V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2005年12月23日(金) アキバ系と豊か過ぎるニッポン

友人が「アキバ系」の研究をしている。彼によればアキバ系の人は、アニメのカットがどれだけ萌えるかには関心があるのだが、その絵を生んだ作家とか、作家の考えていることにはとんと関心がないらしい。これは、「そこにある物体に反応するだけの動物と同じ現象」だという。豊か過ぎると人は物事の成り立ちとか背景を考えるのを止めてしまう。アキバに限らず、日本全体が陥っている現象だ。

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2005年12月22日(木) 即決即断の人

某大会社の部長に呼び出された。何かと思えば、同部門の来年の事業構想を聞かされた。その上で私に頼みたいことがあるといい「こんなことができるか」と問われた。「できます」と答えると、「アバウトでいい、いくらならできる?」と値段を聞かれた。いきなりの問いに戸惑ったが、回答したら即OKが出た。即決・即断。緊張した時間だったが、大企業でこの意思決定の速さ。まさにドッグイヤーだ。

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2005年12月21日(水) みどりチルドレン

フィギュアスケートの伊藤みどりが活躍した頃、今年代表を争った彼女たちは小学生だった。トップレベルの逸材がこんなにも揃ったのはみどりの影響力だろう。王・長嶋が桑田・清原に影響を与え、桑田・清原への憧れが松坂世代の逸材たちを多数輩出した。人に良い影響与えることは、なんと素晴らしいことか。私も一倉定先生に影響された一人だが、願わくば自分も後進に対し影響を与えたいものだ。

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2005年12月20日(火) 鳥肌が立って代表が決まる

五輪代表の座を賭けた女子フィギュアの熱い戦い。追い込みを見せた荒川・村主にも感心したが、安藤は無理をせず、無難にまとめた感じだった。これまでの持ち点の余裕からなのか、本番にピークを合わせた八文目モードなのか。今日に限っていえば、観ている者には安藤からは感動はなかったが、それでも代表になった。「先行逃げ切り」こそがマネジメントの基本だと改めて感心した。

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2005年12月19日(月) 家電量販店で2倍売る秘訣

家電量販店のデジカメ売り場でバイトしている大学院の教え子。彼女の売り方は「最初に希望するメーカーを聞いて」「次にそのメーカーで一番売れているモデルを勧める」。しかし、これだと人並み止まり。人の2倍売るには、まずお客様の用途を聞く。そして、その用途にふさわしい機能に魅力を感じるかを確認。その上で、それらを満たす機種を選んで薦める。そうすれば価格の高い機種でも売れる。

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2005年12月18日(日) わずか10円のオマケなのに。

味の良いたこ焼き屋に電話して、たこ焼きとお好み焼き、焼きそばを頼んでおいた。15分後、店に取りに行くと「にいちゃん、たった今できたとこやねん。2,300円ね」といわれ、2,500円を渡した。すると、おつり200円に「これ、電話代。毎度」と10円プラスした210円を手渡された。前に同じ体験したことがあったような…。「10円のおまけ」に公衆電話が当たり前だった頃を思い出し暖かくなった。

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2005年12月17日(土) クリスマスの本当の意味

雑誌に載っていたクリスマスの由来を読んで驚いた。キリストの誕生日だと思っていたが、誕生日には諸説あるらしい。それよりも、「冬至」を祝う祭りだったというのだ。冬至は日照時間が一番短い日。つまり、これから夏に向けてどんどん陽光が増してくる「始まりの日」。だから祝うのだが、これならば、宗派が違う中国人や韓国人も楽しむことに納得。日照時間が増えると思うと元気が出るね。

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2005年12月16日(金) だんだんぬくとくなってきた

大阪の下町の経営者の会で講演会。講演会に先立ってメーカーの経営者である会長から、ご列席の皆さんに挨拶があった。「景気がよくなって、大企業がよくなって、ここへきてようやっと、私たち中小企業もぬくとい感じがするようになってきました」。それを聞いて、驚いた。大阪の中小企業の社長から「景気が良い」という趣旨の言葉を聞いたのは何年ぶりだろう。景気は本当に良いみたいだ。

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2005年12月15日(木) V字回復できる会社・できない会社

2度の業務停止命令を受け、債務超過に陥っている30人のメーカーで「勝ち組になる会社なれない会社」の講演会を行った。驚いたのは若い社員も含め、30人全員が良い目をして聞いていたことだ。同社には強い商品がひとつあり、世に勝ち組といわれている取引先が多数ある。財務的に不遇でも強い商品がひとつあれば、社員はそこに希望を持ち、自分の思いを託す。同社はきっと復活するだろう。

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2005年12月14日(水) マネージャーは、かくありたい。

オリックスの仰木彬・前監督が亡くなった。彼の死を悼む報道は、どれも例外なく「野茂・イチロー・長谷川・田口」を育てた男として、彼を紹介していた。「リーグ優勝2回、日本一1回」という輝かしい実績よりも、「誰を育てたか」に焦点が当たる。マネージャと呼ばれる人にとってこんな名誉なことはないだろうだろう。「グランドで死ねたら本望だ」を貫いた生き様に、心から敬意を評したい。

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