V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2008年07月09日(水) 社史は泥臭い言葉で語り継がれて価値がある

PILOTの説明を聞いていたら、意外と泥臭い言葉が出てきて驚いた。創業の頃は「日本人の心意気を示す」。キャップレスを開発した時は「コンチキクショウが発明の原点」。そして今でも通販業者と取引をしない現状を「やせ我慢している」。同社はハイカラなイメージがあり、「『書く』文化を伝える」と宣伝しているが、この言葉から伝わるのは泥臭い社風。だからこそ文化を伝えていく資格があると言えよう。

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2008年07月08日(火) 二極化と別の次元に存在するのは「アート」

PILOTのペンステーションを見学した。そこには「蒔絵(まきえ)」と呼ばれる漆塗りの技法を駆使した万年筆が多数展示されていた。この技術を万年筆に施すことで同社は世界的に認められたが、確かに息を呑む美しさだ。今でも蒔絵万年筆を発売すると依頼が殺到するらしいだが、これは製品ではなく作品(アート)である。アートは「高付加価値」でも「普及品」でもない、二極とは全く別の世界にある。こんな事業分野を持っている会社は強い。

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2008年07月07日(月) 般若のような顔したマツダのビアンテ

ホンダのクルマはよくわからないが、その異様でひと目でそれとわかるクルマがマツダにある。NEWビアンテで、そのライトのデザインはまるで般若の目のようだ。なんでわざわざこんな怖い顔にするの?と開発者に尋ねたくなるデザインだ。ただし、CMのキャラが劇団ひとりなのがアンバランス。ターゲット層はファミリーだと思うのだが…。豊かな時代の「とんがり目」は恐怖の象徴ではないのかも知れない。

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2008年07月06日(日) どれがホンダのフリードなのかよくわからない

ホンダのディーラの前を歩く。「フリード誕生」の幟が嫌でも目に入る。それを見て、事前広告を見ながら「どんなクルマなんだろう?」とあれこれ想像を巡らせてれいたことを思い出した。しかし、店の前のクルマを見てもどれがフリードなんだかサッパリ分からない。どれも似たようで、ホンダのクルマなのかどうかもわからないのだ。素人には新車かどうかの区別もつかないほど個性を失ったクルマ。売れないのは当然である。

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2008年07月05日(土) 97歳で半身不随の祖父がそれでも失わない誇り

97歳になる祖父を病院に見舞う。左半身不随だが、右手はしっかり動いた。握手をするとこれが力強い。元大工の祖父はその右手をトンカチを振り下ろす仕草をしながら「まだ大工仕事ができるぞ」と笑った。97歳で、半身不随なのに、それでも自分の腕に対する誇りは寸分と揺るがない。その強さに圧倒された。こんな状況になっても気弱にならない。それほど誇り高い仕事がしたいと改めて感じた。

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2008年07月04日(金) 目からウロコの新商品「寒天蜂蜜」

友人から伊奈食品工業の「寒天蜂蜜」を頂いた。一般の蜂蜜は美味しく栄養たっぷりだが、ドロリと垂れて手やテーブル、服などに着いたら拭き取るの一苦労するのが欠点だった。そこをこの寒天蜂蜜は寒天と混ぜることでゼリー状にすることに成功。硬すぎないところがミソでパンなどに塗る時もスプーンで軽く延ばすことができる。おまけに蜂蜜よりも淡い黄金色に輝いて美しい。まさに目から鱗の商品だ。

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2008年07月03日(木) 名古屋は東京のお下がりなのでしょうか?

一流企業のキャリアウーマンが東京から名古屋に転勤してきた。彼女は今、東京に帰りたがっている。彼女曰く「地方は東京の成功事例を普及させるだけ」「東京の下請け」「東京のお下がり事例ばかり」…。それくらい東京の方がクリエイティブだという。しかし東京は人が多すぎて住みにくいでしょ…と反論したら、「人が多いからこそ磨かれる」「人ごみに癒される」と言い返された。東京で成功する人は本質的にそういう考え方ができる人なのだ。

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2008年07月02日(水) 詳細な計画を立てる技術がもてはやされる理由

のびのびとした社風のO社。かつては「こんな結果を出すから」と上司とゴールイメージを共有すれば何をやろうと自由だった。また何かあったときは、上司は上層部に弁明してくれた。しかし昨今では稟議書を切らないと金が使えなくなったという。稟議書を切ることは、行動計画を「事前に」詳細化すること。つまり動きながら何かを発見するのではなく、「机上で組み立てた計画通りに仕事を進めろ」の文化に変わったことを意味する。決済の詳細化で、動いてから考える行動が失われつつある。

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2008年07月01日(火) 一緒に掃除するからわかる意外な掃除効果

掃除の効果についてあるマネージャと語る。曰く「皆で一斉に掃除をすると仲間に協力的な社員とそうでない社員がすぐわかる。またよく気がつく社員とちっとも気が効かない社員もよくわかる。そんな違いを見分けるために掃除やっているようなものだ」。確かに一理ある。単純な作業だからこそ、各自の資質が明らかになりやすいのだろう。ご尤も、と頷きながらできていない自分は内心ドキッとした。

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2008年06月30日(月) 自分の時間は何時から何時までですか?

某社の労組委員長が新入社員に尋ねた。「君の勤務時間は月曜から金曜の8:30〜17:00だ。土日曜は休みだ。さて、君の時間は何時から何時までだ?」。これに対しほとんどの新人は17:00以降と土日曜だと答える。が、これは間違い。正解は「全部」。勤務時間であろうとなかろうと自分の時間であることには変わりはない。仕事でも自分が創意工夫を施していけば、楽しく意義のある自分の時間になるのだ。

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