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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
ブランドの作り方。まず「誰の何のために」を固める。次に技術を確立し製品(サービス)を作る。このときQ(品質)C(価格)D(納期)E(環境)にこだわる。その製品にソフトを注入する。ソフトとはS(付加サービス)M(メンテナンス)Ch(チャネル対応)PD(デザイン)。こうしてできたものを「誰の」の誰に届くようプロモーションする。そうすれば製品は指名買いされる商品に育つ。
TVで某市が映った。その市の概要が紹介されたとき、代表的な産業は斜陽産業であり、その他の各産品、歴史的遺産、観光資源はいずれもより優れた地区が他に存在する2番以下だった。2番の産業はいくら主張しても魅力に乏しく、「腐っても鯛」の例のように斜陽でもNo.1の方が魅力的移る。街も勝ち組と負け組に分かれる時代。他にはない一番産品、一番事業を育てないと人は集まらない。
マーケティング・コンセプトは簡単に言うと「誰の何のために」だ。そこで土木建設業の「誰の何のために存在するのか」を考えた。「国土交通省のため」ではなく「国民の安全のため」となった。しかしもっと突き詰めて考えるとその町で暮らしている人が「あぁ、ここで暮らしてよかった」と思う誇りのために存在しているといえるのではないか。建設業はそこで暮らす人の誇りを創っているのだ。
UFJ銀行が三菱東京銀行と三井住友銀行との三角関係にある。それがよほど面白いのか、NHKの「こどもニュース」でも取り上げらるほどのネタだ。UFJってこんなにも人気があったんだ、と気付かされた。それはUFJの持つ不良債権を割り引いても、なお魅力的で将来性のある融資先・預金者が基盤とする名古屋・大阪には多いということだ。旧財閥の及ばない当該地区の強さを改めて知る思いだ。
製造業や建設業はサービス業に潜在的に憧れている。なぜならば、サービス業の商品は消えてなくなるため、年度始めに今期の売上の何割かがリピートオーダーとして見込めるからである。したがって製造業がメンテナンスなどに力を入れていくとき、経営者は「我々はサービス業だ」「我々は製造サービス業だ」と宣言する。社員の意識を変えるには、こうして定義を変えるのが有効だろう。
最近はコーチングの仕事が多い。社員1時間程度なのだがこれが経営者相手だと、1人3時間かかる。コーチングは意思決定のお手伝いであり、一方的に何かを言うアドバイスとは違う。よって情報を集めるのに時間がかかるのだが、経営者の問題は複雑で多岐に渡るから慎重に熟慮せねばならぬ。そのため、終わったあとはグッタリ。社員を1日6人こなしても大丈夫だが経営者は2人はできない。
ロードレーサとすれ違う。昔は水分補給の専用の水筒を積んで走っていたが、今じゃペットボトルをそのまま積んで走っているようだ。そこでふと考えた。いったい一日に何本のペットボトルを消費するのだろうか。私でもお茶2本とヘルシア1本は確実。これで500円。4人家族なら…2,000円/日。月6万円!!!!。カミサンは家計簿をつけるといっているが、気がついた人から水筒の存在を見直すだろう。
幼児のおもちゃに『メルちゃん』という着せ替え人形がある。赤ちゃんの人形で、ベビーカーに乗せて押すこともできる。そのメルちゃんはお風呂に入れると頭髪が茶色からピンクに変わる。風呂の温度となる36℃〜の環境下では発色が変わる染料を使っているからだ。ところが最近、部屋の中でもメルちゃんの頭髪はずっとピンク色だ。壊れたのではない。外気温が36℃を超えているからだ。
ウッカリ車の鍵を側溝に落としてしまった。水は流れていなかったが、蓋がビッシリ嵌めてありどうにも開かない。場所はど田舎の小さなスーパーの前。いろんな人がいろんな道具を持って集まってくださったが埒が明かず。炎天下で2時間ほど悪戦苦闘し、諦めかけたところに通りがかった金髪の兄ちゃん。水道工事人だといい、特殊な工具を使って蓋を開けてしまった。地獄で仏とはこのことだ。
倒産寸前から立ち直った会社に勤める友人と会った。友人は再建の経緯を話しながらふと「一人の男で会社があんなにも変わるとは」とつぶやいた。男は建直しの功労者である取締役本部長。この人は米国のグループ会社で成功し、その実績を買われて国内の建直しを請負ったのだ。以後、戦略を変え組織を変え、売上を大きく伸ばす。「たった一人の男が…」部下からそんなふうに言われてみたいものだ。
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