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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
フィギュアスケートの伊藤みどりが活躍した頃、今年代表を争った彼女たちは小学生だった。トップレベルの逸材がこんなにも揃ったのはみどりの影響力だろう。王・長嶋が桑田・清原に影響を与え、桑田・清原への憧れが松坂世代の逸材たちを多数輩出した。人に良い影響与えることは、なんと素晴らしいことか。私も一倉定先生に影響された一人だが、願わくば自分も後進に対し影響を与えたいものだ。
五輪代表の座を賭けた女子フィギュアの熱い戦い。追い込みを見せた荒川・村主にも感心したが、安藤は無理をせず、無難にまとめた感じだった。これまでの持ち点の余裕からなのか、本番にピークを合わせた八文目モードなのか。今日に限っていえば、観ている者には安藤からは感動はなかったが、それでも代表になった。「先行逃げ切り」こそがマネジメントの基本だと改めて感心した。
家電量販店のデジカメ売り場でバイトしている大学院の教え子。彼女の売り方は「最初に希望するメーカーを聞いて」「次にそのメーカーで一番売れているモデルを勧める」。しかし、これだと人並み止まり。人の2倍売るには、まずお客様の用途を聞く。そして、その用途にふさわしい機能に魅力を感じるかを確認。その上で、それらを満たす機種を選んで薦める。そうすれば価格の高い機種でも売れる。
味の良いたこ焼き屋に電話して、たこ焼きとお好み焼き、焼きそばを頼んでおいた。15分後、店に取りに行くと「にいちゃん、たった今できたとこやねん。2,300円ね」といわれ、2,500円を渡した。すると、おつり200円に「これ、電話代。毎度」と10円プラスした210円を手渡された。前に同じ体験したことがあったような…。「10円のおまけ」に公衆電話が当たり前だった頃を思い出し暖かくなった。
雑誌に載っていたクリスマスの由来を読んで驚いた。キリストの誕生日だと思っていたが、誕生日には諸説あるらしい。それよりも、「冬至」を祝う祭りだったというのだ。冬至は日照時間が一番短い日。つまり、これから夏に向けてどんどん陽光が増してくる「始まりの日」。だから祝うのだが、これならば、宗派が違う中国人や韓国人も楽しむことに納得。日照時間が増えると思うと元気が出るね。
大阪の下町の経営者の会で講演会。講演会に先立ってメーカーの経営者である会長から、ご列席の皆さんに挨拶があった。「景気がよくなって、大企業がよくなって、ここへきてようやっと、私たち中小企業もぬくとい感じがするようになってきました」。それを聞いて、驚いた。大阪の中小企業の社長から「景気が良い」という趣旨の言葉を聞いたのは何年ぶりだろう。景気は本当に良いみたいだ。
2度の業務停止命令を受け、債務超過に陥っている30人のメーカーで「勝ち組になる会社なれない会社」の講演会を行った。驚いたのは若い社員も含め、30人全員が良い目をして聞いていたことだ。同社には強い商品がひとつあり、世に勝ち組といわれている取引先が多数ある。財務的に不遇でも強い商品がひとつあれば、社員はそこに希望を持ち、自分の思いを託す。同社はきっと復活するだろう。
オリックスの仰木彬・前監督が亡くなった。彼の死を悼む報道は、どれも例外なく「野茂・イチロー・長谷川・田口」を育てた男として、彼を紹介していた。「リーグ優勝2回、日本一1回」という輝かしい実績よりも、「誰を育てたか」に焦点が当たる。マネージャと呼ばれる人にとってこんな名誉なことはないだろうだろう。「グランドで死ねたら本望だ」を貫いた生き様に、心から敬意を評したい。
友人を誘って、静かな地下室のSUSHI-BARで忘年会。マネージャに挨拶すると、なんと私の名前を刻印した箸箱が出てきた。以前来てからかれこれ1年近く経っているのだが、随分前に作っておいたのだという。そして中から箸を取り出してまたびっくり。箸にも私の名前が彫ってあったのだ。こんな箸を作ったのならば、ひと言そう言ってくれれば、もっと早く来たものを。しかし、嬉しい心配りだ。
最近、ブログが何万と多発していて、閉口していることがある。それは、キーワード検索をしたときに、肝心の企業情報とか、新聞記事にヒットせずに、検索結果としてブログばかりが上位に来てしまうことだ。客観的な情報とか、一般的な情報を手に入れたいときに、個人的偏見に満ちた情報ばかりが出てくるのは、なんとかならないものか。ブログと一般サイトが分けられると一番良いのだが。
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