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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
サッカーを見ていて感心することが2つ。第一は子供と手をつないで入場すること。第二は試合後に相手の選手とユニホームを交換すること。どちらも誰がいつから始めた習慣なのだろう。スポーツマンシップの基本は「自分自身に対する誇り」と「相手に対する敬意」というが、子供と手をつなぐことが前者、ユニホームの交換が後者を現していると思う。他のスポーツに同様の習慣がないのが残念だ。
サッカーのユニホームは、シャツをズボンの中に入れるべきなのか、出すべきなのか?いろんなW杯関係の写真を観ているのだが、どっちが正しいのかわからない。その大らかさがサッカーの良さなのだろう。最近はポロシャツやTシャツをズボンの中に入れていると親父だなどと言われるが、どっちだっていいことじゃないか、とサッカーを見ながら言いたくなる。型に嵌めるのはよくないことだ。
サッカーの中田選手が引退した。引退文によると「何か伝えるためにサッカーをしていた」という。それを読みながら「果たして私は何を伝えるために仕事をしてきたのだろう…」と考えた。最近、「いったい私は何にこの命を捧げるのだろう」と何度も自問自答していた。まだ、私の答えは出ていないが、私利私欲ためではなく、責任を全うするために仕事をしていたという考え方は参考になった。
あなたは英語が話せますか?と聴くと日本人は「NO」という。一方外国人は「アリガト」「サヨナラ」だけが言えるだけで、「日本語ができる」と嘯く。出来ない部分を見るか、できる部分に焦点を当てるか。この違いがサッカーにも出ているとの論評が週刊文春に出ていた。1VS1になったときにドリブル突破でなくパス回しを選択するのは、逃げの姿勢だという。謙虚であることはピッチでは無意味なのだ。
クライアントの社長たちが次々とタバコを辞めている。この2年ぐらいの間で、8人くらいが辞めた。中には病気を契機にした人もいたが、見たところ「長期ビジョンが描けてタバコを辞めた」という人が多い。数年先の目標が描きそこから逆算したときに、体調とか考えて「タバコは無駄」と判断したのだろう。自分がタバコを辞められないのは、長期ビジョンがないからか。300円も取られて誠に情けない。
タバコが値上がりした。「300円でもタバコを買う」との調査結果を受け手のものだが、このアンケートに答えたのはいったい誰だろう?どう考えても「値上げをしてよいかどうか?」を判定するアンケートだとわかるはず。だとしたら、自分が500円でもタバコを買うと思っていても、正直に答えず300円になったらもう買わない!に○すればいいのに。自分の首を締めることがわかってなかったんだねえ。
昨日の続き。ヒヤリハットの用紙で驚いた第2は、「原因と思われること」を選択式にしていたことだ。選択肢は「よく見えなかった」「慌ててた」「心配事が頭にあった」「疲れていた」など11項目。このとき「なぜ疲れていたのか」→「なぜ?」→「なぜ?」と繰り返すと真の原因がわかる気がするが、実は担当者を精神的に追い込むだけ。振り返りはあっさりさせて、担当者の関心を未来に向ける。同社はそれができている。
某工場に「ヒヤリハット」と題した記入用紙があった。ヒヤッとかハッとしたことを申告させ、現場の安全性を高めるための手段だ。そして、その申告書で感心したのが2点。第1は「どうしたら回避できると思いますか」を本人が記入できるようになっていたこと。この欄があると、人は自分で対策を考えるようになる。理想的な結果に向かって「どうしたら」を問い続ける習慣が、同社には根付いている。
ワールドワイドに展開する某メーカーに学生が採用応募してくる。応募者のうち何人かは外国語がピカイチの人材。しかし、同社のビジネスは商品がハイレベルなため、一人前になるのに10年はかかる。すると、そのような語学達人をいくら採用しても、本人が10年間を辛抱できずに辞めてしまうというのだ。語学はビジネスの道具。その道具に縛られると、人は自分の首を絞めてしまうのだ。
TV局の経営者と飲む。現在の課題は、ビジネスモデルが大きく変わりつつあること。ブローバンド・バブルの時代は、放送と通信の境目がなくなり、広告収入だけに頼る経営が成り立たなく恐れがある。一方で、コンテンツ活用ビジネスや、イベント、ECなどのビジネスの可能性は拡大する。どこでどれだけ儲かっているのか。事業別にそれが見える局にしないと、機会を逸し完全に出遅れるであろう。
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