すると、バブルの影響だろうと思う。私たちの世代にとってバブルは20代後半。転職しようと思えばいくらでもできた。それゆえに、彼は仕事を代え、以後転職を繰り返しながら履歴書を汚していく人生になる。転職で成功するのは今の会社で実績を上げた人だけ。それまでは容易に移るものでない。

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2008年11月24日(月) 日本中がどこかに「のびしろ」を探している

再来年の大河ドラマが「竜馬伝」で主役は福山雅治に決まった。NHKのホームページによると竜馬を選んだのは、この先どこまで伸びるか分からない「のびしろ」があるからだという。「のびしろ」は昨今よく聞く言葉。閉塞感ばかりで先が見えない時代にのびしろがあると思うと気持ちが明るくなる。逆に言えば、今の時代はのびしろが見えている人には楽しいフィールドで、見えない人には地獄ということか。

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2008年11月23日(日) 『容疑者Xの献身』が語りかけてくるもの

鳥取に出張。夜、何もすることがないので20時からのレイトショウで「容疑者Xの献身」を見た。主演はガリレオだが、この映画ではどう見ても堤真一が主役で、完全に福山や柴咲を食っていた。物語は推理小説としても面白いが、見た人は「献身」「無償の愛」という言葉の意味を考えさせられただろう。人はどんな形でも何かに貢献したいと思っている。それだけが切実に伝わる映画だった。

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2008年11月22日(土) グーグルアースを見て自分の貢献領域を知る

グーグルアースを見た。衛星の視点からぐんぐん近づいていくときの感覚は、パラシュートで落下するような生まれて始めての感覚だった。このまま地面にのめりこむかと思った。自分なんて地球規模から見たら塵みたいな存在だけど、同時に地表の上で他の塵みたいな人たちと一緒に生きているんだなあ、と感じた。少年野球のグランドが写ったとき、自分は地上のここで物語を描いているんだ…そう感じた。

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2008年11月21日(金) 実るほど頭を垂れる稲穂の美しさ

9月末で放送打ち切りとなったTVチャンピオン。今は『チャンピオンズ』という歴代チャンピオン達が彼らの力を必要としている人たちを助ける物語を放送している。その映像を観て驚くのはチャンピオン達の腰の低さ。本来彼らに助けてもらう依頼人の方が腰を低くしておくべきなのに、招かれた彼らの方が腰が低い。実るほど頭を垂れる稲穂かな。この仕草ひとつに彼らの一流振りが伺える。

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2008年11月20日(木) 農耕民族の特性と狩猟民的なマネジメント

日本人は農耕民族だ。また工業製品を作らせても一流だ。日本人は農産物や工芸品にいかに付加価値を付けるかに努力してきた。そのため品質管理とリスクマネジメント優先でインセンティブは二の次だった。米作り上手いエリアの製造業が良いものを作るのは根っこが同じだからだ。対して狩猟民である欧米人の付加価値は、獲物を取るか。そのための情報や配置など猟のため全体を見るマネジメントにある。

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2008年11月19日(水) 香林坊の焼き鳥屋の青年の生き方

金沢の香林坊の焼き鳥屋。夜遅い時間に焼酎を飲みに行くと、客は私一人。若い店主とカウンター越しに会話。「人が好きです。相手の世話をするのが嫌だとこの商売はできません。自分にしか出来ないことにプライド持ってやっています。自分のしたことで相手に喜んでもらうのが嬉しいです」。腰の低い好青年だった。奥さんと6歳の子供がいるという。昼間は別のバイト。ただし、「したいことはない」という。

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2008年11月18日(火) 余分なものの中にこそその人らしさが見える

糸井重里のインタビュー記事にその人が持っている「どうでもいいこと」を見ると、その人がよくわかるという。例えば素晴らしい筋肉より脂肪の量を見る。これが少ない人は節制し自分を苛めている人だし、多ければ怠惰で続かない人だということを示している。企業もその企業が持っている余分を見ればその企業がよくわかる。過剰な在庫、設備、売り場…そこからかつて見た夢やわかっていても手が打てない経営者の姿が見える。

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2008年11月17日(月) 声賭けをする秘訣は「主語をあなたに」。

某社の資料に目を通す。するとどの資料にも「主語をあなたに」のヘッダーが付いていた。トップが全社員に徹底したい習慣を刷り込むために書いているのだ。「私が…」「俺が…」のIメッセージを繰り返すより、「あなたは…」と語りかけることで、相手の立場に立ってモノを考えられるようになるという。YOUメッセージを多用すると、それだけで声がけが増える。そして、自分に入って来る情報量が増える。

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2008年11月16日(日) 千本ノックが打てるコーチは有難い

少年野球の指導者達を見ていると、本当に熱い人がいる。彼らは少年たちのプレイひとつひとつに細かいアドバイスを送る。鍛えられて、少年達はどんどん上手くなる。コーチというものはうるさいくらいで丁度良いのだと思う。自分は子供の頃から、そのようなコーチには一度もめぐり合わなかった。黙ってみている人ばかりだった。それが私には心地よかったが…いろんな指導者がいるからしっかり育つのだろう。

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