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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
業績好調部門の部内勉強会に参加した。当部とは天と地ほども違う緊張感に驚いた。この緊張感をかもし出したのは、司会役のサブリーダー。会が始まる前の挨拶で、当日の講師紹介をした後に、「そこで、後30秒の確認」と続け、「この勉強会は□□を目的に行っています」と、会の開催趣旨・目的を話したのだ。活動を形骸化させないために、「何のために」を常に忘れない心がけが重要なのだ。
ひなまつりにシュートケーキを買った。賑やかさを出すため砂糖でできた人形をケーキの上に載せることにした。オプション販売されているその人形は、動物がデザインされたものが130円。そしてマイメロディというサンリオのキャラクターを描いたものが同じ大きさであるにもかかわらず2倍の260円。これは本体のシュートケーキと同じ価格である。商売の付加価値は「情報の提供」に移っている。
銀座6丁目の夜10時。街角に軽トラックの荷台を店にした花屋があった。こんな時間に花を買う人は…そう、これからスナックに行く旦那たちだ。店に行くのに手ぶらではいけないというのだ。名古屋でしか遊んだことのない私はその感覚が理解できない。どっかの土産とか渡す社長さんはいるが、花は見たことない。おそらく生花の22時の出張販売は、日本中でも銀座でしか成立しないだろう。
「右手と左手を使い分けよ」とは、某社副社長の口癖だ。右手は戦術、左手は戦略という意味。戦術は短期目標達成のため、右手は長期目標達成のために使えというのだ。単年度計画の積み上げでも経営は成立し、利益を出し続けることはできる。が、長期的な戦略目標を持たないと人材育成やIT、商品開発などの課題はなかなか解決されない。長期計画の本質は投資計画。その重要性が今更ながらわかってきた。
人に好かれるには、人間の3大欲求である性欲・食欲・睡眠欲のどれでもいい、共通体験することだという。この欲求は本能であるがゆえに、人間の一番汚い面が出る。SEXはお互いの汚さ・恥ずかしさを認める行為だし、食べることも意地汚いことだし、寝ているときはいびきをかいたり寝相が悪くて人に迷惑をかける。だからこそ、これを共有することができれば親しみを感じるようになるのだ。
東京の辣腕営業マンと語らう。彼の流儀は「私という人間を知って欲しいので、今日はとことん私の趣味に付き合ってください」と客を誘うこと。彼が誘う先は、東京・上野にある温泉。ここでお客と風呂に入り、浴衣に着替えて一緒に食事をする。「胸襟を分かつ」状況を作らないと親しくなれないというのだ。泥臭いが、人は好きな人からしかモノを買わない。これは永遠の真実だ。
大学時代の友人と飲んだ後にスナックでカラオケを楽しんだ。歌った曲は当時の思い出のサザンオールスターズ。懐かしいメロディに乗せて、忘れていた思い出があれやこれやフラッシュバックする。それを楽しんでいると隣に座っていた女の子が一言。「引き出しもたまには開けないと開かなくなってしまいますもんね」。けだし名言。自分を取り戻すためには懐かしい友と語らうことが一番だ。
イチローが「試合前に久しぶりに野球をやっているんだ」という気分になったというWBCの日韓戦。日韓の戦いは、大学の早慶戦、プロ野球の巨神戦のように、野球でも選手をいつも以上に奮い立たせる何かがあるのだろう。そんなライバル国と、ハラハラする試合が見られることはをありがたいと思う。難をいえば殿下よりもサッカーのように若い人を巻き込んだイベントにできたらいいのに。
気持ちが相当滅入っていた夜。札幌の雑誌社の人に誘われて、すすきのにジンギスカンを食べに行った。しんしんと雪の降る夜に、無心に食べて気を取り直す。私が学生時代に雑誌社で編集のアルバイトをしていたこと、人生最初の原稿がサントリーのオリジナルジッポの広告だったことなどを思い出して話した。焼肉の匂いだらけになって私は精神的どん底の窮地を脱した。ありがとう、夕張出身の暖かい友よ。
新商品開発の企画案出しの指導をして半年。今日がその発表日だった。特に奇抜性のある案ではなかったから役員に受け入れてもらえるか心配だったが、お祭りのような盛り上がりを見せた。立役者は会の最初に挨拶した専務。「発表者のハート次第で同じことを言っても伝わり方が違う」という旨のことを伝えたので、プレゼンテータが一気に熱くなったのだ。その、場を飲み込む力量に圧倒された。
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