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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
元経営者だったオッサンと話す。オッサン曰く「私は東京から大阪まで飛行機で行くようなビジネスマンは信用しない」。なぜならば「その間、乗換えや待ち時間など、時間が細切れになり何もできない。しかし新幹線なら3時間近くも本も読めるし休むこともできるからだ」。私の師匠も新幹線派だったが、理由は「飛行機に比べ時間が狂わないから」。交通手段選びにもいろんな理由があるものだ。
誤送信などの事故が相次いでいる某社。原因はFAXが高機能化しすぎてイージーミスが発生しやすいことだ。そこで同社の責任者は、特定先に送信する安い専用FAXを1台追加してはどうかと思案した。モンキーよりスパナという考え方だ。モンキーはどんなサイズにも合わせられるが、スパナほど強力に締められない。「確かな仕事をするときはスパナを多数揃えた方がいい」は製造現場の常識だ。
久しぶりにコンペで敗退。ピアニストのフジ子・へミングさんの「確実に弾くのがいい演奏だと思わない。間違ってもいいから、他人に弾けない演奏をしたい」という言葉に憧れ、敢えて要求仕様書を若干逸脱した提案をしたのだが、要求通り仕上げた他社に敗れた。しかしこの案件を通して仲間とブレストしたり、部下たちの調査能力の高さがわかったり成果も多い。全力を出し切って負けてサバサバだ。
最近、いろんな人が作ったパワーポイント製のプレゼンテーション資料を目にする。共通しているのは色使いが綺麗なこと。特に目立つのは紺とグレーの「ドラゴンズブルー」。グレーの使い方が絶妙な「タイガースカラー」。エンジとイエローの「イーグルスカラー」など、使う色の範囲を限定し落ち着いた色の濃淡による組み合わせで構成していること。「癒し」ブームはビジネスの場面にも浸透している。
ある人から紳士服の展示即売会開催の相談。この人は紳士服と縁のない会社だが、縁故先から人を集めてやって欲しいと持ちかけられたらしい。やめた方がいい!と口から出かかかったが…紳士服を売るのに紳士服だけ見せるなら青山とかどこでも可能。紳士服+情報を売るなら可能性も…。紳士服を求める人はどんな情報が欲しいのか…?結局「ダンディ講座との抱き合わせ」でやったらとアドバイスした。
某ゴルフ雑誌にこんなページがあった。ゴルフを覚えたい女性は連絡先と写真を添えて編集部に送る → 一方、ゴルフを教えたい男性は同じく連絡先と写真を添えて編集部に送る → 応募した女性は応募男性の中から、教えて欲しい人を選ぶ → そして編集部立会いのもと、男性は女性にレッスンする…。これってすごい出会いの場つくり。出会いがビジネスになるってこんなことを言うのだ。
猪口大臣が就任の記者会見で「長年やってきたことが評価された」と語ったという。そして就任の記念撮影はあのドレス…。確かに信念を通してきた人なのだろうが、なんか猛烈に違和感。言葉とドレスだけみていると、まるで叙勲ときの喜び声みたい。「私は悲願に到達した!(I am arrived!)」って言っているみたいで。新しいPOSTの担当大臣なのだからGoalじゃなくて、これからが始まりなんですが…。
週刊誌に載っていたボビーの名言。「我々がプレーする唯一の理由は『ファンのため』であるべきだ」。これを自分の仕事に応用すると「我々が一生懸命仕事をする唯一の理由は『お客様のため』であるべきだ」。唯一の理由をそう思えたら素晴らしいなあ。こんな宣言をして最下位に沈みっぱなしだったら仕事する理由を喪失し、格好が使かない。これも、選手の底力を引き出した要因だろう。
空想だが…ロッテの選手はドラフト指名されたときどの程度喜んだのだろう?自分は運がない…と神を呪ったりしなかっただろうか?18連敗…開幕11連敗…合併話…野球ができるだけ幸せなどと自分を慰めたりしなかったか。そんなチームが優勝することはいいことだ。対戦チームの空き日程等好条件にも助けられたが、お荷物と言われた球団のどん底からの逆襲撃に野球ファンは救われた。
ある会社が社員寮を『寮』と呼ぶのをやめて『レジデンス』と呼ぶことにした。「レジデンス完備」として新入社員を一人でも獲得するためだ。こうした言葉の違いはイメージを大きく変える。老眼鏡と呼ばずに『シニアグラス』。写真館と呼ばずに『スタジオ』。歌手と言わずに『アーティスト』。65-75歳は高齢者でなく『ハイパーミドル』。補聴器も質屋も、呼び名を変えてイメージを変えた方がいい。
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