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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
横綱が小結相手に『けたぐり』。はじめて見た。勝てば勝ち方などどうでもいい、と考える外国人横綱ならではか。上の者は立会いは堂々と受けて立ち、横綱相撲で勝つ。それができなきゃ引退せよの美意識を、いくら外国人だとは言え、親方衆の誰もが教えていないのだろうか?そんなことだから全然客が来ないのだ。せめて稀勢の里には、それほどの圧力を横綱に与えたと自信を持ってほしい。
某社の営業企画が腕によりをかけて作ったのは『対戦マニュアル』。自社商品とライバル会社の同類商品との機能差を比較検討し、当社商品の優劣を示したものである。とりわけレーダーチャートを用いた比較表は圧巻。お客様に見せはするが渡すものではないこのマニュアル。表紙には『自社商品名VS競合商品名』の文字。文字通りの対戦マニュアルだ。こんな資料を手にした営業は心強い。
視察旅行にお客様を連れて行ったときの気配り。お客様一人当たり30万円の金を掛けて、豪勢なただ飯も食わせて、視察先にこれでもかというところを選ぶ。しかし、食事のときに気まずい感じの人の隣に座ったら、その価値は全部ゼロになる。これは某メーカーの常務の体験談だが、コンペチタの隣ではうまい飯もまずくなる。誰にどこに座っていただくか。只だからこそ、心してかからねばならない。
PDCAを回すために、部下に取り組みテーマを与えた課長がいた。どう取り組むかは部下に指示せず、考えさせて、提出するように求めた。すると、やることを一人で5つも6つも書く人や、過去にやったことを書く人、1年先のことを書く人1ヶ月先のことを書く人などバラバラな状態で提出された。「何でも書いてみろ」と指示したことの弊害。Pを作らせるには、考えやすく誘導することが必要なのだ。
ある人と話していたら、PDCAではなくて、CAPDの方がしっくり来るという。Doはどんなときも誰でもしているのだから、まずは今までのことを振り返って、そして拙い点を改善策を考える。改善策を考えたらその実行を計画化して、Doする。だから、いきなり計画を作るんじゃなくて、振り返りからはじめるべきなのだ…との主張。将来が現在の延長線上にある前提に立てばこの考え方は有効だね。
PDCAの文献を読んでいたら、部署によってSDCAが良いと書いてあった。SDCAのSはスタンダート=標準。マニュアル通りに作業したり、マイナスをゼロにする仕事に向いている。標準の実現に向けてDし、振り返って工夫する。この方がスタートが明確で、迷うことがない。世にPDCAと呪文のように言われているが、安易にPDCAといわず、もっと職場をうまく回すために深く考えている人が多い。
一緒に仕事をしているトヨタの課長が作る資料には、PDCAと書くとき、いつもDとAが小さい字で、PとCが大きくなっている。Cが怠りがちなのでそれを強調するためだ。以前本日記でCa不足を伝える工場のことを書いたが、それと一緒。Pが立派でもCAがちゃんと行われないと、カルシウム不足、いらいらの、集中力不足の原因になる。できる人はCの大切さがわかっている。
タバコを止めてから4.5ヶ月。9月半ばより二コレットも止めた。ただし、弊害がふたつ。ひとつはこれまでの喫煙所仲間が、この事実を知ると、皆妙に神妙な顔をする。別に「吸わないほうがいいよ」なんて言っていないのに、彼らに罪悪を感じさせてしまっている感覚が辛い。もうひとつは喫煙所で聞かれた草の根情報が入ってこなくなったこと。やっぱ、あそこでのコミュニケーションは貴重だ。
某社で、各部署が自部門の仕事をGW上に紹介する取り組みを進めている。特に面白かったのは物流部門のページ。客先での搬入状況をコマ送り写真で紹介していたり、スキャナーで読み込んだ顧客アンケートが張ってあったり。とくのそのアンケートにはお客様の言葉『指定時間どおりで大変助かりました』などの言葉の上に、上司の花丸◎サインが!。幼稚園のようだけど、とても楽しいページだ。
某社で新商品が出荷されることになった。メンバー一同工場に集い、テープカット。そしてクス玉割り…。このとき、クス玉は5,000円出せば買えたそうだが、部長の「そんなもの、手作りにせい」のひと言でわざわざ自分たちで作ったという。不器用でも自分の手で作ることが、いい思い出になる、愛情を感じさせる。口コミに乗ること部長はよく知っていたのだろう。これぞ、楽しい職場を作りの真髄である。
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