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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
気持ちが相当滅入っていた夜。札幌の雑誌社の人に誘われて、すすきのにジンギスカンを食べに行った。しんしんと雪の降る夜に、無心に食べて気を取り直す。私が学生時代に雑誌社で編集のアルバイトをしていたこと、人生最初の原稿がサントリーのオリジナルジッポの広告だったことなどを思い出して話した。焼肉の匂いだらけになって私は精神的どん底の窮地を脱した。ありがとう、夕張出身の暖かい友よ。
新商品開発の企画案出しの指導をして半年。今日がその発表日だった。特に奇抜性のある案ではなかったから役員に受け入れてもらえるか心配だったが、お祭りのような盛り上がりを見せた。立役者は会の最初に挨拶した専務。「発表者のハート次第で同じことを言っても伝わり方が違う」という旨のことを伝えたので、プレゼンテータが一気に熱くなったのだ。その、場を飲み込む力量に圧倒された。
最近読んだ本に「リーダーの法則はわかっているのに、なぜリーダーたる人がいないのか」という問いの回答があった。曰く「優れたリーダーシップは、ほとんどの人が払いたがらない代償の上にはじめて実現するものだ」。読んで唸った。私もいろいろ人のせいにして「もうやめた!」と叫びたくなることがある。そのとき理想のためにこらえきれる「心」の強さがあるかどうか。それがリーダーシップの本質だ。
民主党の謝罪はわかるが、辞めてまで責任を取らない対応に納得できない。例えは悪いが「死んだ犬を誰も蹴飛ばさない」という。切腹の文化を持つこの国では、一度潔く議員から引いてしまえばもう追求されることもないのが常だ。その方が心機一転新しい課題解決に向かえると思うのだが、結論の先送り続きでは民主党はますます頼りない。ああ、私は早く牛丼が食べたいし、偽装住宅を再建して欲しい。
福岡のキャナルシティに行った。店内には階段状ではない、動く歩道を斜めに立てかけたようなエスカレータがあったので驚いた。そのエスカレータに乗ると、店内の時間がとてもゆったりと流れているように見える。慣れたエスカレータの角度を変えるだけで、こんなにも景色が変わるのか。エスカレータ脇にはワゴンショップが並びこちらも楽しげ。トレンドスポットは定期的に覗いてみるものだ。
ユニセフの募金の呼びかけ。「毎月2,000円のご支援をいただけると…」→「たとえば1年間で、必要最低限の文房具一式を118人分、あるいは、はしかや下痢の余病、失明などから子供を守るビタミンAカプセル7,100人分届けることができます」。パンフには他に同3,000円、同5,000円のバージョンもある。上手い誘い方だが、本来はどんな商品でも同様の手応えが感じられる案内をすべきだ。
4点セットで真正面から自民党を追い込めるはずだった民主党。それなのに奇襲ともいえる一点突破の攻め方をし、哀れな墓穴を掘ってしまった。組織間抗争は、こんなミスから一気に形勢が逆転する。前原代表までもが1枚の「堀江メール」に頼ったということは、これだけ有利な状況下でも民主党執行部内に対自民戦略が何ひとつなかったことの証明だ。執行部は無策であることを恥じ、引責するべきだ。
「イナバウアー」。あの美しい技に惹きこまれた。得点にならない技だが、自分ならではのものを披露したくてプログラムに入れたという。得点にならないものは切り捨てる…学習でも仕事でも、そんな要領だけを追及した風潮がある中で、自分だけの、自分らしくいられる、自分を取り戻せる何かを持つことの大切さを荒川静香は教えてくれた。おめでとう!荒川静香。そして彼女を支えた人たち!
引退した辣腕経営者が、ソフトハウスの事業部長に再就職した。就任後オタッキーな社員たちに徹底したのは「大きな声で挨拶をしろ!」「5分前までに必ず出勤しろ!」「締め切りは絶対に守れ!」。いずれも躾だが、部長は「この3つが出来たら、後のことは皆その応用だ。だから、この3つだけを徹底してやれ」。他は応用に過ぎないとは大胆だが、実はその通り。見る視点・考える視点が卓越しているなあ。
名古屋に開店した魚料理専門店「魚こう」。案内状には、「料理長自らが日本全国の漁港を訪ねて地元漁師自慢の逸品を産直で仕入れております。また、その地方に根付いた“おふくろのお漬け物”も揃え、“ほっとする旨さ”も用意いたしました」。さらに、案内地図には「全日空さん」「トヨタ自動車さん」というように、目印の建物に「さん」付き。このように書かれると、きっと全日空やトヨタの人も行くだろう。
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